10月11日(土)18:00からはBSP4Kにて、10月18日(土)18:00からはNHK BSにて『発見!離島のほんわか暮らし』が放送されます。
“ふるさと”とは何かも垣間見える番組




ひとつとして同じものがない風景、手づかずの自然、はるかな歴史に彩られた島々。日本の小さな島で生きる人たちの、とっても個性的な生活を、沖縄出身のゴリと、五島列島で幼少期を過ごした長濱ねるが、温かく見つめる番組『発見!離島のほんわか暮らし』。
日本には1万4125もの島があります(国土地理院調べ)が、現代日本の大きな課題や、ふるさととは何かも垣間見える番組ともなっています。
今回訪ねるのは長崎県五島列島北部、小学生がただ1人になってしまった大島。村上海賊の末えいが暮らす人口19の愛媛県鵜島。そして日本三景で名高く美しい砂浜の海水浴場がある宮城県松島湾の桂島です。
■五島列島 大島
獲れた魚や野菜のおすそ分けなど、島民同士の助け合いが今も色濃く残る大島。人口は僅か41。島民の6割が65歳以上で、今年から小学校の児童は5年生の小﨑環奈さんただ1人に。「島民は家族みたい」と言う環奈さんの授業参観には家族だけでなく他の島民も参加。島民全てがPTAという考え方です。そんな環奈さんの家は島で唯一の三世代家族で、唯一のメロン農家。今年初めて「大島メロン」という島の名をつけたブランドでの出荷に挑戦し、島を盛り立てようと奮闘しています。
■鵜島
かつては200人以上が暮らしていた鵜島は戦国時代の村上海賊の末えいの島。高齢化が進み平均年齢は84歳。76歳の福羅逸己さんたち鵜島ゆかりの人々は、村上海賊の船を復元した手漕ぎ船で行われる水軍レースに出場し優勝をめざしています。隣の島の子どもでさえ鵜島の存在を知らないことにショックを受け、なんとか知ってもらいたい一心で、チーム名を「鵜島奉行隊」とつけての出場。福羅さんの挑戦はいかに!?
■桂島
桂島は昭和の時代は、夏は仙台からの海水浴でにぎわい、多くの宿がありました。しかし今はペンションが一軒だけ。海水浴場の海の家も最後の一軒がコロナ禍もあり5年前に廃業。そこへ去年から宮城大学の学生たちが海の家を復活し、にぎわいを取り戻そうとしています。しかし去年は台風が接近し、1日だけの開催となり観光客は戻りませんでした。今年こそ島民と協力し、賑わいを取り戻そうとしています。
ガレッジセール・ゴリ コメント

この番組は、日本の小さな離島のほんわか暮らしを私ゴリと長濱ねるがほんわか楽しむ番組です。島の海の家を復活させようと都会の若者たちが島に集まる。若者の相乗効果で高齢の島民たちにもエネルギーが注入される。地方創生や少子高齢化、日本の課題はまだまだ山積み。しかし離島の暮らしを見れば、これからの日本が進むべき未来の参考になるかもしれません。ぜひご覧ください!
長濱ねる コメント

今回は、私が幼い頃住んでいた長崎県五島列島の島が放送されます。とれた野菜や作った料理を近所でお裾分けしあい、島のたった1人の小学生を島民みんなで見守る姿に、私も五島での暮らしを思い出して恋しくなりました。近々、島のみんなに会いに帰ろうと思います! そして、島で暮らす人々の生活に触れ、過疎化や高齢化などの問題に対して私たちが何ができるのか一緒に感じてもらえたら幸いです。
人々、景色、おいしそうなご飯にたくさん癒されてください! 今回もゴリさんと私でお供させていただきます。
番組概要
発見!離島のほんわか暮らし
五島列島大島三世代メロン農家 瀬戸内鵜島 宮城桂島
放送予定:
2025年10月11日(土)18:00~19:29 BSP4K
2025年10月18日(土)18:00~19:29 NHK BS
ナレーター:ゴリ(ガレッジセール)、長濱ねる
番組ホームページ: https://www.nhk.jp/p/ts/8Z9L51W288/