ウエンツ瑛士がMCを務める特別番組『初恋クラシック』が、8月23日(土)14:57よりカンテレで放送されます(関西ローカル)。
クラシック音楽への“初恋”をお届け!

この番組は、この夏、まだクラシック音楽の魅力に出会えていない方に音楽への“初恋”をお届けする音楽バラエティ番組。

なんと今回は、随所に大阪交響楽団の生演奏を交えながら、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子、ガールズグループ・ME:Iのメンバーで、クラシック音楽や声楽を学んだ経験もあるSHIZUKUが、“初恋キューピッド”として、それぞれの得意分野からクラシック音楽の魅力と恋の仕方を熱くプレゼン!

芸人の傍らベーシストとして活躍するもののクラシックは初心者という野性爆弾・くっきー!と、クラシック音楽歌手でソプラニスタの岡本知高も参加し、“ハードルが高い”イメージを持つ人が多いクラシック音楽に、視聴者が “初恋”となるきっかけをお届けします。

ウエンツ瑛士とくっきー!が指揮者に!?
番組序盤に、ウエンツ瑛士とくっきー!が指揮者に挑戦。大阪交響楽団によるビゼーの『カルメン』でタクトを振るという大役に、ウエンツは「正直ちょっと震えていた」と、本番直後に心境を語ります。

プロフィギュアスケーターの村上佳菜子は、2014年ソチオリンピック代表選考がかかった『2013年全日本フィギュアスケート選手権』の自身の演技映像を交えながら、いかにクラシック音楽が競技人生を支えてきたのかをプレゼン。自身が大切にしてきた曲が大阪交響楽団によって生演奏されると、体を揺らしながら聞き入り、「この曲でなければオリンピックには行くことができなかったかもしれない」と、曲への深い思いを明かします。

SHIZUKUは、K-POPにおけるクラシック音楽のサンプリングを紹介。韓国のガールズグループBLACKPINKの『Shut Down』を始め、自身の所属事務所の先輩である日本の11人組グローバルボーイズグループJO1の『BE CLASSIC』を例に挙げ、「敷居が高いと感じるクラシック音楽を、K-POPを入り口として身近に感じてほしい」と語ります。プレゼン終盤には、SHIZUKUがくっきー!に意外なプレゼントを手渡す一幕も。
学生たちのひたむきな演奏と情熱に感動

番組終盤では、6月8日に大阪・関西万博の会場で開催された音楽の祭典『いのち輝く吹奏楽』に出場した箕面自由学園高校“GOLDENBEARS”をはじめとする高校生たちの密着VTRを全員で視聴。ソプラニスタの岡本知高は、自身の学生時代と彼らの姿を重ね合わせ、涙を流す場面も。学生たちのひたむきな演奏と情熱に、スタジオの出演者一同も心を打たれ、感動に包まれる中で番組は幕を閉じました。
収録後に、ウエンツ瑛士、くっきー!、岡本知高、村上佳菜子、SHIZUKUが取材会に参加。収録の感想や番組の見どころを聞いてみました。
くっきー!「無マイナスな時間でした」

――収録を終えた率直な感想を教えてください。
ウエンツ瑛士 とても豪華な時間を過ごすことができました。クラシックは敷居が高いイメージもあると思うのですが、演者の皆さんのプレゼンや、実際に生演奏を披露してもらうことで、普段はコンサートに行かないと聞けない、その生の良さを感じることができました。これだけ間近に体感できると、やっぱり音楽の素敵さもより伝わったのではないかと思いました。
くっきー! 今までの自分の生活において、なかなか携われることのない皆さんと携われたので、非常に有意義なプラスでしかない。無・マイナス、無のマイナス、マイナスがない。無マイナスな時間でした。無マイナスって言います、僕は。無マイナスな時間でした。
――収録を通して改めて感じたクラシック音楽の魅力を教えてください。
岡本 我々はクラシックを演奏する楽しさを知ったうえで、視聴者の皆さんにもクラシック音楽に少しでも親しんでいただけたらと思います。我々がどんな想いで演奏し、楽しみ、感動しているのか、それは日常の何気ない生活の中から生まれ出てくるものだというのが前提にあります。青春時代は吹奏楽部で僕もトレーニングをいっぱいして、今自分が歌手でいることがとても不思議だったりするんですが、音楽を通じた出会いがあったり、知らない世界を見ることができたりと、音楽が人とつなげて下さったということが、おそらく視聴者の皆さんにも共通するものではないかと信じています。

村上 私はありがたいことに、当たり前のように身近にクラシック音楽があり、フィギュアスケートはそれを聞いて表現する競技なのですが、今回改めて皆さんがどのように曲を使って、どのような気持ちで聞いているのか、演奏されているのかを知ることができました。そのうえで、表現につなげていくと、また違った見方で表現ができたり、皆さんが伝えたい思いを私たちが体にのせて表現することで、色々な人に伝わっていくのではないかと思います。もう一度クラシック音楽を見直したいと感じました。

SHIZUKU クラシックはすべての音楽の起源であるからこそ、意外と身近なところや普段自分が何気なくいるところで触れていたりするので、敷居が高いな、あまりなじみがないなという方は、身近なところからクラシック音楽を感じてほしいと思いました。自分は学生時代に音楽を通して、色々な経験や感情といった部分でたくさん成長させてもらったので、この番組を見てくれた人が少しでもクラシックの魅力を知って人生が明るくなったり、人生が変わるきっかけになったらいいなと感じました。
岡本知高「(この5人で)一緒にファミレスとか行ってみたい」
――今回出演の皆さんは、様々なジャンルでご活躍の異色のメンバーがそろっていますが、収録を通して感じたお互いの印象を教えてください。
岡本 一緒にファミレスとか行ってみたいなって思いました。多分楽しいと思う(笑)。

(一同笑)
くっきー! 合わないジャンルですけど、なんか合いますよね。
村上 たしかに!
ウエンツ それぞれのジャンルにすごく興味がわきますね。さっきみんなでクラシックのコンサート行きたいって話してましたよね。
SHIZUKU 行きたいです!
ウエンツ そういう意味では岡本さんはもう置いといて……。
岡本 なんで!(笑)
ウエンツ 岡本さんはもう演者側じゃないですか(笑)。SHIZUKUさんはコンサートを見る上での先輩というか。
岡本 でも彼女(SHIZUKU)も声楽を勉強してらっしゃったもんね。
SHIZUKU そうですね。
ウエンツ なので岡本さんとSHIZUKUさんのお二人は、クラシックコンサートを見る上で先輩として色々情報をくれそうだなと思いました。
村上 たしかに! 教えてほしい!
岡本 今回のオーケストラ(大阪交響楽団)の皆さんが舞台に立った姿もまた拝見したいですよね。
くっきー! なんか始めます? 新しく楽器とか。
ウエンツ クラシックにします?
SHIZUKU ロックとかですか?(笑)
くっきー! ……アカペラとかでいいです?
(一同笑)
岡本 難しいよ~アカペラは(笑)。
ウエンツ こんな感じでずっとしゃべってます(笑)。
SHIZUKU(ME:I)「“音楽を通して人生を変えてもらった”ことを痛感」

――視聴者の方に、今回の番組のご自身が考える一番の見どころを教えてください。
SHIZUKU 私はよく“音楽を通して人生を変えてもらった”といった言葉を聞くことが多いのですが、それを今回すごく痛感しました。密着映像を通して、吹奏楽部の子たちが頑張っている姿を見て、音楽でここまで人生が熱くなる瞬間はなかなかないですし、私自身もすごく胸が熱くなって、音楽に対する思いが改めて強くなりました。この番組を通して音楽の熱さというものを感じていただけると思います。
くっきー! (今回の出演者は)この芸能界における、うそをつけない5人やと思うんです。ピラミッドの一番てっぺんですね(一同笑)。そういう5人がしっかり感動してるし、笑うし、興奮もするという、本気の感情を見ていただければ伝わるもんだと思いますので、どうぞ僕たちの表情も共にご堪能ください。
村上 私も今日改めて生演奏で聞いたり、映像を見たりして、自分が滑っていた時を思い出しました。当時を思い出して緊張したり、その時の感覚を思い出したりするのは、やっぱり音楽の魅力の一つでもあると思います。皆さんにもきっと思い出の中に大切な曲があると思うのですが、それを思い出すきっかけになってほしいなと思いますし、それを創り出している皆さんの言葉や、頑張る姿を改めて見ていただく機会になればいいなと思います。
岡本 僕は『初恋クラシック』を見ていただいたら絶対キュンキュンすると思うので、めっちゃオススメです!
(一同笑)

ウエンツ やっぱりテレビなので、音楽を映像で見るっていう良さがすごくあると思っています。やっぱり今は手軽に音楽が手に入りますし、流し聞きする瞬間もあると思うのですが、これはテレビのいいところで、その時間にチャンネルを合わせて、目で演奏者の表情や聞いている側の表情を見ながら、音を聞けることは、すごく貴重な機会なので、自分が音楽に対してどのような感情を持つのかを知ることができる番組になっていると思います。
番組概要
『初恋クラシック』
放送日時:8月23日(土)14:57~15:57
放送:関西テレビ(関西ローカル)
MC:ウエンツ瑛士
出演:くっきー!(野性爆弾)、岡本知高、村上佳菜子、SHIZUKU(ME:I)、大阪交響楽団
※放送内容は変更の可能性があります。予めご了承ください。