今年で芸歴が15年となり、『M-1グランプリ』ラストイヤーを迎える井下好井(井下大活躍、好井まさお)。2021年は残念ながら3回戦で敗退となりましたが、ラストイヤーとなる今年は目標を『M-1』1本にしぼる決意を表明! 昨年末に開かれたトークライブのなかで、優勝を目指すための具体策を明らかにしました。
注目の発言が飛び出したのは、2021年12月30日(木)。この日、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で開催された、囲碁将棋(根建太一、文田大介)、タモンズ(大波康平、安部弘章)、そして井下好井によるユニット「ITI」のイベント『大感謝・年末ITI公演~烈火の単独祭り~』に続く、トークライブ『ITI流 忘年会と反省会』でのことです。
今年は『M-1』1本
M-1ラストイヤーに向けて、まず「来年は『M-1』1本」と宣言した好井が、「今日のネタの何本かを繰り越しながら、ITIとともに漫才を成長させていきたい」と意気込むと、囲碁将棋・文田は「優勝できる可能性は高いと思うよ。だって、(NHKの)『爆笑オンエアバトル』で500キロバトル(票)超えしてたでしょ」と2人の実力に太鼓判。タモンズ・安部も「どこでもウケてる」と、井下好井の漫才を評価しました。
毎回3本の新ネタ披露
好井としては、この2年ほど井下の個性を活かすべく漫才を作ってきたものの、結局、周囲の共感を得られないという結論に。また、よく漫才について相談している人物からも、井下の人となりが世間に周知されるまでは「井下の個性を活かすのは無理やな」と言われたのだとか。好井は「それを踏まえて今年1年、漫才をやりたい」と決意を語りました。
井下好井は、今年2月から『ITIライブ』で毎回、新ネタ3本を披露予定とのこと。好井は「こんなにネタ作るのは最後やから! 一生に1回しかない。協力してください!」と懇願します。
「新ネタを毎回3本おろそうと思うんですけど、お客さんはもちろん、(囲碁将棋とタモンズにも)舞台裏とかで観てもらいたい。ふた組の経験の直火で、僕らを炙り焼きにしてもらいたい」
こう力強く語る好井に、ほかの2組は快諾。根建は「とにかくお前らは、やりたいネタをやりたいだけやればいいよ」と後押ししました。