オダウエダ小田のTシャツにまさかの間違いが!? よしもと芸人119人が『Tシャツグランプリ』で販売対決!

東京・神保町よしもと漫才劇場に所属する119人の芸人が、自分たちでデザインしたオリジナルTシャツの販売枚数を競い合う大会『Tシャツグランプリ2022』が1月11日(火)に始まり、前回覇者のオズワルド(畠中悠、伊藤俊介)らが同劇場で開かれた概要発表会見に登場しました。芸人たちが作ったTシャツは、それぞれ趣向を凝らした個性的なデザインがズラリ。イベントには参加芸人たちも登壇し、Tシャツ品評会が始まりました。

出典: FANY マガジン
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『Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ2022』と題された今回の大会は、創業85年の織物メーカー・丸井織物が運営する、オリジナルグッズを制作できるサイト「Up-T」とのコラボ企画です。販売枚数によって1位、2位、3位が決定するほか、Up-T特別賞、さらにいちばん多くTwitterで応援されたコンビに贈られる応援ツイート賞なども設けられ、賞金総額30万円をめぐってバトルが展開されます。

この日の会見では、オダウエダ(小田結希、植田紫帆)、令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)、ヨネダ2000(清水亜真音、愛)、9番街レトロ(京極風斗、なかむらしゅん)、ドンデコルテ(小橋共作、渡辺銀次)、ナイチンゲールダンス(中野なかるてぃん、ヤス)、オドるキネマ(鈴木バイダン、南)、軟水(大川内聡、つるまる)、めぞん(吉野裕介、原一刻)、ピュート(村田翔平、竹内智也)がステージに登場。各々がデザインしたオリジナルTシャツについて、プレゼンしていきました。

出典: FANY マガジン
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アザラシが万歳

会見のMCは、オズワルドの2人。昨年開かれた「T-1グランプリ」∞ホール部門で優勝した“実力派”です。

芸人たちが、オリジナルデザインのTシャツを着てステージに姿を見せるなか、オダウエダ・小田も、大好きなアザラシが万歳しているイラストの入ったTシャツを着て満足げに登場。しかし、さっそく相方の植田から指摘が飛びます。

「小田、アホすぎて逆に書いてて、“ばんざい”が“ざいばん”になってるんです! めっちゃ怖ないですか? より罪の重い裁判、それが“ざいばん”!」

確かに、ひらがなで書かれた「ばんざい」は、縦書きでイラストの右側に「ざい」、左側に「ばん」。ふつうに読むと「ざいばん」です。

出典: FANY マガジン
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一方で、植田は「小田のグッズがひとつも販売されてないのはおかしい!」と熱弁を振るい、自身がデザインした、クマのような被り物をした小田が大きくプリントされたTシャツをアピール。「ただ、サイズに気をつけてください! (ぴちぴちの状態で着ると)小田の頬骨が強調されます!」と、笑いを誘います。

ヨネダ2000のデザインのナゾ

ヨネダ2000・愛は、グリーンのTシャツに“好きなもの”のイラストをプリントしたそうで、「グラタン、メロン、クロワッサン、グレープフルーツ、フランスパンとココア」とイラストを一つひとつ説明します。

MCの伊藤が「統一性がなくて、キモすぎるんだけど!」と笑うと、相方の清水から「何が怖いって、愛さんのいちばん好きな春巻きを入れていないんです」という指摘が。愛が「(春巻きは)ちょっと茶色すぎるかなって」と理由を語ると、大きな笑いが起こりました。

出典: FANY マガジン
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一方、「勝ちにいきました」と宣言する清水は、3点のイラスト入りのTシャツ。右と左は、自分と相方の愛を犬に見立てたイラストだと説明し、さらに「真ん中は”かぶとむしくん”です。私が小学3年生のときに、友だちがいなさすぎて架空で作ったキャラクターです」と紹介しました。

令和ロマンのTシャツは、それぞれの芸名に因んだイラストをデザインした、シンプルなもの。髙比良は「(自分の名前の)“車”の絵なんですけど、相方のケムリのことをにおわせるために、マルボロみたいなデザインにしました」と話しながら、タバコのようなデザインの相方・松井に「あなたのTシャツは“くるま感”がないみたいだけど」と質問。伊藤からも「ケムリも出てないし」と指摘されていました。

出典: FANY マガジン
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前回の覇者オズワルドが語る販売戦略とは

イベント終了後の囲み会見で、気になったTシャツについて尋ねられたオズワルド・畠中はヨネダ2000・清水のTシャツを、伊藤はコーナー企画「俺なりのTシャツグランプリ」のなかでドンデコルテ・小橋が紹介したエバース・佐々木隆史のTシャツをピックアップ。

さらに、伊藤から「くるまのTシャツは、マジで私服で着られると思う」とほめられた令和ロマン・髙比良は「先輩のTHIS IS パンさんが“THIS IS”っていうTシャツを作って爆売れしてるので、この企画を飛び越えて爆売れしないかなと思って、シンプルなデザインにした」とアピール。相方の松井も渡辺直美プロデュースのファッションブランド「PUNYUS」からインスピレーションを得て、アイテムのイラストと文字というシンプルなデザインにしたと話し、「爆売れ狙ってます!」と意気込みます。

出典: FANY マガジン
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一方、前回の覇者として売るための秘訣を聞かれた伊藤は、「太客をつけること」と断言。「あと、自分たちの近くにいる有名人にリツイートしてもらう。僕の場合だったら、妹(女優の伊藤沙莉)とか。デザインが終わると、そういう戦いになってきます」と明かします。

畠中は「大会終了近くにデッドヒートになって、200枚買ってくれた人が最後に100枚追加で買ってくれたんです。そういう人の心をつかむ人間性みたいなものも必要」とリアルな“販売戦略”をアドバイスしました。

これらのTシャツ販売は「Up-T」内の特設サイトで、4月9日(土)まで実施。会見の様子は神保町よしもと漫才劇場の公式YouTubeチャンネルで配信中です。

「Up-T」特設サイトはこちらから。
神保町よしもと漫才劇場の公式YouTubeチャンネルはこちらから。

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