朝日新聞と吉本興業がコラボしたイベント『家族で漫才ワークショップ~よしもと放課後クラブpresents~』が、3月29日(日)に大阪・中之島にある朝日新聞大阪本社で開催されました。参加した親子らは、朝日新聞や朝日小学生新聞の記事を題材にした漫才台本を完成させてネタ披露にチャレンジ。吉本所属の芸人や漫才作家もサポートして、子どもたちが漫才の“ネタづくり”を楽しく学びました。

新聞記事をもとにした台本を「穴埋め」
今回で7回目となるこのイベントは、2022年11月から不定期で行われているもので、芸人や作家といったプロのアドバイスを受けながら、親子、きょうだいなど家族で漫才にチャレンジします。
この日は19組の親子らが参加し、セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)、アイラブ地球(コウノ・オブ・ザ・イヤー、きむきむ)、漫才・構成作家の大工富明氏がサポートします。登場したセルライトスパ・肥後が参加者に「春休み、楽しんでますかー!」と呼びかけると、「楽しんでまーす!!」と大きな声が返ってきました。

イベントでは、大工氏が漫才のベースとなる台本を5本用意。朝日小学生新聞からは、中学校と小学校の違いの特集記事をもとにした「中学生活どんなかんじ」、「親子でわかる考え方の基本」のコーナーから「トヨタ自動車のカイゼン」、学校新聞コンクールをテーマにした「我が家新聞をつくろう」という3本のネタ。
そして朝日新聞の「斬られ役の記録映画を全国上映めざす」という記事から「チャンバラの斬られ役」、回転寿司の店舗数世界一に認定された記事をもとにした「あの寿司屋が世界一」という2本の漫才です。
いずれの台本も「ボケる」と「ツッコむ」の空欄が数カ所あり、参加者がその部分を自分たちで埋めて完成させます。ヒントとなるボケの例も示されているので、初心者でも簡単。5本の漫才台本の中から気に入ったものを1本選んでそれを完成させ、稽古して、最後に発表します。
まずは、セルライトスパとアイラブ地球によるお手本から。5本の台本を使ったネタを1本ずつ交互に披露すると、大工氏がさらにおもしろくなる方法をアドバイスします。大工氏は、参加者に向けて「注意点としては、プロの漫才師は全員大きな声で漫才をやっています。皆さんも、練習のときから大きな声で練習しましょう!」と呼びかけました。

「ツッコミの間がかんぺき!」
ネタ作りがスタートすると、セルライトスパ、アイラブ地球は思い思いに会場を歩きながら、参加者に声をかけていきます。
誰がボケをするか、ツッコミをするかについて、きむきむがアドバイスする場面があったり、肥後から「ツッコミの間がかんぺき!」と褒められて自信をつけた子どもがいたり、親子らは真剣そのもの。大工氏が指導するステージ練習では、アドリブもたくさん入り、完成度が上がっていきます。ホンモノの芸人のように窓や壁に向かってネタ合わせをする家族もいて、会場は熱気であふれました。

そして、いよいよネタ発表へ。4~5組ずつの4ブロックに分かれて順番に発表します。母と子、両親と子ども、父と子、4人きょうだい、いとこ──個性豊かなグループが続々登場し、オリジナリティを加えたネタで笑わせます。
大工氏からは、「旬のネタを使ったセンスある漫才」「親子やいとこで息が合っている」「子どもが引っ張っている家族が多い」という総評でした。



全組の発表が終わり、大工氏が別室で審査を行う間、アイラブ地球とセルライトスパが「さすがプロ!」とうならせる絶品の漫才を披露。参加者は2組のネタに大笑いし、子どもたちは大喜びでした!
最後は「朝日賞」「朝学賞」「吉本賞」に選ばれた参加者を発表! 3組には、特選グッズのほかラジオ番組『笑い飯哲夫のしんぶん教室』(ABCラジオ)の出演権が贈られました。最後に参加者全員の集合写真を撮影して、「家族で漫才ワークショップ」は終了しました。

