あの有名ファーストフード店の撤退の意味するものとは!?『ガクテンソク奥田のGossip Times』vol.18

ガクテンソク奥田のGossip Times

国内外で噂されている、ニュース、芸能、オカルトなど、ウソかホントかわからない様々なゴシップを紹介。このコラムで是非『ゴシップ通』になってください。

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4月になりました。皆さまの新生活に寄り添えるようなゴシップを提供できるように、本年度も頑張ってまいります。

出典: FANY マガジン
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ということではじまりました。『ガクテンソク奥田のGossip Times』です。私事ですが、本年度から花粉症が僕のところにもやってきました。想像してたより全然辛いですね。ごめんなさい。舐めてました。

さてさて、まだまだ終わりが見えない『ウクライナ危機』(※3月31日現在)ですが、早期終結に向けて、世界各国がロシアへの経済制裁を行っています。

経済制裁というのは、要はロシアがお金儲けをできないようにして、戦争を続けられないようにしようということです。経済制裁の中で、もっとも効果的だといわれているのが『金融制裁』で、外国とのお金のやり取りができないようにして、ロシアの通貨『ルーブル』を紙切れにしてやろうとしているわけです。

いやはや、なんとも恐ろしい話です。

そして、ロシアが経済的に締め上げられるということは、そのしわ寄せは、ロシア国民の日々の生活にきます。

なので、国民に今まで通りの生活をできないようにさせて、政府への不満を溜めさせて、国内からの『戦争反対』の声をあげさせようという狙いもあるんです。

出典: FANY マガジン
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ロシアという国では、あまり自由な報道がされていません。基本的に、政府が不利になるような報道はされないんです。

今の戦争も、ロシア国内では『在ウクライナのロシアの同胞を救出するための軍事作戦』と報じられていますし、『ロシア軍によるウクライナの民間施設への攻撃』は『すべてフェイクニュース』とされています。

それでも、SNSなどに敏感な若い世代は、

「それこそがフェイクだろう!」

と、この戦争に気づいていて、国内で反戦デモを行っていますが、情報をテレビからしか得ていない世代の方たちは、自国が戦争をしていることにさえ気づいていなかったりします。

なので、経済制裁にはロシア国民に、

「あれ? なにか生活がしづらいぞ? 何か変だぞ?」

と気づかせる効果もあるんです。

出典: FANY マガジン
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その『気づかせる』という点で、非常に効果的だったのが、

『ロシアからのマクドナルドの撤退』

です。嘘みたいですよね? 信じられませんよね? なので、説明しますね。

出典: FANY マガジン
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マクドナルドはアメリカの企業です。ロシアは以前『ソ連』だったわけですが、アメリカとソ連は『東西冷戦』という睨み合いをしていました。社会主義VS資本主義の戦いだったわけですが、1989年『ベルリンの壁の崩壊』の年に、この戦いにおける社会主義国ソ連の敗北が決定します。

そして、1990年モスクワにマクドナルドが出店します。社会主義国というのは、すべての企業が国営企業なので、資本主義国の企業は入ることが許されてませんでした。

なので、マクドナルドができたことによって国民は、

「あ、本当に東西冷戦が終わったんだ。」

と思えたのです。なので、ロシア国民にとってマクドナルドは

『自由の象徴』

でもあったんです。それがロシアから撤退したわけですから、

「え? マクドナルドが撤退ってことは、また戦争?」

と、気づかせる効果が絶大だったというわけなんですね。

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