ザ・プラン9が結成25周年を記念し、没入型コントライブ『チャーチ・オブ・コント!』を8月22日(土)に開催しました。舞台となったのは、大阪市中央区の「日本キリスト教団 島之内教会」。これまでにも教室、法廷、電車など、さまざまな場所で開催してきた没入型コントですが、今回は“本物の教会”という初めてのシチュエーション。360度で体感できる、ザ・プラン9ならではのコントの世界に期待が高まります。今回、ゲストに迎えたのは、関西を拠点に活動する女優・東千紗都。7人+観客によるリアルなコントが展開されました。

観客もフォーマルな装いで来場
「結婚式に出席するような格好で来てくださるとより没入感が増します」というリーダーのお~い!久馬の事前コメント通り、会場にはフォーマルな装いの来場者もたくさん。ウェルカムボードが飾られていたり、讃美歌の歌詞が書かれたメッセージカードが配られたりと、本物の結婚式さながらの雰囲気です。
物語の舞台は、友人の永山裕也(ヤナギブソン)が参列する、新郎・中村善彦(浅越ゴエ)と新婦・カナ(東千紗都)の結婚式。式を待つ会場にまずは永山が現れ、新郎側に着席。まわりの観客に「どこから来たんですか?」と話しかけると、相手もアドリブで返します。さらに“誰が興味あるねん”トークも披露し、会場をあたためます。

そして、本物の衣装に身を包んだ牧師役のお~い!久馬が、安室奈美恵の『CAN YOU CEREBRATE』に合わせて主役のようにノリノリで登場! 衣装の似合いっぷりに客席から拍手が起こり、観客は思い思いに写真に収めていました。
数々の秘密が暴かれ結婚式はカオスな展開に!
いよいよ主役の新郎・新婦が入場すると、バージンロードの途中で新郎が客席の永山と話し込んだり、新婦は父親とツーショットを撮ったりと、ボケ放題。
牧師の進行で讃美歌、聖書朗読、誓約、指輪交換と、本物の式のように進んでいきますが、そこはもちろん普通の結婚式ではありません。讃美歌の最中には「その結婚、ちょっと待った!」と謎の男(爆ノ介)が乱入! 映画やドラマでよくあるシーンが目の前で展開され、観客もビックリです。


さらに、新郎がカナのためにサプライズで披露したピアノ&歌をきっかけに、思わぬ事実が発覚。練習に付き合っていたのはなんと新郎の元カノで、そこから2人の間に疑惑が浮上します。やがて新郎がカナに手を上げる展開にまで発展し、さらには新婦の父親(コヴァンサン)にまで手を出す始末。幸せなはずの結婚式は、どんどんカオスな様相を呈していきます。
そして、2人のお祝いにサプライズゲストとして登場した漫才コンビ「マンマ・ミーア」のひとりが、先ほどの“結婚を待った”男・豪太だったことが判明。さらにカナとの過去の関係が明かされるという修羅場に……。止めに入った牧師までもがまさかの暴走を見せ、目が離せない展開に誰もが釘付けとなりました。


修羅場のあとは観客交えて白熱のビンゴ大会
そんな修羅場のあとに始まったのは、ビンゴ大会。牧師が用意したのは、数字を引く通常のビンゴではなく、「今日パンを食べた人?」などの質問に当てはまる人数の数字を開けていくという、ひと味違ったルール。参列者も巻き込んだゲームがスタートしました。

出演者全員が質問を用意し、大盛り上がり。リーチの人がたくさん現われたものの、なかなかビンゴにならず、数字を狙い撃ちするために質問を考えあぐねる展開となり、とうとうビンゴの観客が出たときにはナゾの一体感が生まれていました。「あと1時間続いたらどうしようかと思った」と爆ノ介。
優勝者にはグッズと牧師のサイン色紙、さらに好きなメンバーとのツーショット写真がプレゼントされました。
あまりにもリアルな演出に通行人もビックリ
波乱に次ぐ波乱の末、誓いのキスと結婚証明書への署名を済ませ、式は無事(?)に成立。最後は参列者によるフラワーシャワーで、新郎新婦を送り出します。
観客は実際に教会の外の階段に並び、本物の花びらを手に祝福。道行く人も足を止めるほどのリアル感です。最後は全員で写真撮影をしました。

1日3回公演を終えたエンディングトークでは、この日の感想をメンバーが語ります。
爆ノ介は、カナへの想いを告げるシーンで走って登場した熱量のあまり、台詞が飛んでフリーズしてしまったと告白。ピアノ伴奏者(新郎の元カノ)役は、ヤナギブソンの妻だったことが明かされ、浅越からは、ピアノ伴奏で歌うのに苦戦した話など、貴重なウラ話が語られました。
久馬は「今後もいろいろな場所で没入コントをしていきたい」と言いながら、「コントする場所を貸してくれる人!」と募る場面も。新たなシチュエーションの候補として、工場、トレーニングジム、銭湯などの案も飛び出しました。次なるステージはいったいどこに!?
