2025年にコンビ結成20周年を迎えた銀シャリ(鰻和弘、橋本直)。その全国単独ツアー『純米大銀醸』が、12月26日(金)に大阪・なんばグランド花月(NGK)で千秋楽を迎えました。銀シャリ史上最大のこの単独ツアー、オール新ネタの漫才ステージはもちろん、思わずクスッとさせるロビー展示や豊富なオリジナルグッズ販売など、来場者を存分に楽しませる盛りだくさんの内容で、この日もチケットは完売! 満員御礼の会場と、配信限定映像となるアフタートークの様子をレポートします。

開場前から“銀シャリワールド”で没入感
『純米大銀醸』の醍醐味は、開場前から繰り広げられる“銀シャリワールド”への没入感にもあります。ロビーに2人のパネルやポスター、写真などが大量に展示され、多くのファンがスマホ片手に撮影を楽しんでいました。
定刻となって千秋楽の幕が上がり、満員の会場から温かい拍手と大きな歓声で出迎えられた銀シャリの2人。ステージに向けてすっかり温まっている会場に、2人も喜びを隠せない様子です。そして今年1年を振り返りながら、絶妙な流れで1本目の漫才をスタート!

2人が全力で挑んだ珠玉のネタ6本
最初のネタは、スポーツや青春を題材にした掛け合いで、鰻の自由な発想に橋本がたじろぎながらも饒舌にツッコミを入れまくる、得意の展開。会場は冒頭から爆笑の渦に包まれます。
漫才の間にはロケVTRを上映。車中で各々好きな食べ物を食べたり、ロケ地のレトロな遊園地で童心に返って無邪気に遊んだり、2人の自然体なやり取りやちょっとしたハプニングで、幕間にも観客に笑いと癒しを提供することを忘れません!
2本目以降の漫才ではVTRの内容をきっかけに展開。鰻の旧友が開店した話、クリスマスケーキの話、回文など、どのネタもテーマはもちろん衣装も異なり、見どころ満載!


1本1本に全力投球で挑んだ2人は、途中でヒートアップし過ぎたあまり、予定時間を超えて14分も喋り続けたネタもあったほど。最終的に、この日は全6本の漫才を披露しました。
すべての漫才とVTRが終わると、改めてオリジナルグッズを運びながら「在庫処分です」と登場した2人。年の瀬の忙しい時期に会場に足を運んでくれた観客へ感謝の気持ちをしっかり伝えつつ、千秋楽公演に限り、配信映像でも楽しめることを告白。
「配信を見た方は、周囲の方にしれっと『面白かったな』って呟いてもらえたら」(橋本)、「長々としゃべってもうてすみません」(鰻)と語って、最後の最後まで会場を沸かせました。

見逃し配信にはアフタートークとLA単独漫才の特別特典も!
終演後、舞台裏の別室で実施されたアフタートークでは、「GDJ(銀シャリ大銀醸)」のロゴ入りツアーオリジナルTシャツを着込んで登場した2人。椅子に腰掛け、くつろいだ雰囲気で歴代単独ライブのポスターを眺めながら、過去20年の歩みを振り返りました。

ツアータイトルや告知用ポスターのデザイン、ライブの演出について懐かしく語り合う2人の姿からは、漫才だけでなくライブ作りへのこだわりと楽しさが伝わってきます。
このアフタートークは、公演の見逃し配信の特典映像として視聴可能です。さらに配信では、今年11月に米ロサンゼルスで開催された単独ライブで、現地の観客を爆笑の渦に巻き込んだ「英語漫才」の映像も特別収録!

ロックバンド・ズーカラデルが銀シャリの20周年を記念して書き下ろした楽曲「ローリンローリン」が彩る最高のオープニングから、特典の英語漫才まで、銀シャリの“今”を堪能できること間違いなしです。
このライブの模様は1月2日(金)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。
