バレーボール日本代表・宮浦健人選手が吉本興業とマネジメント契約! 実はお笑い好きな一面も告白「ファンとの交流の機会を増やしたい」

プロバレーボール選手としてSVリーグのウルフドッグス名古屋でプレーし、日本代表としても活躍する宮浦健人選手が、この1月から吉本興業とマネジメント契約を締結しました。力強いスパイクや大きく曲がる“バナナサーブ”で存在感を示す一方、ファンとの交流や競技の魅力を伝える活動にも積極的に取り組んできた宮浦選手。なぜいま、吉本興業と契約を結ぶのか。コートの外で見せる素顔や、ファンへの思い、そしてこれから描くビジョンについて話を聞きました。

出典: FANY マガジン
写真: 本人提供

「自分自身の成長を改めて感じることができました」

――FANYマガジン初登場ということで、宮浦選手のプレースタイルの特徴を教えてください。

オポジットという攻撃がメインのポジションなので、スパイクを打つ本数が多く、得点も多く取る役割です。ダイナミックなプレーが求められるポジションだと思います。

――サーブもかなり特徴的ですよね。

サーブも一つの武器です。左利きであること自体がバレーボール選手では珍しく、左利き特有の回転があります。特に自分は大きく曲がるサーブを持っているので、そこは特徴だと思います。

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写真: ウルフドッグス名古屋提供

――昨年末に決勝が行われた「令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA 全日本バレーボール選手権大会」では、チームとして優勝したことに加え、個人でMVPを獲得しました。

天皇杯での優勝は、プロ選手になってからキャリア初のタイトルで、本当に「やっと取れたな」という気持ちでした。すごく自信にもなりましたし、個人賞もいただけて、自分自身の成長を改めて感じることができました。

今シーズン(2025~26シーズン)からいまのチームに加入したんですけど、シーズン序盤は正直、苦しむことも多くて……。いろんなことにトライしてきた中で、天皇杯では、それまでできなかったことをしっかり克服できたかなと思います。

――トライしてきたことというのは、チームとの連携面ですか。

そうですね。特に、セッターからの速いトスを打つことにトライしていて。なかなかうまくできなかったんですけど、練習の中で何度も一緒に合わせてきて、少しずつできるようになりました。

――天皇杯の優勝は、これからのリーグ戦に向けて弾みもつきそうですね。

そうですね。チームとしてやりたいバレーをかたちにできたので、それを続けていけば、リーグ戦でもいいかたちで戦えるんじゃないかなと思います。

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「ダイアンの掛け合いがすごく大好き」

――2026年1月から吉本興業とマネジメント契約を結び、新たなスタートを切りました。契約を決めた最大の理由を教えてください。

やっぱり大きな事務所ですし、安心していろんなことをお願いできるところですね。バレーボールのコート以外の活動についても、もっと幅を広げていきたいと考えていたので、そういった部分でマッチしたのが吉本興業さんでした。

――バレーボール選手では、一足先に大塚達宣選手(アリアンツ・ミラノ)がマネジメント契約を結んでいます。大塚選手に相談しましたか?

いや、相談はしていないです(笑)。でも、高校時代から彼のことは知っていますし、同じ大学でプレーしたすごく仲のいい後輩なので、知ってはいました。

――大塚選手が契約を結んでいることも、安心材料になったのでしょうか。

そうですね。彼はすごくしっかりしていますし、本当にいい人間性を持っているので、その点では安心できましたね。

――吉本興業というと、世間的には“お笑い”のイメージが強いですが、アスリートのマネジメントをしていることは知っていましたか?

いや、正直そこまでの認識はなかったです。でも、よく調べてみると、本当にトップアスリートのマネジメントをたくさんされていて、安心できる会社だなと思いました。

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――ちなみに宮浦選手はふだん、“お笑い”を見ますか?

見ますね。自分はダイアン(ユースケ、津田篤宏)さんが好きなので、ダイアンさんのYouTubeを見たり、ポッドキャストを聞いたり……。

――そうなんですか!

はい。マユリカ(阪本、中谷)さんも聞きます。いろんな芸人さんのポッドキャストを聞いて、「やっぱり面白いな」と思いながら、車で移動するときに笑ったりしています(笑)。

――ストイックな宮浦選手が、どんなことでリフレッシュしているのか気になっていましたが、“お笑い”もその一つなんですね。

そうですね。サウナも好きなんで、サウナに行ったりもしますけど。お笑いはスキマ時間に見たり、聞いたりしています。お笑いは本当に幸せにしてくれますね。

――会いたい芸人さんとなると、やっぱりダイアンさんですか?

そうですね。2人の掛け合いがすごく好きなので(笑)。

――吉本と契約することで、今後、芸人さんとコラボすることもあるかもしれませんね。その期待はありますか?

僕は、話すのはあんまり得意なほうではないですけど、芸人さんと会ってみたい気持ちはあります。吉本新喜劇も、子どものころに熊本のテレビで見ていたので、観に行ったりできたらいいですね。出るのはちょっときついかもしれないですけど(笑)。

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ファンとの交流がモチベーションに

――今後、ファンとのコミュニケーションの取り方や発信について、考えていることはありますか?

プレーだけでなく、ファンイベントなども含めて、交流の機会を増やしていけたらと思っています。そうやって、バレーボールの面白さを伝えていけたらいいなと思います。

――宮浦選手が考える「バレーボールの面白さ」を、一言で表現していただけますか。

バレーボールは“繋ぐ競技”なので、そこを伝えていきたいですね。ダイナミックなプレーの魅力もありますけど、繋ぐプレーや、ラリーの楽しさを知ってほしいです。

――宮浦選手は、これまでもファン向けのバレーボール教室を開催してきました。こうした活動は、多くのバレーボール選手がやっているんでしょうか。

いや、そんなに多くはないと思いますね。でも、ファンの中には「バレーボールは見るだけ」という方も多いので、実際にプレーしてみて「楽しかった」と思ってもらえる場を作れたらと思い、開催してきました。

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――ファンとの交流を大切にしているんですね。

そうですね。実際に顔を合わせることで、改めてたくさんの方に応援していただいていると実感できますし、それが自分自身のすごくいいモチベーションにもなっています。喜んでいただけているのも伝わるので、活力につながっていますね。

――吉本興業とマネジメント契約を結んで、新たにチャレンジしたいことはありますか。

いま考えているのは、アパレルをやってみたいと思っています。

――アパレルですか! 確かに宮浦選手は、インスタグラムなどを見てもとてもオシャレですよね。ファッションも好きなんですか?

そうですね。服も好きですし、コメントで褒めていただけることもあって。自分の好きなものをファンの皆さんと共有できる何かができたらいいなと思っています。Tシャツなどを、吉本興業さんと一緒に考えていけたらいいですね。

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――その場合、宮浦選手がデザインからかかわるのでしょうか?

そうですね。自分が好きな雰囲気や好きな色など、いろいろアイデアを出していけたらいいなと思っています。

――すごく楽しみです。最後に、さらなる飛躍を期待しているファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

応援していただいているファンの皆さん、本当にいつも支えていただいてありがとうございます。皆さんとより交流できる機会を作るため、吉本興業さんとマネジメント契約をしました。もっともっと、皆さんに応援される選手になりたいと思っているので、引き続きよろしくお願いします。

取材・文 前多勇太