まちゃまちゃが5月7日(木)、東京・Zepp Shinjukuで『まちゃまちゃ30年祭&生誕祭「独身披露宴」』を開催しました。 芸歴30周年と自身の誕生日を祝うべく、氣志團やギターウルフなど親交の深いアーティストや芸人仲間が勢ぞろいし、笑いとロックに包まれた“独身披露宴”を執り行いました。

亡き父の代役・綾小路 翔とバージンロードへ
客電が落ち、「独身入場!」と自ら告げると、フロア後方からオレンジとグリーンのドレスに着飾ったまちゃまちゃが入場。腕を組んで共に入場した綾小路 翔(氣志團)は、新郎ではなく、亡き父の代役です。

フロアを抜けてステージに立つと、まちゃまちゃは「バージンロードを歩くことができました。ありがとうございます」と列席者(観客)への感謝と喜びを告げました。列席者への感謝の意を込めて、小室哲哉作曲、まちゃまちゃ作詞による幻の名曲「麦っ子魂」を披露し、〈やってやんぞ!〉と気合いを入れました。
友人代表の余興コーナーでは、村田語(ニューロティカ)、白鳥雪之丞(氣志團)、坂詰克彦(怒髪天)がお祝いソングを熱唱し、独身新婦がペンライトを振って大いに盛り上げました。オープニングVTRが流れ、いよいよ本編がスタートです。
氣志團、ピーズらが圧巻のパフォーマンス
「マブダチ代表でございます!」というまちゃまちゃの紹介で登場した、この日の特攻隊長は氣志團。綾小路 翔(Vo)がバイクに乗ってステージに登場し、叶 亜樹良(Dr)のビートにエンジンコールを合わせると、「行こうぜ、ピリオドの向こうへ!」と「One Night Carnival」でGIGを本格スタートします。ちなみにこの日のセトリは、主役であるまちゃまちゃのリクエストです。

「キラキラ!」「我ら思う、故に我ら在り」と続くと、ステージにずらりと和太鼓が並べられ、氣志團&微熱DANJIによる和太鼓の演舞へと移ります。そのまま「汚れなきクソ野郎ども」に突入し、和太鼓を加えた勇ましい演奏で観客を魅了した彼ら。この仲間を全力でお祝いする心意気、ロックバンドとしては過剰なほどのエンタメ性の高さこそ、氣志團の魅力です。
ラストは「愛と平和」から、「マイウェイ」。氣志團とまちゃまちゃの仲良しショットの数々が巨大スクリーンに映される中、たっぷり気持ちを込めた歌と演奏を聴かせた「マイウェイ」。<信じたこの道を私は行くだけ>の歌詞は、まちゃまちゃの特異な人生を力強く後押し、エールを贈るようでした。
続いては、「永遠の青春代表」の紹介で登場した、ピーズ。まちゃまちゃが中学時代に好きになり、芸人になってピーズ楽曲を出囃子で使ってた青春エピソードを語ると、大木温之(Vo&Gt)が楽しそうに「イエーイ!」と叫び、「脳ミソ」でライブがスタートします。

続く「焼きめし」を歌うと、「ちょっと気持ちいいぞ、ここ! 今日はこんな気持ちいいとこにご招待ありがとう。まちゃまちゃ、アイラブユー!」とはるがゴキゲンに語り、「いいコになんかなるなよ」へ。さらに「とどめをハデにくれ」の軽快な演奏で観客を踊らせると、「実験4号」で聴く者の心を刺激しました。
ライブ終盤は、まちゃまちゃが出囃子に使っていた「エッチ」をプレゼント。さらに「最高だぜ、人生! まちゃまちゃおめでとう!」とはるが叫んだ「シニタイヤツハシネ」、「まだ俺たち残ってるわけで、これからも楽しくやりましょうね」と最高のロックンロールを鳴らした「生きのばし」というラストはあまりにピーズらしい、最高すぎる祝福でした。


幕間には椿鬼奴、ボルサリーノ、大久保佳代子、モリマンら芸人仲間からの祝辞VTRが流れ、会場は温かい笑いに包まれます。続いて登場したニューロティカは、「絶体絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!」でまちゃまちゃをステージに上げ、会場一体となって盛り上げました。
ピエロからウルフ、そしてオジキ! まちゃまちゃを愛するロックンローラーたちの狂宴
続いてのライブアクトはアツシ(Vo)の天然エピソードを語ったまちゃまちゃが、「普段からピエロ。笑われるようで、笑かしてるんじゃないか?」とリスペクトを送る、ピエロ代表・ニューロティカ。<やりたいことやらなきゃ嘘になっちまうぜ>と聴く者の背中を押す「嘘になっちまうぜ」でライブが始まります。

「こんなもんじゃねえだろう」「チョイスで会おうぜ」と続き、さすがのライブスキルで観客の心をガッツリ掴むと、たくさんの拳や掛け声が上がるフロア。その光景を眺めたあっちゃんは、「まちゃ、ニューロティカと出会ってくれてありがとう!」と嬉しそうに叫びます。
「結婚もしないで、このステージ立ってるんだよ、俺とまちゃは!」という自虐ネタで始まり、あっちゃんのおやじギャグが止まらなかったMCで会場中を笑いに包みます。「今日はほぼ、まちゃのリクエストでセトリを作りました」と明かし、「悲しきピエロ」「Fight! ~Best Fight~」と続いた終盤戦でした。
「絶体絶命のピンチに尻尾を高く上げろ!」では、まちゃまちゃもステージに上げて、ニューロティカコールや振り付けを合わせて盛り上げると、ラストは「FUCKIN’ BIRTHDAY」で、まちゃまちゃのお誕生日を賑やかに祝いました。
再び、幕間に登場したまちゃまちゃが、藤井隆、野沢直子、清水ミチコと先輩からの祝辞VTRを紹介すると、「ロックンロール恩師」と、続いて登場するギターウルフについて語ります。「勝手にウルフを拝借して、ウルフ神崎を名乗ってた」と語り、「ロックンロールとは気合い、ジャンプ、アクション」というセイジ(Vo&Gt)の教えをいまも守ってるとのこと。
革ジャン姿で登場すると、缶ビールを一気に飲み干して。爆音鳴らしてシャウトした瞬間、会場をロックンロール色に染め上げたギターウルフ。「ロックで殺せ」「環七フィーバー」と畳み込み、観客の心を撃ち抜きました。

GOTS(Ba)が歌う「ロングトールサリー」、「ジェットジェネレーション」と激しさを増すばかりの白熱したステージが続くと、「KICK OUT THE JAMS」でまちゃまちゃをステージに引きずり上げたセイジ。ギターを担がされたまちゃがアドリブでギターを掻き鳴らすとセイジがフロアに飛び降り、セイジがステージに戻るとまちゃまちゃがフロアに投げ入れられます。
ハチャメチャながら、その瞬間、瞬間を全力で燃やし切るパフォーマンスは、最高にロックンロールでした。ラストは「オールナイトでぶっ飛ばせ」で完全燃焼。3人がステージを去った後も、チリチリと焼け焦げる匂いが残ってるようでした。

いよいよトリを残すのみとなった幕間には、サプライズゲストとして、ペナルティの2人がまちゃまちゃにバースデーケーキとプレゼントを持って登場します。素人時代のまちゃとの衝撃的な出会いを振り返ると、当時のギャグをやれとむちゃ振りして、それに応えたまちゃまちゃが爆笑を生みます。話の流れで行われた、ワッキーと早乙女 光(氣志團)のダンス合戦でフロアを大いに沸かせたところで、怒髪天へとバトンを繋ぎます。
「独身のオジキ代表」と紹介する、増子直純(Vo)との物騒なエピソードから、「いまは音楽で世の中にヤキ入れてる」とまちゃまちゃが説明した頼れるオジキたち、怒髪天。燃えたぎる心を拳に込めた「情熱のストレート」を撃ち込んでライブをスタートすると、「雑草挽歌」、「愛の嵐」と続き、熱い歌と演奏が観客の心を震わせます。
MCでは増子が知り合って三十年弱になるという、まちゃまちゃとのエピソードを面白おかしく語ると、「酒燃料爆進曲」を♪おめでとう、まちゃ!と歌詞を変えて歌い、「まちゃまちゃに乾杯~!」と祝福します。さらにまちゃまちゃをステージに迎えて、「ビール・オア・ダイ」で<この一杯のビールの為に生きていると思える程さ>と心の叫びを二人で歌いました。

まちゃまちゃ「31年目もよろしく」
ラストはまちゃまちゃの呼び込みで出演者がステージに集結し、「オトナノススメ」を全員で大合唱。会場中が歌声を重ねて一体感を生むと、「まちゃまちゃ最高!」と増子が叫びます。終演後は記念撮影から、「31年目もまちゃまちゃをよろしくお願いしますー!」とみんなに告げると、「サンキュー、ファッキュー!」とお決まりの挨拶を決めて、一本締めで終演となりました。
大会場にたくさんの人を集めて、大好きな仲間たちに囲まれて、まちゃまちゃが大きな夢を叶えたこの日。まちゃの毒舌の裏に見える熱さや優しさや愛情深さといった人柄や、他に類のないロックで特殊な芸風の成り立ちやルーツがよく見える貴重な一日でした。

公演概要
『まちゃまちゃ30年祭&生誕祭「独身披露宴」』
・日時:5月7日(木)
・会場:Zepp Shinjuku
・出演:まちゃまちゃ、氣志團、ギターウルフ、怒髪天、ピーズ、ニューロティカ
