今年12月1日(火)に芸能生活60周年を迎える桂文枝が、『桂文枝独演会~咲かせて三枝、実らせて文枝~』と題した記念全国ツアーを開催します。10月1日(木)には、母校の関西大学千里山キャンパスで会見を実施。60年の歩みを振り返るとともに、12月の兵庫県から始まるツアーにかける意気込みなどを語りました。

「振り返ってみるとあっという間」
全国ツアーは、12月19日(土)の兵庫・小野市うるおい交流館エクラを皮切りに全国各地を回ります。
この日の会見でMCを務めたのは、文枝と同じく関西大学の卒業生で、NMB48を今年卒業した安部若菜です。安部の呼び込みで、関西大学の学歌が流れるなか、紋付袴姿の文枝が登場。文枝は会場に深々と頭を下げて感謝を伝えます。

思い出深いこの会場での記者会見を希望したという文枝は、学生時代に行った桂米朝の落語会のことや、落語大学を立ち上げた思い出などを語ります。米朝の落語「東の旅」を見たときの衝撃を、「これはすごい。会場に麦畑が広がっているような気がした」と表現しました。
そして「(師匠である五代目桂文枝に弟子入りした)昭和41年(1966年)12月1日からもうすぐ満60年。振り返ってみるとあっという間」と話し、「その集大成として、これからの桂文枝を皆さんに見ていただきたい。全国を回っていきたい」とツアーに向けて気合を入れます。
続いて、スクリーンに映し出されたツアーのポスターに書かれた「咲かせて三枝、実らせて文枝」のコピーを紹介しました。

「歳をとっても若い人の噺ができる」
質疑応答で、大学での思い出を聞かれた文枝は、「嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこといろいろあった」としみじみ。学生時代には落語だけでなく、司会業もしていたと明かし、当時から大阪の大きなホールのステージに立っていたことなどを振り返りました。

当時、吉本興業の社長だった林正之助との思い出について文枝は、「ああせい、こうせいとはいっさい言われたことがなかった」と語ります。そして「吉本に声をかけてもらって60年。本当に幸せに過ごせたと思っている」と話し、「これから恩返しも含めて、全国の皆さんに私の落語を聞いていただけたらと思っている」と意気込みました。
また、先日の天満天神繁昌亭での独演会で披露した、若い女性が主役の350作目の創作落語「恋の景色」が好評だったことに触れ、「落語は歳をとっても若い人の噺ができると思った。これから皆さんにやってもらえるような落語を考えてやっていきたい」と語ります。

会見後のフォトセッションでは、来場していた学生時代の後輩が文枝と母親とのエピソードを語るシーンも。それを聞いた文枝は、母親との思い出も懐かしげに振り返りました。
ツアー概要
KATSURA BUNSHI 60th ANNIVERSARY TOUR
桂文枝独演会~咲かせて三枝、実らせて文枝~
【日程】
2026年12月19日(土) 兵庫県:小野市うるおい交流館エクラ
2027年1月9日(土)・10(日) 東京都:有楽町朝日ホール
2027年1月31日(日) 兵庫県:兵庫県立芸術文化センター
2027年3月20日(土) 愛知県:御園座
2027年5月2日(日) 福岡県:博多座
2027年5月16日(日) 福井県:鯖江市文化センター
2027年6月 滋賀県:東近江市立八日市文化芸術会館 実施予定
他、追加公演 Coming soon…!
※チケット発売日や料金は各会館のHPをご確認ください。
