大阪チャンネル(現・FANYチャンネル)で2017年11月から配信されてきた公演『もっともっとマンゲキ』が3月30日(水)、ついに最終回を迎えました。大阪・よしもと漫才劇場に所属する若手芸人が中心となり、それぞれの持ち味を生かしたゲームやコーナーで人気を博してきた”もとマン”。最終回当日は『もっともっとマンゲキ〜全MC集合!最終回の日〜』と題し、豪華メンバーが集結して思い出話や暴露トークで盛り上がりました。
バレンタインチョコがゼロに…
最終回の舞台には、“もとマン”MCを務めるネイビーズアフロ(みながわ、はじり)、さや香(新山、石井)、ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)、からし蓮根(伊織、杉本青空)、ニッポンの社長(辻、ケツ)、コウテイ(下田真生、九条ジョー)の6組に加え、ゲストに前MCのトット(多田智佑、桑原雅人)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)、令和喜多みな実(河野良祐、野村尚平)が登場。まずは現役MC6組のオープニングトークから始まります。
ネイビーズアフロ、さや香、ラニーノーズ、からし蓮根の4組がMCになって2年半。気づけば既婚者が増えていることが話題に上り、「(4組)8人中5人結婚してる!」と改めて驚く一同。さや香・新山は「若手の劇場でMCが5人結婚したら、そら終わります」と自虐コメントで笑わせます。
続いて先代MCの吉田たち、令和喜多みな実が呼び込まれると、「先代MC(アインシュタイン、トット、吉田たち、令和喜多みな実)のほうが、ぜんぜん結婚してない」と、またまた既婚・未婚トーク。吉田たち・ゆうへいが「これからという時に結婚したらアカンわ」と指摘すると、ラニーノーズ・洲崎は結婚後、インスタグラムのフォロワーが一気に3000人減り、今年のバレンタインはチョコレートが「0個」だったと告白します。
これにコウテイ・下田が「ワシでも2やで!」と驚きますが、その“2個の内訳”をよくよく聞いてみると、送り主は「エルフの荒川と作家の子」だったことが判明して――ファンからもらえず、逆に一同から「かわいそうに……」と同情されてしまう下田でした。
この間、トットは東京からの劇場に向かって移動中とのこと。残念ながら会場に来られなかったアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)からは、VTRでメッセージが到着しました。
トット登場からの壮大なノリに大爆笑
これまでの強烈なインパクトを残したハプニングやエピソードを振り返る「もっともっとマンゲキ事件簿」では、懐かしい映像も交えつつ、自由な雰囲気でトークを繰り広げます。
一同が「カッコいい」「何度見てもいい」と絶賛したのは、「ニッポンの社長・辻が魅せたガッツポーズ」。舞台は、年末のカウントダウンライブで開かれた運動会。大玉入れでチームに勝利を呼び込んだプレーのVTRが映し出されると、客席も大いに沸きます。
同じ運動会でも、別の意味で爆笑を巻き起こしたのが「シゲカズですのリレーでの遅すぎる全力疾走」。現場では、あまりの遅さに「もしや負傷したのでは?」とざわついたという証言の一方で、令和喜多みな実・河野は「運動神経が悪いと知らないから、ボケてると思って、『賞金かかってるのに!』とマジで腹が立った」と当時の心境を明かしました。
ほかにも、バスケットボールの試合でラフ次元・梅村賢太郎が見せた神プレー、ネイビーズアフロ・はじりのタイトルコール間違い、大晦日大祭典で披露したラニーノーズ・山田のオープニングアクト、令和喜多みな実・河野のフリースタイルラップなど、“もとマン”ファンなら「あった、あった」と思わずうなずくエピソードが次々と。MCの個性が光る珍コーナーの数々も話題に上り、小道具として手づくりした神輿を「邪魔やから」と壊したコウテイ・下田が次々と不運に見舞われるという後日談まで語られました。
ここで遅れてきたトットが到着! さっそく多田の「天然ボケ事件」が話題になり、一同からさらなるタレコミが続々と寄せられます。仕事がない日に間違えて劇場に行ってしまいスタッフを怯えさせるなど、面白エピソードが止まりません。
LINEライブでの“延長戦”も大盛り上がり
「ゲスト出演ランキングベスト10」のコーナーでは、これまでゲストとして出演した芸人を回数でランキング化し、その結果を予想していきます。桑原チームと多田チームに分かれて上位12組を当てていきますが、5位と12位を引いてしまった人は、ノック部分を押すと電気が走る“ビリビリペン”の餌食に……。トップバッターは桑原! 怖くてなかなか押せない桑原に「はよやれや!」と激しいヤジが起きます。対照的にサクッと押した多田は「全員のために、このテンポで動け!」と桑原にカツを入れていました。
途中で次の仕事のため、からし蓮根が退場すると、なぜか伊織が桑原をかついで袖へはけて……なんと、そのまま桑原が帰ってきません。残ったメンバーは両チームとも予想を的中させ続け、残った4組に5位も12位も含まれるという奇跡の展開に! みながわも「最終回にふっさわし〜!」と大喜びでした。
エンディングの時間になって、ようやく戻ってきた桑原のボケは大スベり!? これをきっかけにトットの2人のもみ合いが始まります。最後は「もっと続けたい」と一同が口を揃えるなか、下田が「終わりが来るってことは、また始まりますから」と宣言していました。このライブの模様は、FANYチャンネルでも近日中に配信予定です。
終演後は、「ありがとうもとマン! みんなで思い出振り返ろう配信」と題したLINEライブも実施。ネイビーズアフロ、さや香、からし蓮根、ラニーノーズの4MCが集結し、“もとマン”常連ゲストの藤崎マーケットとともに、思い出トーク延長戦が繰り広げられました。
FANYチャンネルはこちらから。