バスケットボール元日本代表・辻直人選手が群馬小児医療センターを訪問! 「スリーピース」活動で総額78万円超を寄付

バスケットボール元日本代表でB.LEAGUEの群馬クレインサンダーズ所属の辻直人選手が長年取り組んでいる社会貢献活動「スリーピース」について、2025年8月31日(日)に群馬県の群馬小児医療センターを訪問し、寄付・寄贈式典が執り行われました。

出典: FANY マガジン

総額78万円超を子どもたちへ寄付

2024-25シーズン、辻選手がコートで成功させた3ポイントシュートは127本に上りました。この3ポイントシュート1本につき3,333円が積立金となり、合計423,291円が捻出されています。さらに、試合会場でファンの皆様から寄せられた温かい募金359,527円と合わせ、総額782,818円が寄贈品と寄付金として、病気や怪我と闘う子どもたちへ贈られました。

この「スリーピース」活動の原点は、2018年に辻選手が闘病中の少年と出会ったことにあります。それ以来、「バスケットボールを通じて、社会貢献を!」という理念を掲げ、2019年から毎年、子どもたちへの支援を継続しています。

出典: FANY マガジン

贈呈式は、群馬県の群馬小児医療センター浜島院長をはじめとする病院スタッフの皆様に温かく迎えられ、和やかな雰囲気の中で執り行われました。辻選手からは目録が手渡され、病院からは感謝状が贈呈されています。式典後には院内を見学し、子どもたちと触れ合う貴重な時間を過ごしました。

出典: FANY マガジン

辻直人選手が語る「スリーピース」への想い

今回の活動を終え、辻選手からコメントが寄せられています。

「この度はスリーピースの活動として群馬小児医療センターの皆様、受け入れてくださり誠にありがとうございました。また、実際に子供たちと触れ合う時間を作ってくださり、会話もできたことでこの活動を通じて知り得たことや、もっと多くの方に伝えたいと改めて痛感しました。いつも思うことは、僕が皆さんの力になりたいと思っていますが、こうして実際に子供たちと会うと逆に僕が力を貰えます。もっともっと頑張らないとな、頑張りたいなと思わせてくれます。このような想いを僕だけでなく、一緒にこの活動を実施してくれる選手を引き続き増やせるように尽力して参ります。またご支援してくださっている企業様も少しずつ増えてきていますのでより多くの方とスリーピースを普及していきたいです。最後になりますが、オープンハウスアリーナにて募金をしてくださった皆様もありがとうございました。皆様の想いが子供達の力になっています。2025−26シーズンもスリーピースの活動を続けていきますので、今後も引き続きご協力いただければと思います」。

「スリーピース」に込められた3つの願い

「スリーピース」活動は、「バスケットボールを通じて社会貢献を!」という理念のもと、2019-20シーズンより開始されました。辻直人選手が試合で3ポイントシュートを1本成功させるごとに3,333円を積み立て、その資金を病気で長期入院している子どもたちや児童養護施設の子どもたちにスポーツ用品や学習用具として寄付することを目的としています。
この活動名には、以下の3つの意味が込められています。

• Peace(平和):活動を通じて、互いを思いやる気持ちが広がり、世の中がより平和になることを願っています。
• Piece(パズルのピース):活動に関わる子どもたち、辻選手、そして応援してくれるファンの皆様の三者が組み合わさることで、社会に良い影響を与えることを期待しています。
• ピースサイン:多くの人々の笑顔が増えることを目指しています。

今後は、辻選手一人にとどまらず、バスケットボールプレイヤーをはじめとしたアスリートの方々や、ジャンルの異なる様々な方々とも連携し、支援の輪をさらに大きくしていくことを考えています。それぞれが「ピース」となり、できることで「ピース」を生み出し、平和な世の中の一翼を担うことを目指しています。

スリーピースInstagram:https://www.instagram.com/tp.project.3333/