12月26日(日)、東野幸治がMC、ダウンタウン・松本人志がコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)が放送されました。
「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組」というコンセプトのもと、豪華有名人・著名人を迎え、芸能ニュースから時事問題に切り込む同番組。ゲストに、さだまさし、NMB48・渋谷凪咲、ロンドンブーツ1号2号・田村淳、中居正広を、ワイドナティーンの席にロンドンブーツ1号2号・田村亮を迎えました。
バカがサンサンと降り注ぐ漫才
『M-1グランプリ2021』(ABCテレビ・テレビ朝日系)王者となった錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)がスタジオに登場しました。
彼らの『M-1』優勝について渋谷は「真面目でお笑いに詳しくない父親が『めちゃくちゃわかりやすくてバカバカしくて面白かった』と言っていたので、老若男女みなさんに愛される漫才なんだなと思いました」とコメント。一方、優勝翌日に仕事で会ったという淳は「そのときは寝てなかったみたいで、目がバッキバキだったんですよ。今日は落ち着いているだろうと思ったら、(今も)バッキバキだった」と笑わせました。
錦鯉は50歳の長谷川と43歳の渡辺の遅咲きコンビ。結果発表後に長谷川が流した涙は、感動を呼びました。さだはディナーショー終了後、最終決戦三組を観たと明かしつつ「素晴らしかったです。優勝の瞬間は感動しましたけど、“なんでもらい泣きしているんだろう”と思いましたけどね」と笑いを交えて労います。
そんな中、松本は「みんな(長谷川の)50歳にこだわるんですけど、なんか青春していたよね。(最終決戦に残った)オズワルドとインディアンスが少し薄雲がかかった感じで終わっちゃったところを、錦鯉はバカがサンサンと降り注いでいた感じがして、すごくよかったですね」と述べていました。
スタジオが感動の雰囲気になるも…
そんな長谷川には、好きな言葉があります。それは松本の「魂は歳を取らない」という言葉。東野からその件について触れられると、長谷川は感極って声を震わせ「松本さんの……『魂は歳を取らない』という言葉が……あまりにも」とポツリ。何とか言葉を紡ぎ出そうとする彼に、出演者も耳を傾けますが、急に落ち着いて「好きで」と終了。スタジオが爆笑に包まれました。
東野らが「めちゃめちゃオモロいやん!」と反応する中、松本は「なんやねん。俺、あんまりテレビで泣きたくないけど、“べつに一緒に泣いてもええかな”って思ったのに! 大事なところポロンって(落とした)」とツッコミ。感動で終わらせるところを着地失敗した長谷川に、本音をぶつけて笑いを誘いました。
このほか、長谷川の同期・タカアンドトシとのやりとりを回顧する一幕も。大会前、トシからは子どもたちからの応援動画が送られ、タカからは決勝が決まってから毎朝8時に『体調どうだ?』とメッセージが来ていたと明かしていました。
番組概要
『ワイドナショー』
毎週日曜10:00~
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