「ヤンキー文化」をテーマにした体験型展示イベント『大ヤンキー展』が4月18日(土)〜5月10日(日) まで、東京・北千住マルイ7階のイベントスペースで開催されています。これに先立ち、企画の元放送作家・鈴木おさむ、元暴走族の総長でイベントのPR大使を務めるバッドボーイズ・佐田正樹、そして監修を務めたヤンキー界の重鎮・岩橋健一郎氏によるトークセッションが行われました。

ヤンキー文化は“時代劇的存在”
ヤンキーファッションやグッズ、改造バイクなどが展示されているこのイベントは、今年2月に埼玉・大宮で開催され、行列ができるほどの大盛況に。
企画の鈴木は、開催の経緯について次のように語ります。
「いまやヤンキーは日本のカルチャーになっていると思います。むかしヤンキーだった人は懐かしんで興奮して、若い子には、本当にこんな人いたの!? と驚いていただく。そんなヤンキー文化を楽しんでもらいたいと思って、このような展示会を開催しました。『ヤンキー』という文化を可視化し、いったいどういうことなんだ! と強烈に感じて、ワクワクしてもらいたい」


実際、小学生の息子をヤンキー展に招いたところ、ヤンキーファッションを見て「本当にこれを着てたの?」と驚かれたとのこと。「僕らが初めて戦国ものを見たときと同じような感覚だと思うんですよ。ヤンキー文化もある意味で『時代劇』のようになってきているのかな、と思います」と“解説”しました。
体験できてアミューズメントパーク的要素も
一足先に会場を回ったという佐田は、こう語ります。
「YouTubeの撮影で入らせてもらいましたが、1時間では回りきれませんでした。前回と違って、お客さんも試着できたり、バイクに触れたりする。見るだけでなく体験もできるので、アミューズメントパーク的要素もある。ゴールデンウィーク中、家族で来ても1日中楽しめるものになっていると思います」

また、展示されている改造自転車について、「カスタムされていて、足を置くとバイク音が鳴り、ハンドルにも“ブンブン”と鳴る仕掛けがあった。あれが楽しくて30分ぐらい乗っていました。永遠にできます」と紹介。
当時の「ヤンキー部屋」を再現したブースは「細かい発見があって楽しかった」そうで、「あれもあった、これもあった」と興奮気味に語りました。
佐田曰く、ヤンキーにもいろいろなタイプがいるとのこと。「ちゃんとマナーを守るヤンキーもいるんですよ。ただカッコつけたり、みんなより早く大人になりたかったり、そんな気持ちでリーゼントにするヤツもいたんで、温かい目で見てほしい」と“ヤンキー愛”を語りながら、こう力を込めました。
「この芸能界で年齢的に僕が最後のヤンキー。リアルにヤンキー文化を感じていた最後の世代だから、責任を持って後世に伝えていかなきゃいけないな、と思います」

目標は幕張メッセでの開催「バイクやクルマを100台飾れたら」
一方、岩橋氏は展覧会を訪れる際の心構えをこう語ります。
「アイテムだったり、ファッションだったりを利用して自分を主張していたんだ、という温かい目で見てほしい。過去にそういう文化があったんだ、という感じで見ていただけるとより楽しめると思います」
さらに「私から言わせると、ヤンキーってなるものじゃない。ヤンキーの道は高リスクなんですよ」と力説する岩橋氏は、「ヤンキーは永久に不滅です。いい意味で“文化”として普及し続けたい。なぜならば、日本が世界に誇る裏文化だから。ここから世界に広めて『ヤンキー』というものをみんなに知ってもらいたい」と意気込みました。


最後に「大ヤンキー展」の今後の目標について「狙いは幕張メッセ」という鈴木は、その展望をこう語りました。
「(大宮の成功を受けて)いろいろなところからお声がけいただいているので、パワーアップしながら全国巡業をしたい。(最終的には)大きい幕張メッセのようなところで、バイクやクルマを100台飾っちゃうみたいなことができたら……すっごい幸せだなって思います」
『大ヤンキー展』公式サイト:https://dai-yankee-ten.e-vent.co.jp/
