お~い!久馬“芸歴30周年”で地元・岸和田に凱旋! 「30年前に吉本に行くと家を出て…」

ザ・プラン9のリーダー、お~い!久馬が来年で芸歴30周年を迎えるのを記念して、1月22日(土)に地元大阪・岸和田市の南海浪切ホールで『久馬歩責任編集 月刊コント芸歴30周年故郷に錦号』を開催しました。2009年から久馬が主催するイベント『月刊コント』の記念号である今回は、NSC(吉本総合芸能学院)同期のメッセンジャー・あいはら、桂三度、1期後輩のケンドーコバヤシのほか、おいでやす小田、アキナ、ゆりやんレトリィバァら人気芸人が大集結。エンディングには、久馬が感極まりながら30年を振り返りました。

出典: FANY マガジン
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毎月開催されている『月刊コント』は、登場する芸人たちが披露するそれぞれのコントが、久馬の自作オリジナルコントによってつながり、最終的に1つの物語になるというスタイルで、毎回、多くの観客を集めている人気イベント。今回は、ザ・プラン9(コヴァンサン、爆ノ介、きょうくん、浅越ゴエ、お~い!久馬、ヤナギブソン)のメンバー・きょうくんが休演で、元メンバーのなだぎ武が2015年の脱退後、初共演するというレアな公演となりました。

まさかのシークレットゲスト登場!

豪華メンバーによるコントの内容は、ザ・プラン9扮する人気音楽グループ・ジグザグが、歌番組に出演してほかの出演者やスタッフ、観客たちと爆笑のドタバタ劇を繰り広げるというもので、ザ・プラン9のメンバーとなだぎがステージに立つと、スタートから息ぴったりの絡みを見せ、会場から拍手が起こります。

出典: FANY マガジン
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続いてゆりやんが登場し、人気アニメのキャラに扮したネタで爆笑を誘うと、さらにニッポンの社長(辻、ケツ)はコンビニ、セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)はお祭り、ロングコートダディ(堂前透、兎)は近未来を舞台にした爆笑コントを披露しました。

吉本新喜劇の川畑泰史がおなじみの「カーッ」で登場すると、桂三度も「サン!」を披露。末成映薫が「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ」から鉄板ギャグを連発すれば、ケンドーコバヤシは三度といっしょに吉田裕をイジリ倒すなど、会場を沸かせます。

アキナ(山名文和、秋山賢太)は反抗期の親子のコント、おいでやす小田は閉店後の居酒屋店長のネタを披露し、そこにシークレットゲストのクワバタオハラ(くわばたりえ、小原正子)が登場すると、会場は大盛り上がりとなりました。

出典: FANY マガジン
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「本当に30年も続くと思ってなかった」

後半では、ここまでそれぞれが見せたネタがすべてつながっていく様子に、観客は笑いが止まりません。そこからは豪華な歌謡ショー。ザ・プラン9の口パクハーモニー、川畑の弾き語り、クワバタオハラの“後ろ姿のパフィー”、新喜劇のユーミンが登場。さらに三度とケンコバのキャラモノマネから、ゆりやんとギブソンがラップバトルを始めたかと思うと、武将様とゴエが息ぴったりのオリジナル「乳首ドリル」を披露。なだぎはノリノリであの人気ドラマのキャラを演じ、そしてラストは『笑顔のまんま』の合唱となりました。

出典: FANY マガジン
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エンディングでは、久馬が会場に「ただいま!」と呼びかけると、ひときわ大きな拍手が。

「30年前、勝手に吉本に行くと家を出て、親孝行ではないけど、こんな仕事していると観てほしいなと思った……こんな感じでやっております。ありがとうございます」

会場に来ている両親に、改めて感謝の言葉を伝える久馬。ゴエから「両親に対して、どういう気持ちか」と聞かれると、30年前のことを振り返りながら、「紆余曲折ありながらいままでやってこれたのは、本当に親があってのことだなと思ってます」と語りました。

出典: FANY マガジン
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さらに、「本当に30年も続くと思ってなかった。こんなにすばらしい人たちに出ていただいて、ありがたいと思ってる。引き続き、わがままを聞いてもらえたら!」と出演者たちにも感謝の言葉を。客席から「がんばれ!」と声援が上がると、改めて「本当にいままでありがとうございました。これからもダラダラ続けていくと思いますが、なんとか親孝行できるようにがんばりたいと思います」と頭を下げました。

こうして感動的なフィナーレを迎えるかと思いきや、「これから帰ってギャロップの漫才書かないかん」とボケて、しっかり笑いをゲット。最後に改めて、「本当に皆さん、ありがとうございました」と会場に挨拶し、記念公演は幕を下ろしました。

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