Netflixで全世界配信中のオリジナル映画『This is I』の主人公のモデルであるタレント・はるな愛と、主演した望月春希が、2月20日(金)に大阪・なんばグランド花月の本公演にサプライズ登場しました。2人は映画で共演した末成映薫とともに、この日の吉本新喜劇に出演。はるなの代名詞ともいえる“エアあやや”も披露して大盛り上がりとなった舞台レポートに加え、終演後の囲み会見の模様をたっぷりお届けします!

「末成おばあちゃんが本当にチャーミング」
『This is I』は、はるなの自伝的著作『素晴らしき、この人生』と、和田耕治・深町久美子共著『ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語』から誕生した勇気と再生の物語です。2月10日(火)に配信されるやいなや国内ランキング1位に躍り出ました。
日本では当時タブーとされていた性別適合手術のリアル、主人公のアイと彼女に寄り添う医師・和田の強い絆を、1980〜1990年代を彩ったヒットソングと華やかなダンスに乗せて描いています。
主演は、厳しいオーディションを勝ち抜いた18歳の新鋭・望月春希。医師の和田役を斎藤工が演じ、木村多江、千原せいじ(千原兄弟)、中村中、吉岡界人、MEGUMI、中村獅童ら実力派たちが脇を固めます。また、吉本新喜劇の末成がアイの祖母役で出演しました。
この日の新喜劇の舞台はお洒落なホテル。まもなく結婚式を挙げる幸せいっぱいのカップル──しかし新郎と新婦、それぞれの父親が、実は40年来の宿敵だった!? そんな設定で、座長・酒井藍扮するホテル従業員を中心に、個性豊かなキャラクターが入り乱れてドタバタ劇を繰り広げます。

末成が「道に迷っている人をお連れした」と、はるなと望月を呼び込むと、客席から驚きの大歓声が上がりました。ふわふわドレス姿の2人を前に、酒井は「めっちゃきれいでかわいい!」と叫び、山田花子は真ん中に割り込んで「勝った!」と張り合って笑わせます。
望月は「今日は『This is I』を皆さんに知っていただきたくて来ました!」と挨拶。はるなが“エアあやや”で大ブレイクしたシーンも映画に盛り込まれていると聞いた酒井が「見たい! 見せて! お願い!」と大興奮でリクエストします。
すると、望月とはるなが2人そろって松浦亜弥のヒット曲『Yeah! めっちゃホリディ』に乗せてダンスを披露する大サービス! 会場はノリノリの手拍子に包まれ、ライブ会場のような盛り上がりになりました。

作品の見どころを聞かれたはるなは「大西賢示(はるなの本名)くんが夢を叶えて、1人の人間として育っていく映画。家族の愛とか先生の愛とか、いろんな愛が描かれています」と語ります。
望月は「何よりこの末成おばあちゃんが本当にチャーミングなので、ぜひご覧ください!」とアピール。末成も「この映画はですね……インガスンガスン」とボケつつ、「久しぶりに真面目なお芝居をさせていただいた。Netflixに入ってる人!(と挙手を募り)手を挙げてない人は、即入るように!」と客席に呼びかけました。

末成「本当のおばあちゃんになった気分」
終演後の囲み会見には、はるな、望月、末成、酒井が出席。はるなは、この日の舞台をこう振り返りました。
「私は大西賢示のときから新喜劇を見て育ってきたので、こうやって一緒に出させていただいて幸せでした。お客さまにも本当に盛り上げていただいて、本当のあやや(松浦亜弥)のライブみたいな気持ちでした」
望月は「スポットライトもすごかったですし、(新喜劇の)皆さんと一緒に共演できたこと、本当に感謝しています」と興奮冷めやらぬ様子です。
末成は「いつも出ている舞台やけど、立場が違うから、なんか緊張しますね。ああ、こういう気分もあるんやなと、新たな気持ちにならせていただきました」とコメント。酒井は、はるなと望月が舞台に登場した瞬間について、「何人か(の観客が)、興奮しすぎてこうなってた(肩を上下に揺らしていた)んですよ。私も気づいたら、同じようになってました」と話しました。

改めて『This is I』の見どころを聞かれたはるなは、こう語ります。
「もう、すべて。やっぱり振り返ったら、“大西賢示の時代”が私にはすごく必要だったなと思った。あんなに家族に愛してもらえて、いろんな嫌なこともあったけど、すべてが私の血となり肉となってここにいるんだっていうところを見てもらいたいし、感じてもらいたい」
望月は「変化し続けるアイがすごく魅力的。決して止まることがなく、ずっと違った輝きを求めて成長していく姿をぜひ見てほしい」と力説します。
「家族の一員として、あったかいものが出せればいいかなと思っていた」という末成は、「『やりたいことやらせてやりいや』っていう、愛情たっぷりなおばあちゃんでいられたらと思ってやらせていただきました。本当のおばあちゃんになった気分」と振り返りました。

「新喜劇の笑いに支えられた」と思わず涙
望月の“エアあやや”は、実は撮影以外でやったことがなかったそうで、「こんな大きなステージで披露させていただいて……愛さんからずっと『2階席、3階席を想像できないと(ダメ)』と言っていただいていましたが、今日、本当にそれが見えた」と感激しきり。
はるなは一緒に踊りながら「母親のような気持ちにもなった」といい、「“♪ズバッと”を私よりやってたので安心しました。足の開きが容赦なかった」と太鼓判を押しました。
「はるなさんにとって、改めて大阪とはどういう場所だったのか」という質問では、はるなは思わず涙ぐみながら次のように語ります。
「小学校、中学校で『自分は何者なのか』と思うとき、テレビをつけたら新喜劇があって、その笑いに本当に支えられた。だから今日は、バックステージから皆さんが真剣に笑いと向き合っておられる姿を見て、『大阪で生まれてよかったな』『大阪で生まれたから、つらさも笑いに変えられて、いまがあるんだな』って改めて感じた。笑いが人を救って世界を救うっていうことを改めて教えてもらいました」

作品概要
Netflix映画『This is I』
出演:望月春希 木村多江 千原せいじ 末成映薫 中村中 吉村界人 MEGUMI 中村獅童/斎藤工
特別協力:はるな愛
製作:Netflix
Netflix公式サイト:https://www.netflix.com/jp
