どうも芸人ライター『天狗』の横山裕之です。
皆さんは『囲碁将棋』という芸人を知っていますか?
今年で芸歴17年になり、話題の“大宮セブン”(埼玉県にある『大宮ラクーンよしもと劇場』を拠点に活動しているユニット)のメンバーで、文田大介(40)と根建太一(40)のコンビで活動している漫才師です。
そして私と同期の芸人です。
だからすごく良く知っています。(笑)
『M-1グランプリ』でも準決勝常連で、今までも『レッドカーペット』、『エンタの神様』、『あらびき団』、『THE MANZAI』などの有名なテレビ番組にも出演。面白さは間違いない。だが鳴かず飛ばずでした。
そんな囲碁将棋がようやく世間に注目されはじめました!
そこでラフマガのスタッフの方が「今だ! 行け! 囲碁将棋!」という思いを込めて作った囲碁将棋のYouTube動画を観ました。
芸人が好きな芸人『囲碁将棋』
「囲碁将棋はすべっても面白い」
M-1チャンピオンのマヂカルラブリーが言う。
「東京吉本全員が影響を受けた」
若手で勢いのあるニューヨーク、ダイタク、オズワルトが口を揃えて言う。
「人間として魅力的だ」
当時の囲碁将棋の担当だった新人マネージャー・若松慧さんが言う。
「文田さんはお兄ちゃん、根建さんは巨大な弟」
すゑひろがりずの南條庄助が言う。
この動画を観て、いかに囲碁将棋の2人がありのままでいながら、周りの人間に愛されてるのかがわかります。
「趣味でお笑いやっていたのが仕事でお笑いをやる事になる」
これは囲碁将棋の文田が言った言葉です。
──芸人人生のターニングポイントとは?
文田 神奈川住みます芸人になった時ですね。
今まで個人のマネージャーがつかなかったのが住みます芸人になって、神奈川県の担当のマネージャーが付いたんです。
それが新卒の若松君。
当時は営業で呼ばれて漫才してもウケなかったんです。劇場で若い子に向けて漫才を作ってやっていたので。
そういうウケない時に「このお客さんはお笑いわかんない人だ」と思ってました。
なんなら普通の人にやってもウケないのが、逆に普通の人にわからない事をやっているのが良い事に感じていましたし。
でも、新人の若松君が必死に頑張って仕事を取って来てくれるんですよ。
その仕事で漫才してすべると本当に「きついなぁ」って「本当に申し訳ない」と思って。
だからお客さんの顔いろをうかがうネタを作るようになったんです。
趣味でお笑いやっていたのが仕事でお笑いをやる事になりました。
愛されているからこそのターニングポイント。
文田の男気も感じられます。
ちなみに根建のターニングポイントは
「まだ来ていない」
との事でした(笑)。
この2人のバランスの良さが囲碁将棋の魅力の一つですね。
これからの囲碁将棋
僕らの同期の中でも囲碁将棋の事を「嫌い」と言う人は見た事がない。
ありのままが面白いのです。
芸歴2年目くらいで思ったようにウケない事から、バトルライブで文田が口から手品師みたいに国旗を沢山出す漫才をしていても、お笑いライブに文田のお母さんがすごく目立つ格好で観に来ていても、根建が急に「ここの地面柔らかい」とトランポリンみたいに木の床にジャンプをして肘から倒れても、全部が面白いのです。
そんな囲碁将棋が今注目されています!
──最後に今後の芸人人生についてどう思いますか?
根建 マネージャーにやれって言われた仕事は全部やる。
一体、囲碁将棋にどんな仕事が舞い込むのか楽しみです。
是非、囲碁将棋特集のYouTube動画を観て下さい!