子どもから大人まで楽しくSDGs(持続可能な開発目標)について学べる埼玉県鴻巣市主催のイベント「こうのとりSDGsフェスティバル2026」が、3月20日(金)に鴻巣市文化センター「クレアこうのす」で開催されました。当日は、MCを務めたハイキングウォーキング(鈴木Q太郎、松田洋昌)をはじめ、黒ラブ教授、てんぐ(マジ川田、横山ミル)、マテンロウ(アントニー、大トニー)、エグスプロージョン(おばらよしお、まちゃあき)が出演。クイズや漫才、ゲームといった盛りだくさんのステージイベントを通じて、参加者と一緒にSDGsへの理解を深めました。

市長「こういうこともSDGsなんだ」
この日のイベントは、鴻巣市の合併20周年を記念して開催。鴻巣市SDGs未来都市計画に掲げる「人にも生きものにもやさしい コウノトリの里 こうのす」の実現に向け、吉本興業とタッグを組みました。
当日は、SDGsをテーマとしたトークコーナーや漫才、市民参加型のゲームなどのステージイベントを実施。また、鴻巣市と連携してSDGsの取り組みを推進する「こうのとりSDGsパートナー」の事業者による体験ブースや商品の販売・飲食ブースなど、全部で40以上ものブースが出展しました。
最初にステージに登場したのはMCのハイキングウォーキング。Q太郎は登場するなり「卑弥呼さま〜!」と絶叫して会場を盛り上げます。お隣りの桶川市在住で“埼玉県住みます芸人”でもある松田は、「僕も、みなさんと同じ埼玉県在住なんです」とアピールしました。
法被を着て登場した鴻巣市の並木正年市長は、「今日は『こういうこともSDGsなんだ』と楽しく面白く学べる機会にしたい」と挨拶しました。

アントニーがクイズコーナーで不正!?
最初のステージイベントは「クイズ!黒ラブSDGs」です。芸人でありながら大学講師も務める黒ラブ教授が出題者となって、SDGsにまつわるクイズにQ太郎やマテンロウ、エグスプロージョンが答えます。
最初に出題されたのは、楽しみながらSDGsを知り、実践できる鴻巣市のコミュニティポイントアプリ「まちのコイン」に関する、こんな問題。
「市民がSDGsにつながる良い行動をすると“ブーケ”というポイントがもらえますが、『えっ、こんなことでもポイントがもらえるの!?』と驚く、意外なポイント獲得条件は何でしょう」
さっそくマテンロウ・アントニーが「ゴハン屋さんでご飯を残した人のご飯を食べる」とボケて笑いを誘うなか、正解は「お店に行き食べる」「健診を受診する」「加盟店でマイボトルを持参する」といった日常で簡単にできることでした。答えを聞いた芸人たちは、「えっ、そんなことでいいの?」とリアルに驚いていました。

その後も鴻巣市の名物である「ひな人形」やシンボルである「コウノトリ」をテーマにしたクイズや、鴻巣市独自のユニークなタクシーの試みについてなどさまざまなクイズを出題。
「荒川の川幅がちょうど鴻巣市のところで日本一になっていることにちなんで日本一の幅にしたものは?」というクイズでは、大トニーが「こいつ、ケータイで調べてます!」と相方・アントニーを糾弾する一幕も。正解は「うどん」で、大トニー、まちゃあきの2人が正解しました。

ジェスチャーゲームに市長も参加
午後のステージイベントは、市民参加型のジェスチャーゲーム「ポーズを合わせましょう!」です。マテンロウ、エグスプロージョン、Q太郎がそれぞれリーダーを務める3チームに分かれてお題に合ったポーズをみんなで合わせます。
抽選で選ばれた参加者にまじって、市長もゲームに参戦! チームQ太郎の一員としてジェスチャーゲームに挑みました。
「忍者」「スピードスケート」「電話」などなど、チームごとにさまざまなお題が出され、思い思いにポーズをとるチームのメンバーたち。「はいチーズ!」というお題では、エグスプロージョンのチーム6人全員がダブルピースのポーズで揃い、歓声が起きました。
最後に、チームQ太郎に「パートナーシップ」というお題が出題されます。言葉の意味がわからないという子どもたちに、Q太郎が「友だちみたいなことだよ」と説明して実際にポーズを決めると、全員がなんとなく肩を組むポーズ! 最後は本当にチーム全員で肩を組んで大成功となりました。


Q太郎がゲップをせずにSDGs“完走”!
続いては「よしもとお笑いステージ」。ハイキングウォーキング、エグスプロージョン、マテンロウ、てんぐがSDGsにちなんだ漫才やパフォーマンスを披露します。
最初に登場したのはてんぐ。さっそく川田の特技「手を使わずにメガネを使って大福を食べる」を披露すると、「貧困をなくそう」「フードロス」といったSDGsのテーマや、鴻巣市が「SDGs未来都市」に選定されたことを盛り込んだ漫才で会場を盛り上げました。
エグスプロージョンは、一世を風靡した「本能寺の変」をSDGsの17の目標のひとつ、「海の豊かさを守ろう」をテーマにした“SDGsバージョン”として披露。さらに「千利休」も披露し、SDGsになぞらえながらキレキレのダンスパフォーマンスを繰り広げました。


マテンロウは、アントニーがかつて鴻巣にあるクラブに遊びに行っていたと明かしながら、そのお店を「知ってる人いますか〜?」と呼びかけますが、会場は無反応……。
「じゃあ、(そんなクラブは)ないです」とあっさり発言撤回したアントニーは、その後も、アメリカと日本のハーフでありながら英検5級に落ちたという鉄板エピソードなどで爆笑を誘いました。

トリを務めたハイキングウォーキングは、子どもから年配の方まで楽しめる「スーパーイリュージョンショー」を披露。SサイズのTシャツを2人で着てみたり、松田がバランスボールの上でけん玉を披露したりと、成功するたびに会場は大盛り上がりです。
ラストはQ太郎が「コーラを早飲みしたあと、ゲップをせずにSDGsの17の目標を言います」と宣言して、見事に成功! 会場に大きな拍手が起きました。

エンディングでは「お楽しみじゃんけん大会」が行われ、市長もじゃんけんに参加。勝ち残った10人にはこうのすグッズに加え、「よしもとカレー」や「よしもとカレー味のプリングルス」など、よしもとグッズ詰め合わせセットが贈られました。
出演した芸人たちが「今日は本当に勉強になりました。あと、川幅うどんがすごく食べたい」(まちゃあき)、「クラブアクアをみんな知らなかったのが本当にビックリしたけど、楽しかった」(アントニー)などとコメントするなか、最後に市長が「みなさん、今日学んだことを生かして、少しでもSDGsにつながるようなことをやってみてくださいね」と呼びかけてイベントは終了しました。

ほかにも会場内の体験ブースでは「ソーラーカーの組み立て」や「廃材でおもちゃ作り」、さらには「大阪・関西万博出展ブースの再現ブースでVR体験」といった体験ができ、参加者たちが楽しんでいました。
また、飲食・物販ブースは地元の「こうのす野菜」や「こうのとり米ぬかクッキー」、エコタンブラーや手芸品などバラエティに富んだ品揃え。ステージイベントと合わせて楽しくSDGsを学べるイベントとなりました。

