“バレーボール芸人”さとゆりが主宰する小学生バレーボール大会「さとゆり杯」が、6月28日(日)に大阪・関西大学北陽高等学校で開催されました。今年で2回目の開催となる今大会には、16チームが参加。子どもたちのはつらつとしたプレーで盛り上がったほか、芸人やバレーボールSVリーグの選手によるスペシャル企画が行われて笑顔あふれる大会になりました。

ジュニア16チームが熱戦を繰り広げる!
さとゆりは、バレーボール強豪校・兵庫県立氷上高校の出身。「全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)」で準優勝し、芸人になる前は母校で指導者を務めてチームを春高バレー出場へ導いた実績も持っています。
そんなさとゆりが、自分を育ててくれたバレーボールへの恩返しとして立ち上げたのが、小学生のジュニアチームを対象とした「さとゆり杯」です。バレーボールの発展と、「春高バレーのような花形の舞台を小学生にもつくりたい」という思いが込められています。

この日参加したのは、以下の16チームです。
・加古川フレンズ(兵庫県加古川市)
・七条バレーボールクラブ(京都府京都市)
・三田なかよしスポーツ少年団(兵庫県三田市)
・清水VBC(大阪府高槻市)
・粟野チビッ子バレーボールスポーツ少年団(福井県敦賀市)
・刈谷アイリスターズ(愛知県刈谷市)
・弁天バレーボールクラブ Glanz(大阪府大阪市)
・新野辺JVC(兵庫県加古川市)
・八幡JVC(兵庫県加古川市)
・横堤VBC (大阪市鶴見区)
・丸岡南ジュニアバレーボールクラブ(福井県坂井市)
・N.J.V.C HONEYCOMB (愛知県名古屋市)
・つつじが丘バンビーズ(三重県名張市)
・出合ミッキーズ(兵庫県神戸市)
・鈴蘭台JVC(兵庫県神戸市)
・パヤパヤ倶楽部(大阪府大阪市)
朝9時過ぎから大会がスタート。各コートでは熱い戦いが繰り広げられました。後半は、試合結果により勝ち上がったチームによる決勝トーナメント、3位決定戦、そして下位チームによる「下剋上で賞」「諦めへんかったで賞」の試合がそれぞれ行われます。

会場には各チームの応援幕が掲げられ、多くの保護者が声援を送って大盛り上がり。その声に応えるように、選手たちも生き生きとプレーします。豪快なスパイクを打つ選手、こぼれ球を諦めずに追いかける選手、いずれのチームも声を掛け合って全力を尽くしました。
熱い戦いの結果、優勝に輝いたのは兵庫県神戸市から参加した「出合ミッキーズ」。昨年の準優勝から見事、頂点に立ちました。
子どもたちと一緒に「ラララライ体操教室」
芸人との交流も「さとゆり杯」の醍醐味です。エキシビジョンマッチには、藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)が参加。さらに今年は、バレーボール・SVリーグから大阪ブルテオンの仲本賢優選手、金田晃太朗選手、岡山シーガルズの高柳有里選手、甲斐理香菜選手が登場して会場は大盛り上がりです。

プロ選手は、さとゆり&藤崎マーケットに関西大学北陽高等学校のバレーボール部員3人が加わった“芸人チーム”と対戦します。藤崎マーケットは田崎もトキもバレーボール未経験ですが、「番組で10年以上、川合俊一さんと一緒に仕事していたので、僕たち、“川合イズム”が浸潤しております。負けませんよ!」と気合十分!
ルールは1セット15点マッチ。藤崎マーケットが決めると2点という特別ルールも加わり、試合が始まりました。

SVリーガーの見事なボール回しに小学生たちの視線は釘付け。一方、芸人チームもさとゆり、関西大学北陽高等学校バレーボール部員たちの健闘でなんとか粘りを見せますが、じわじわとリードを広げられていきます。
途中、会場内から「さとゆり! さとゆり!」とコールが巻き起こる一幕も。しかし、あまりの実力差を前に、さとゆりが「プロチームは、3回のラリーのうち1回は手以外。頭とか足とかを使ってください」とまさかのハンデを要求!? それでもプロチームの勢いは止まらず、最後はプロ選手の強烈なスパイクも炸裂して勝利しました。

さとゆりは「すごいレベルの高さを感じました!」と感服。トキは実際にコートに立つとネットの高さに驚いた様子で、プロの試合ではもっと高いと聞いて、目を丸くします。
さらに、藤崎マーケットが「ラララライ体操教室」で会場を盛り上げたほか、SVリーガーたちによる「バレーボール教室」も開催。子どもたちはプロの選手からスパイクなどの技術を直接教わり、目を輝かせながら練習に取り組みました。

閉会式でさとゆりは、「皆さん、朝早い時間から本当によくがんばりました。自分に拍手を!」と選手たちを労います。さらに「みなさんの温かいご協力のお陰で、スムーズに運営することができました。また次の大会に生かしたいと思います」と、各チームのスタッフにも感謝しました。
表彰式では、優勝した「出合ミッキーズ」に賞状と盾、賞品のタオルが授与されます。さらに、最優秀選手には株式会社ド・グゥから、「世界に一つだけのオリジナルシューズ」が贈られました。

準優勝の「清水VBC」、3位の「三田なかよしスポーツ少年団」、「下剋上で賞」の「丸岡南ジュニアバレーボールクラブ」、そして「諦めへんかったで賞」に輝いた「加古川フレンズ」にも、それぞれ賞状や賞品が授与されました。
さとゆりは、大きなケガなく大会を終えられたことを喜ぶとともに、「10チームから始まった大会が16チームまで増え、こんなに素晴らしい試合を見ることができて本当にうれしいです」と笑顔を見せます。そして最後は「今日1日みんな頑張りました。皆さん、ありがとうございました!」と感謝して、会場は温かい拍手に包まれました。

さとゆり「大会の質を上げていきたい」
大会終了後、さとゆりに話を聞きました。
――今日の感想を聞かせてください。
チームを増やしてワチャワチャするのはわかってたんですけど、とりあえず大きいケガなく無事に大会が終われたことは、本当に良かったと思います。ただ、かなり反省点もあるというか、「もっとがんばれたな」「もっと改善の余地がめちゃめちゃある」と思いますね。
もっとブラッシュアップして、より良いものにしていかないといけない。まだ2回目ということもあるので、うまくいかないのは当たり前なんですが、でも反省は多いかなと思いました。
――前回は10チームでしたが、今回は16チームに増えましたね。
ありがたいことに、それ以上にたくさんの応募が集まりました。それは本当にありがたかったです。それに、藤崎マーケットさんにもめっちゃ盛り上げてもらいました。そういうのは「さとゆり杯」でしか経験できないことですし、それを子どもたちに楽しんでもられたのはすごく良かったです。
――今回は、SVリーガーによるエキシビジョンマッチや、プロの選手が子どもたちをマンツーマンで指導する企画もありました。
芸人さんに会えるのはもちろんうれしいと思うんですが、SVリーグでプレーしているプロの方々に直接教えていただけるというのも、バレーをやっている子どもたちにとってはいいのかもしれないと思って。今年は4人の選手に協力していただけました。トップリーグでプレーしている方たちが来てくれたのは、子どもたちも喜んでくれたでしょうし、私もうれしかったです。

――大会では、昨年準優勝だった「出合ミッキーズ」が優勝しました。
どのチームもがんばっていましたが、悲願の優勝という感じで、ちょっとドラマチックでしたし、「優勝をつかみ取ったな」と思いましたね。
――次回以降はどんな大会にしたいですか。
いまの段階では、もっと満足度を上げられるようにしたい。それが、いちばんですね。ゆくゆくはもっと大きい大会にして、たくさんの子どもたちにこの体験をしてもらえたらと思うんですけど、まだ私にとってはちょっと早いかなと思うので、まずは大会の質をもっと上げていきたいです。
