『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.62 選挙の話題でよく出てくる「とある単語」を解説!

ガクテンソク奥田のGossip Times

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

新年というにはあまりにも日が経ってしまっていますが、今年一発目のコラムです。今年もよろしくお願いします。

さてさて、選挙が近づいております。選挙ウォッチャーとして、日々さまざまな情報を集めては分析して、勝手に選挙結果を予想して楽しんでいます。もちろん、この予想はテレビでもYouTubeでも、このコラムにも発信することはありません。あくまで個人の楽しみですので。あと、万が一にも読者の皆さまの投票行動に影響を与えては大事です。だって、選挙ってみんなのものですから。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ただ、このコラムでは今までも選挙の注目点などには触れてきましたし、これからもお伝えしていこうとは思っています。皆さまの投票行動の一助になれば幸いです。

さて今回は、

“このあたりのことを知ってると、ニュースとか動画で有識者が何しゃべってるかわかるようになるよー”

っていう感じで、選挙の話題でよく出てくる『とある単語』を説明したいと思います。

まず今回の選挙の1番の注目ポイントは『物価高対策』とよく目にしますよね。『インフレ』ともいいます。この単語の解説は、昨年4月のこのコラムで僕がしていたので、そちらを参照いただければと思いますが

※『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.54 最近なにかと話題の「物価高」を奥田が解説!:https://magazine.fany.lol/221885/

その対策として、各党が『消費税の減税』を掲げていますね。昨年の参議院選挙では、当時連立与党だった『自民・公明』だけが、減税ではなく『現金給付』を公約に掲げ、野党は全党が消費税減税を打ち出して、結果、与党が見事に惨敗しました。今回は自民と公明(中道改革連合)も、期間や対象品目は違えど消費税減税を公約に掲げています。

負けたから掌返ししたようにも見えますが、まぁそういう部分もあるんでしょうが、減税や増税というのは『経済政策』です。経済は常に動いています。その時の経済状況によって政策を変えるのは当たり前なので、全然オッケーです。

しかし、減税の話題が出ると絶対に出てくる言葉があります。それが『財源』です。

消費税の税収は約25兆円です。これは国の税収全体の約30%です。その使い道は、法律により「社会保障4経費(年金、医療、介護、子ども・子育て支援)」に充てられることが定められています。ちょっとここからは独り言を書きますね。

「年金? 医療? 介護? それ全部『社会保障費』として払ってんねんけど? はぁ? 納得いってるのは子ども・子育て支援だけ。俺が選挙権持つ前から始まってた制度やから、まぁ仕方ない感じもするけど、よく政治家の人が消費税を増税する時、

“将来世代にツケを回してはいけない”

とか言ってなかった? じゃあちょっと俺の年表と照らし合わせてみるね。

1989年の消費税導入の時、俺は7歳やったね。3%が5%に引き上げられたのが1997年やから15歳の時や。そんで20歳で選挙権をもらいましたと。けど、2014年32歳で8%に上がって、2019年37歳で10%に上がったと。うん。うん。うん。、、、いやいや! 当時7歳やった俺に余裕でツケが回ってきてるんやけど! 爆笑

この辺りが、40代以降から投票率が高くなっていく理由なような気がしますね。はい。独り言終わり。減税と財源の話でしたね。

独り言で変な勢いがついたので、もう思い切って書いちゃいますが、減税に財源は必要ありません。まず『財源』をAIに聞いてみましょう。

『財源(ざいげん)とは、政府や地方自治体が公共サービス(教育、道路、福祉など)を実施するために必要な資金の出所のこと。主に「税金(租税)」「税金以外の収入(手数料など)」「国債・地方債(借金)」の3つで構成される』

とあります。財源の中に『税金』が含まれていますので、『減税』とはその財源を減らすことですから、例えば

A「小学校を建てたい!」
B「その財源はどうするんだ!」

これならわかります。

A「道路を作りたい!」
B「その財源はどうするんだ!」

これもわかります。

A「財源を減らしたい!」
B「その財源はどうするんだ!」

これは訳がわかりませんよね?

もし僕が、ガクテンソクの漫才の台本を作っていて、相方のセリフを削りたいとします。

奥田「よじょうのセリフを削りたい!」
よじょう「そのセリフはどうするんだ!」

いや、削りますよ。けずりたいんだから。ただ、ネタ時間は決まっていますので、その分、僕のセリフが多くなります。

「奥田のセリフが多くなっとるやないか! ってことはどこがで帳尻合わせするやん!」

財源を気にしている方が言ってることってこういうことだと思うんです。要は、減税による減収の『穴埋め』をどうするんだってことですよね。それは、財源とは主に

「税金(租税)」「税金以外の収入(手数料など)」「国債・地方債(借金)」の3つで構成される。

ということですから、穴埋めするのは、税金以外の2つです。手数料というのは、住民票とか印鑑証明を出すときに払うお金とかのことなので、そんなに値上げはできませんよね。ってことは、残る『国債・地方債(借金)』で穴埋めをすることになります。

「じゃあ借金するってことやん。あかんやん。」

という声が聞こえてきそうなので、過去に『国債』についても書いていますので、そちらもぜひお読みください。

※「政府の赤字はみんなの黒字」の意味とは!?『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.41:https://magazine.fany.lol/154476/

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ネタを書いている僕が、お金を発行している『政府』だとして、相方が『国民』とした場合、僕のセリフが増えると、相方の負担が減るだけです。別に

「セリフ減らしたってんから金よこせよ」

なんて言いません。くれるなら欲しいですけど。

“政府の赤字は国民の黒字”

これは揺らぐことのない原則です。あまり実感はないかもしれませんが、実は2020年に我々はこれを経験しています。国民1人10万円を給付した時がありました。

『特別定額給付金』

あれです。

あの時、日本政府はまず1億2000万人×10万円ということで、12兆円分の国債を発行しました。そして日本銀行経由で12兆円を調達します。これを国民に配るのですが、国民は日本銀行に口座を持ってませんので、政府は民間銀行に、

「国民一人につき10万円振り込んでー!」

と指示します。そして民間銀行は指示どおり振り込みます。そして政府に対して民間銀行は

「一人につき10万ずつ減ったことになってますけど!」

と言います。日本政府民間銀行は日本銀行に口座を持っていますので、日本政府は最初の12兆円を日本銀行経由で民間銀行の口座に振り込んで精算完了です。

政府が12兆円の赤字、国民は12兆円の黒字。日銀も銀行もプラマイゼロです。これだけのことです。さらに言いますと、政府が国債を発行してお金を刷って、国民の労働やサービスを買ってからが経済です。

まだお金のない無人島に王様と99人の家来がいたとします。王様が家を建てるという『公共事業』をやりたい時、財源は何ですか? 税金ですか? いや、まだお金がない無人島なんです。最初にやることは、王様がお金を作って、それで99人の力を買うところがスタートです。

「いやいや、そんなわけわからないもんで99人が働くわけないやん!」

と思うでしょう? けど、

そのお金で税金を払わないと島流し

というルールを一緒に作るんです。するとお金で働いてくれるようになるんです。

『誰かが借金をしてからが経済のスタート』

この言葉もぜひ覚えておいてもらいつつ、選挙戦の各党の公約を見比べていただけると、いろいろ見えてくるものがあると思います。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

※あくまでも本連載は個人の見解です。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ