『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』 “完璧な自分”を脱却してコンセプト評価1位に

日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の本編♯9が6月3日(木)に無料動画配信サービスGYAO!で配信されます。今回は、最新回をより楽しむために、5月27日(木)に配信された♯8をプレイバック。上位20人に王手をかける「コンセプト評価」で1位を勝ち取ったのは――。

出典: FANY マガジン
出典: ©LAPONE ENTERTAINMENT

これまでの『SEASON2』

今回のシリーズから、国民プロデューサー(視聴者)がオンライン上で練習生を評価する新システム「オンタクト能力評価」を採用。まずは、レギュラー配信番組のスタート前に101人から60人に絞られると、練習生たちは「グループバトル評価」で対戦。6人1組の10グループに分かれ、課題曲を披露しました。

その後の個人総合順位によって上位40人にまで絞られた練習生たちは、次なる課題「ポジション評価」に。ボーカル、ラップ、ダンスの3つのポジションから選んで、チームごとに競います。課題の結果で得られるベネフィット(加算票)によって大きく変動する順位。動揺する練習生たちの前で、新たな課題「コンセプト評価」が明らかにされました。

マッチング投票でチーム決定

「コンセプト評価」では、練習生のパフォーマンスする曲が、国民プロデューサーの投票(マッチング投票)によって決まります。課題曲は、このために作られたオリジナルの5曲。

練習生たちはマッチング投票の結果が出る前に、まずは自分で曲を選び、チームで練習を始めます。つまり、国民プロデューサーたちが自分にどの曲をパフォーマンスしてもらいたいと思っているのか予想して曲を選ぶのか、あるいは、自分が挑戦してみたい曲を選ぶのか――判断を迫られることになるのです。

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正式なチーム編成が決定するマッチング投票の結果発表は3日後。本編♯8では、その再編成されたチームの全貌が明らかに。楽曲ごとのメンバーは、以下のようになりました。

『Goosebumps』
池﨑理人、上田将人、小池俊司、笹岡秀旭、田島将吾、中野海帆、西洸人、西島蓮汰
(中野、西島の2人が変動)

『A.I.M (Alive In My Imagination)』
ヴァサイェガ光、栗田航兵、小堀柊、髙塚大夢、テコエ勇聖、福田翔也、藤牧京介、村松健太
(小堀、髙塚、テコエ、福田、村松の5人が変動)

『STEP』
飯沼アントニー、井筒裕太、大久保波留、大和田歩夢、阪本航紀、佐野雄大、篠原瑞希、寺尾香信
(井筒、大和田、阪本、佐野、篠原、寺尾の6人が変動)

『SHADOW (Slip Inside)』
後藤威尊、小林大悟、許豊凡、髙橋航大、平本健、松田迅、松本旭平、森井洸陽
(髙橋、平本の2人が変動)

『Another Day』
飯吉流生、内田正紀、太田駿静、尾崎匠海、木村柾哉、仲村冬馬、福田歩汰、四谷真佑
(太田、仲村、木村、福田の4人が変動)

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人の心を動かすダンス

いよいよパフォーマンスがスタート。『SHADOW (Slip Inside)』を歌ったのはチーム「陰-IN-」です。『Goosebumps』メンバーの投票によって、センターに抜擢されたのは髙橋。チーム変動で悩んでいた彼でしたが、光を見出します。一方、小林はセンターにかけていただけに涙。同じく、センターを狙っていた後藤は「そこで120%出したろ、という気持ち」と前を向きました。

チーム内で特にトレーニングに励んでいた森井は、トレーナーのDA PUMP・KENZOから「上手くなっている」と褒められます。さらに、ダンス的には足りない部分があるとしながらも、「人の心を動かすダンスができるんじゃない」と声をかけられました。一方、平本は、トレーナーのKEN THE 390から不安だったラップを褒められたことで自信に。レコーディングも順調に進んでいきました。

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チーム「はねむぅ~ん」は、『STEP』を披露。大和田は、楽曲の“キュートさ”に寄り添うダンスを意識しますが、照れが出てうまく表現できません。悩みを抱える彼でしたが、トレーナーの仲宗根梨乃からチャンスを活かす重要さを説かれ、前向きに取り組むようになりました。

センターになったアントニーは、「ポジション評価」を経てベネフィットの重要性を改めて感じ、練習にも熱が入ります。一方で、センターを逃した大久保は自信を喪失、練習に力が入りません。井筒や篠原が「楽しもう!」と鼓舞すると、涙ながらに自信のあった“表情”がうまく表現できないと吐露する大久保。全員が寄り添い、チームワークを深めていきます。そして本番前日、トレーナーから練習量や完成度の高さを褒められた彼ら。吹っ切れた様子でステージに向かいます。

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「全員デビューさせる気持ちでやってんの」

チーム「B.Q.N(バキューン)」は、『A.I.M (Alive In My Imagination)』をパフォーマンス。メンバーのなかで、ダンスの振り付けが覚えられず、大幅に遅れをとったのは村松。KENZOは、それを見逃しません。村松が、いろんな自分を見せているにもかかわらず順位は落ちていくばかりで、どこかにあきらめがあったと明かすと、KENZOは「順位なんて気にしてねぇんだよ。俺は初めから101人全員デビューさせる気持ちでやってんの!」と熱い言葉をかけました。

練習生の間にも壁があったようで、チームには不協和音が鳴り響きます。話し合いを進めるなかで、結束を高める一同。吹っ切れた気持ちで本番に臨んだ彼らに、トレーナーの菅井秀憲は「いろいろあったみたいだけど、これを見て、とてつもないどん底に落ちたときに、人って変われるんだって思った」と語りました。

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粒揃いのメンバーが揃ったチーム「八men鳥」は、『Goosebumps』を歌います。池﨑は、自身初となるリーダーに立候補。センターは、再編成前から引き続き、西が担うことになりました。レコーディングで不安を抱えていた田島が、ここで急ブレーキ。これまで高順位をキープしてきた彼ですが、「完璧な自分」を求めるが故に迷いが……。紆余曲折ありながら、最後には「本当の自分」をさらけ出すことができました。

一方、中野はボーカル面、西島はダンス面に不安を抱え、リーダーの池崎も焦りで号泣。トレーナーの青山テルマは、そんな面々に「落ち込んでいる自分って弱いなって思っちゃダメ。アーティストは、みんなセンシティブ。落ち込むときのほうが多いから表現力がある。強い自分になれるのは、弱い自分を認めてあげるからだよ」と声をかけました。

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スニーカーの“汚れ”でわかる練習量

チーム「Freshers」は、『Another Day』をパフォーマンス。全員がセンターに立候補しましたが、リーダーの木村が担うことに。さらに振り付けを指導するなど、フル回転でチームに尽力します。そんななか、トレーナーの仲宗根やKENZOから、福田が遅れをとっているとの指摘が。KENZOは、木村と福田のスニーカーの“汚れ具合”を比較し、それが「答え(練習量の違い)」だと言います。優しく彼を鼓舞するほかのメンバーに、ときには厳しさも必要だと指摘しました。それをきっかけにメンバーたちが話し合い、本音をぶつけ合います。

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そんななか、仲村の体調に異変が。左耳が聴こえないと言うのです。そんな彼に、メンバーたちはパフォーマンスで元気を与えます。仲村は、その気持ちに号泣。意識を切り替えて練習に臨むようになりました。

また、それぞれのチームのリハーサル中には、国民プロデューサーによる応援動画が流れるサプライズも。暖かい声援に涙し、笑顔を見せる練習生の姿がありました。

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そして運命の結果発表!

そして、いよいよ結果発表。順位は以下の通りです。

1位『Goosebumps』
2位『SHADOW (Slip Inside)』
3位『STEP』
4位『Another Day』
5位『A.I.M (Alive In My Imagination)』

『Goosebumps』のリーダー、池﨑が喜びを語りました。

「投票してくださった国民プロデューサーの皆さま、本当にありがとうございます。メンバー全員で1位を目指してきて、いろいろ不安とかあったんですけど、いまこうやって1位という結果を見て、本当にここまでみんなで頑張ってよかったなって、報われた気がして本当に嬉しいです。ありがとうございます!」

1位となった彼らにはベネフィットとしてチーム内2~8位に各20,000票、個人順位1位となった田島には100,000票が付与されます。

「いままでの舞台もそうだったんですけど、いままで以上にスッキリした自分がいて……。僕自身も何か足りないなって部分がずっとあって、こういった現場評価で良い点数をあまりもらえていなかったんですけど、結果をしっかり獲ることができて本当に嬉しいです」

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次回の本編♯9では、いよいよ「コンセプト評価」を経た順位発表が。ついに20人+グローバル枠1人にまで絞られます。果たしてファイナルに進む練習生は!? さらに、JO1もサプライズ登場!

【PRODUCE 101 JAPAN SEASON2とは】
『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は、韓国の音楽専門チャンネル「Mnet」で放送され、10~20代に圧倒的な人気を誇る大ヒットサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101』シリーズの日本版第2弾です。書類・実技の選考を通過した101人の練習生が、歌やダンスのパフォーマンスを通して、さまざまなミッションに挑戦。国民プロデューサー(視聴者)による投票で、最終デビューメンバーを選出します。

2019年12月に最終回を迎えたSEASON1では、101人のなかから選ばれた11人によってグローバルボーイズグループ『JO1』(大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨)が誕生。オリコン週間シングルランキングでデビュー作から3作連続で1位獲得を達成するなど、日本を代表するボーイズグループとして成長を続けています。

番組概要

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』本編レギュラー配信

配信日時:毎週木曜21:00~更新
※GYAO!は会員登録不要、無料で視聴できます。
6月13日(日)14:00~TBS系で最終回生放送。

【出演者】
国民プロデューサー代表:ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)
トレーナー:青山テルマ、KEN THE 390、DA PUMP・KENZO 、菅井秀憲、仲宗根梨乃
PRODUCE 101 JAPAN SEASON2練習生

『ガチ勢もビギナーも楽しめるPRODUCE 101 JAPAN SEASON2 ファイナル直前スペシャル』

【出演者】
MC:はんにゃ・金田哲
ゲスト:横澤夏子、AKB48・宮崎美穂、井上咲楽、NON STYLE・井上裕介、OWV・本田康祐

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