後輩芸人が明かす 東野幸治が自粛期間中に見せた“気配り”とは【ルミネ通信 vol.27】

ルミネ通信

兼光タカシがルミネの楽屋裏から芸人情報をお届けします!

兼光タカシがルミネの楽屋裏から芸人情報をお届けします!

どうもー最近ビリヤニという料理にハマっているプラス・マイナス兼光です。

出典: FANY マガジン

皆さん! 私今ルミネにいますよ!
やっとルミネで取材が出来るようになりました!
まだまだソーシャルディスタンスを保ってですが。
やっぱり劇場っていいなぁ。人と喋るっていいなぁ。

出典: FANY マガジン

という事で今回は、ルミネで『吉本ものまね軍団』としてスペシャルコントに出させてもらったので、そのメンバーにインタビューしてみました。

吉本ものまね軍団のリーダー、吉本の福山雅治こと大山英雄さん、本物のマラドーナより1センチ身長が高いストロベビー・ディエゴ、安倍総理でおなじみのビスケッティ・佐竹です。

兼光:皆さんお久しぶりです。元気してました? 久しぶりのルミネですよねぇ?
大山:3月2日以来やから4ヶ月ぶりのルミネやわ。この4ヶ月間仕事が一切なかった。
兼光:えっ!? リモートの仕事とかもですか?
大山:全く、一切何も仕事無かった。
兼光:えーーー!!
大山:作った晩ご飯を毎日Twitterに載せてた。
佐竹:ものまねのリモート系の仕事がちょこっとありませんでした?
大山:全然無かった。ずっと家にこもってた。こんなん芸人なって初めてやで。だからこないだの給料ビックリした。
兼光:おいくらでした?
大山:6千円。
全員:えーーー!!
大山:二丁目劇場の頃の舞台ギャラ500円から始まって、そこから下がることなくコツコツやってきたけどビックリした。
兼光:逆にその6千円は何の6千円やったんですか(笑)。
ディエゴ:僕も4ヶ月振りの仕事です。
兼光:マジで!?
大山:逆に何の仕事があんの?
兼光:リモート系の仕事とか。
大山:ガラケーやもん。
全員:ハハハハハ!
大山:東野さんが『芸人生存確認』で芸人に電話してて、次長課長の河本のYouTubeで東野さんが「河本、大山なんとかせなあいつヤバイぞ、毎日汚い晩ご飯Twitterにあげて頭おかしなってるぞ」言うから河本が「それはダメですねぇ」言うてYouTubeで電話かかってきたんよ。「ガラケーやったらリモートの仕事もできないでしょ! 早急に携帯変えて下さい!」言われて携帯変えたとこ。だから今後バンバン皆でやっていくで。
兼光:遅いですよ携帯変えるの!(笑)
佐竹:もう自粛明けましたよ(笑)。
兼光:4ヶ月振りの舞台はどうでした?
大山:福山の声が出るか不安で普段やらんのにトイレで練習してた(笑)。
で、久しぶりやからちょっと早口になってた気がした。焦っちゃってというか。けどお客さん温かかったよな。

出典: FANY マガジン

佐竹:お客さんの前でが久しぶりだったのでこんな感じやったかな?と変な感覚で、やりながら調整していったというか。
兼光:やりながら感覚を取り戻してね。
佐竹:えー、しっかりと取り戻していくというですね(安倍総理のものまね)。
兼光:記事なのでものまね大丈夫よ、ありがとう(笑)。
ディエゴ:僕は久しぶり過ぎてデタラメスペイン語を噛みました。
兼光:適当に何を言ってもいいのに(笑)。そこ噛んだら何を噛まずに言えるねん(笑)。
兼光:自粛中は皆さん何をやってたんですか?
ディエゴ:僕はTバックはじめました。
兼光:えっ? どういうこと?
ディエゴ:自粛中に皆料理始めたりとか新しい事するじゃないですか、僕何が出来るかなと家の中見渡した時に、2月の単独ライブの時に使ったTバックがあったので、それで2ヶ月間過ごしました。
佐竹:体感的にどうなんですか?
ディエゴ:寒かった。
全員:ハハハハハ!
佐竹:僕はSNSで1個何か当てたいと思って安倍総理のパロディをTwitterにあげたら、全部ニュースになったんでそれは良かったです。
大山:何やねんそんなん、アドバイスをしろって!
兼光:大山さんガラケーやから(笑)。
佐竹:ガラケーじゃ何もできないですよ(笑)。
大山:オレはちょっとコロナ鬱になった(笑)。
コロナに関して調べ上げた。だから消毒もこれ、オレ使ってるやつやねんけど、「パストリーゼ」いうてアルコール度70%以上じゃないと効かないらしくて、これがなかなか手に入らないのよ。
毎日ピリピリしてた。スーパーも週一回に2万円ぐらい買いだめしてあとは家から出たくないのよ。奥さんは働きにいってるからオレが全部家事をして、料理を作ってTwitterにあげて。そしたら東野さんが敏感に察知して“アイツ頭おかしなってる”いうて(笑)。
兼光:流石東野さんですね(笑)。

皆さんありがとうございました!

出典: FANY マガジン

お昼はレギュラーの松本さんにご飯に誘ってもらったのでそこで松本さんにも話を聞かせてもらいました。

兼光:レギュラーさんも自粛明けて今日が1発目のルミネですか?
松本:うん、無観客の時以来やから3ヶ月振りのルミネかな。
兼光:久しぶりのルミネどうでした?
松本:なんやろうなぁ、「嬉し恥ずかし初体験」って感じやったなぁ。本来はレギュラーのキャラがテンションの高いままずっと行き切るねんけど、3回素に戻ったわ。
アクリル板にも違和感あって、いつも西川くんと密着してるから助けられてる部分もあったと思ったし、1人ぼっち感があったな。特にテンション高くて「ドゥドゥビドゥバドゥビ」の時、1人感が凄くあって恥ずかしかった。
兼光:距離あけてアクリル板挟んでネタやるの初めてやったんですか?

出典: FANY マガジン

松本:そう、今まで西川くんと近いってことが心強かったんやなってホンマに思ったなぁ。
漫才中お客さんいるのに「えっ?こんな感じのテンションやったっけぇ?」って声に出したし。映画の『サトラレ』みたいに思ってる事が声に出てしまってんねん。次で終わりますからってお客さんに丁寧に説明してしまってんねん(笑)。
兼光:それは不安やからですか?
松本:そうやと思う。お客さんと僕らワンチームですよ、っていう気持ちのあらわれやったんちゃう? 一体感を求めてたんやろな。
意外やったな、自分がここまで怖がりやったんやなって。なんか最後までつかまれへんかった(笑)。
1人に慣れるためにも今後R-1グランプリにも出てみようかなと思う。
兼光:自粛期間中のお仕事はどうでした?
松本:リモートの仕事が1個あったぐらい。基本オレら営業と劇場やから全部仕事無くなった。だから色んなことやっとかなこうなんねやって思った。
兼光:じゃあいつもなにしてたんですか?
松本:ずっと寝てたな。
兼光:(笑)。

ありがとうございました!
やっぱり皆大変やってんなぁ。
コロナのボケーーッ!
けど少しずつですが皆仕事も戻ってきたり、この状況に対応した仕事もしてきてるみたいで良かったです。
久々に皆に会えてお話し聞けて楽しかったです♪
次回はもっと今までの日常に戻ってますように☆彡