いま、みんなが気になるあの問題にはある人物の過去が深く関係している!?『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.17

ガクテンソク奥田のGossip Times

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

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今月も始まりました『ガクテンソク奥田のGossip Times』でございます。私事ですが、先日、四十歳になりました。四十路も『ゴシップ道』に邁進していく所存です。

出典: FANY マガジン
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さて、連日ニュースで報じられている『ウクライナ情勢』ですが、皆さまも非常に気になっているところだと思います。今回のコラムでは、ゴシップ的な目線から、この問題を見ていきたいと思います。

そもそも、なぜロシアはこの無謀な戦争に踏み切ったのでしょうか? 様々な憶測がありますが、ゴシップ的には『プーチン大統領の過去』が、深く関係しているのではないかと睨んでいます。

まず、ロシアという国は、ご存知のとおりとても広大な国土を持っています。なので、歴史上何度も他国に侵略されてきました。1812年『ナポレオンの侵攻』があり、1918年『対ソ干渉戦争』、1941年『第二次大戦・独ソ戦』がありました。特に、最後の独ソ戦では、ソ連だけで約2700万人の方が亡くなっています。

このように、ロシアには『侵略のトラウマ』があって、自国を守らないといけないという意識が強いわけです。

出典: FANY マガジン
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そして、プーチン大統領ですが、1952年に生まれました。お父さんが「機械技師」、お母さんは「工場労働者」で、貧しい幼年期を過ごされたようです。

生まれた街は、ソ連時代の第二の都市『レニングラード(現サンクトペテルブルグ)』です。実は先述した『独ソ戦』において、『レニングラード包囲戦』が行われた街でもあります。

これが、非常に凄惨な戦いで、ドイツ軍は、レニングラードを約900日も包囲したんです。結果、補給線が断たれ、食料や医療物資が届かなくなってしまい、大量の餓死者・病死者が出てしまいます。戦争前、240万人いた人口が、戦争が終わると100万人に減っていました。戦闘で亡くなった方もいますが、100万人以上が餓死・病死だったそうです。

プーチンさんのお兄さんも、このとき「腸チフス」になり、治療を受けられず死んでしまいます。プーチンさんのお母さんは餓死寸前にまで追い込まれたそうです。幼少期からその話を聞かされていたプーチンさんは、「国を守らないといけない」という意識と、「国境のすぐ隣に敵がいることの怖さ」を学ぶことになります。

出典: FANY マガジン
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大人になったプーチンさんは「国を守るため」KGB(ソ連国家保安委員会)のスパイになり、東ドイツに配属されます。しかし、その地でとんでもない経験をします。1989年『ベルリンの壁の崩壊』です。

それを目の当たりにしたプーチンさんは、「国なんて簡単に無くなってしまう」ということを知ります。

1990年、レニングラードに帰ったプーチンさんは、生活が苦しく、一時はタクシードライバーなどで生計を立てていたそうです。

都市の名前が、『レニングラード』から『サンクトペテルブルグ』になった頃、大学時代の恩師が、サンクトペテルブルグ市長になります。そしてその恩師から、その「市長の仕事の手伝いをしてほしい」とお願いされます。それが政治家になる切っ掛けでした。

しかし、1991年にソ連が崩壊します。次は母国が無くなってしまいました。

この頃になるとプーチンさんは「悪いのは全部西側諸国だ」と思っていても不思議ではありません。

これらの経験が、プーチンさんの精神形成に関わっているのではないでしょうか?

プーチンさんは、「ロシアの国境の向こう側は、自分の言うことを聞く国でないと、安全保障上不安」と思っていて、敵国との間にクッション的な『緩衝地帯』が欲しいんです。

ソ連の時代には「東ヨーロッパ」という緩衝地帯がありました。しかし、ベルリンの壁が崩壊し、東ヨーロッパがすべて西側についてしまいます。

その後、ソ連も崩壊し、ロシアとヨーロッパとの間にたくさんの国が生まれました。その中に『ウクライナ』もあって、緩衝地帯になっていたわけです。

しかし、そのウクライナが、今やヨーロッパの方につこうとしている。なのでウクライナに侵攻したとすれば、合点はいきますよね?

アジアを見てみても、北朝鮮はめんどくさいが、アメリカの基地がある韓国が隣接するくらいなら、北朝鮮を緩衝地帯としておきたい。日本もアメリカの同盟国だから、完全に隣り合わないように『北方領土』という緩衝地帯を置いておきたい。

このあたりが、実はプーチンさんの狙いなのかもしれません。

出典: FANY マガジン
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ただ、どんな理由があっても、正しい戦争というものは無いので、早く平和的に解決することを強く望みます。

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