俳優・モデルとして映像作品に多数出演、縦型ショートドラマ「こねこフィルム」のレギュラー出演者としても話題を呼んでいる蔦谷里華の1st写真集『泥中の華』(玄光社)が、8月19日(水)に発売されました。それに先立つ8月8日(土)には、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで発売記念の先行お渡し会と取材会を開催。初の写真集に込めた思いや撮影秘話を語りました。

ランジェリーからY2Kファッションまで挑戦
蔦谷は2024年に芸能活動を開始。身長180センチ、約9頭身というスタイルを生かして『ヤングキング』(少年画報社)の巻頭グラビアを飾るなど、モデルとしての活動の傍ら、翌2025年に「こねこフィルム」の第2回レギュラー出演者オーディションに合格。本格的に俳優の道を歩んでいます。
今回の写真集には、水着やランジェリー、リゾートルック、Y2Kファッションなど、さまざまな衣装で撮影した写真を収録。企画段階から蔦谷自身がイメージを積極的に提案し、そのこだわりが反映された1冊になっています。


お気に入りは「スリットドレス姿でハイキック」の1枚
「写真集の出版は、30歳になるまでの目標の1つだったので、とても嬉しい」
イベント冒頭に蔦谷が笑顔で語ると、作品の出来についてこう続けました。
「けっこう自我が強めなので。『こういうものを撮りたい』というイメージを忠実にかなえてもらった1冊だと思っています。自己満足になっていないか心配なんですけど、私としては『撮れてよかった』と心から思える写真集になりました」。

特にお気に入りのカットとして挙げたのは、スリットドレス姿でハイキックを繰り出す1枚。「白黒で、映画っぽいなって思っていて、あんまり写真集にはないような写真になったんじゃないかな」と自信をのぞかせます。また、「ちょっと中二病なところがあるんで、妄想で『こういうのやってみたい』を、いい感じに叶えてもらった」と、茶目っ気たっぷりに明かしました。
タイトル『泥中の華』に込めた思い
取材会では、印象的なタイトル『泥中の華』に込めた思いも明かしました。

蔦谷は10代でバセドウ病を発症し、甲状腺眼症による眼球突出や原因不明の吐き気やめまいなどの症状に苦しみました。2年弱の間に計6回ほどの手術を受け、やりたいことを諦めざるを得ない時期もあったといいます。その後、泥の中から美しい花を咲かせる蓮を表す仏教用語「泥中の蓮」に出会い、その言葉に救われたと振り返りました。
「10代から22歳くらいまで、なんとなくずっと不運が続いていたんです。やりたいことを見つけても病気になったり、手術をしなければならなかったりして、諦めたことが多くて。でも病気が治ってから、もう一度、『何がしたい?』と考えて、挑戦を繰り返していたら、こうして写真集を出させてもらえるまでになりました」
「泥のような経験があったからこそ…」
さらに、苦しかった過去を振り返り、タイトルに託した願いをこう語りました。
「泥のような経験があったからこそ、花になろうとしている。この言葉を知ったおかげで、苦しかった人生に意味があったなと思って、すごく救われたんです。私がこうやって救われたみたいに、この言葉を知って、ちょっと気持ちが楽になる人が1人でも増えたらいいなと思って。クセが強いんですけど、こういうタイトルにさせていただきました」
最後に、どんな人に手に取ってほしいかと尋ねられると、「王道の写真集ではない」と断言。そのうえで、自身と同じように個性を抱える人への思いを口にしました。
「私はあまりいないくらい背が高かったり、ちょっと個性強めな人だとは思ってるんですけど、その自分の特性を生かせた写真集です。社会と普通に馴染めない人でも、その個性を嫌なものだと思わないで、少しでも元気になってくれたらいい。これを見たことによって、勇気や元気が湧いたらいいなって思っています」

取材会終了後にはファンへ写真集を直接届ける先行お渡し会も行われ、寄せられた温かい応援の声に笑顔で感謝を伝えました。
写真集概要
蔦谷里華 1st写真集『泥中の華』
発売日:2026年8月19日(水)
本体価格:3,600円+税
判型:A4判、128ページ
発売元:玄光社
Amazonページ:https://amzn.asia/d/0bqJSSL0
