吉本興業の人気芸人たちが “ウィズコロナ”の時代の新しいスタイルのイベントを、全国の広告代理店やメディアに向けてアピールする『月刊よしもとオンラインイベント』。そのスペシャル企画『目指せ!今年の学園祭出演回数NO.1』が、6月29日(水)に 東京と大阪の会場を中継で結んで開かれました。MCのトレンディエンジェル(たかし、斎藤司)に加えて人気芸人7組が、これからの学園祭シーズンに向けて自分たちの魅力をプレゼンしました。
昨年は祇園が学園祭1位!
この日はトレンディエンジェルをMCに、東京会場にはエルフ(荒川、はる)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、大阪会場には祇園(木﨑太郎、櫻井健一朗)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、滝音(さすけ、秋定遼太郎)、さや香(新山、石井)が登場。
昨年、学園祭に21回出演してランキング1位に輝いた祇園は、木﨑が「後半くらいから、『これは1位だな』という予感はありました。誰も追いかけてこうへんな、と」と強気のコメント。合計16回で3位だったさや香・新山も「けっこう僕らも行っているつもりやったんですけど……行く先々に金色のスーツ(木﨑)がいた」とぼやいていました。
15回で5位だったエルフは、女子高のテンションの高さに驚いたそうで、「女子高は本当に元気で。(ギャグの)『ハッシュターグ!』ってやったら、全員が『イェーイ!』って盛り上がってくれました」と振り返ります。
今回のイベントは“学園祭スペシャル企画”ということで、さっそく学園祭用のネタをそれぞれが披露。紅しょうが・熊元が水原希子のモノマネを披露したり、オズワルド・畠中がキーワードをもらって長渕剛風の歌に昇華させたり、男性ブランコが生き物豆知識芸を披露したり……と、どれも学園祭で盛り上がりそうなものばかり! 会場でも爆笑が起こっていました。
「元カノ」と「いまの彼女」
イベント中には、ネオ☆健康ボーイズ(サバンナ・八木真澄、レイザーラモンHG)が東京の会場に乱入!
昨年、ザ☆健康ボーイズからなかやまきんに君が卒業し、代わりにHGが加入して「ネオ」として再始動した彼らですが、じつは昨年の学園祭出演の実績は0回。そこで、秘策の「よしもと学割」を用意してきたとのことで、八木が「今回、学生さんに限り、僕たちのギャラを学割価格にさせていただきます!」と発表します。さらに「(舞台)袖もいりません!」「営業の時間は8時間までOK! なんでもやります!」と猛烈にアピールしていました。
もっとも、ひと通りプレゼンが終わったところで、不穏な空気が……。HGが新ユニットでの活動について不満を口にし始めます。
「きんに君の了承を得て、わたくし、ネオ☆健康ボーイズになったんですけど、きんに君が辞めたあとも、2人で活動しているんですよ。これはセイでしょ! いわゆる不倫状態ですよ。記者のみなさん! 筋肉不倫です!」
きんに君を呼んで“旧体制”の3人で舞台に立ったこともあったそうで、「元カノといまの彼女がいるみたいで、楽屋がめちゃくちゃ気まずかったんですよ」とHG。そもそもザ☆健康ボーイズが正式には解散となっていないらしく、「(自分は)愛人状態」と嘆くHGに笑いが起きていました。
吉本芸人の学園祭「推しポイント」はコレだ!
ここで、吉本芸人を学園祭に呼ぶ「推しポイント」を整理しておくと――。
【リアル・オンラインどちらでも出演可能!】
北は北海道から南は沖縄まで、芸人が全国の学校におじゃまして会場を盛り上げる「リアル」パターンはもちろん、吉本のスタジオから生配信して「オンライン学園祭」ができるパターンも用意。東京・大阪ともに配信会場・配信技術(パソコン、カメラ、マイクなど)が完備されているうえ、配信専門のスタッフが対応するため、安定した配信が可能です。
【オンライン学園祭のメリット】
①キャスティングが強い!
オンラインの場合、吉本の配信会場から配信するため、出演者の現地までの移動時間を省くことが可能に。スケジュール上、リアルイベントでは困難なキャスティングも実現できる可能性がアップします。
②コロナ感染拡大による延期・中止の心配なし!
リアル派遣の場合、大勢の生徒が一堂に会するため、感染リスクが高まりますが、オンラインなら心配無用。延期・中止の心配もありません。
③芸人と直接トークができる!
出演者と生でトークが可能に。学園祭後半に質問コーナーを設けることによって、双方のコミュニケーションができ、思い出に残ること間違いなし!
最後は、それぞれのコンビが意気込みを語りました。
「学割もありますので、ぜひオファーしていただければと思います。サイン用意していただければ、何枚でも書きます。よろしくお願いします!」(ネオ☆健康ボーイズ)
「僕たち大学生がだーいすきです。かわいくて仕方がないと思っていますので、ぜひ呼んでください!」(オズワルド)
「国語教師と数学教師が漫才しているように見えて、いちばん学校になじむと思います。呼んでいただけたら盛り上げますので、よろしくお願いします!」(男性ブランコ)
「“大きい声と、身近な存在“。この2本柱でやっています。だから、ネタが薄い日があるかもしれません。先に言っときます。でも、“みんなの友だち”感覚で寄り添える存在だと思いますので、よろしくお願いします!」(エルフ)
「昨年初めて1位になりまして、追われる立場は怖いなと思います。この節電の世の中ですが、見ていただくとわかるように、暗めでも(スーツが金色のため)明るくなります。ぜひ呼んでください」(祇園)
「30歳を超えて女性としても成熟してきました。100種類のキスも知っているので、情報として与えたいです。出店でいっぱいおカネを使いますので、ぜひ呼んでください」(紅しょうが)
「いっぱいおカネ稼ぎたいんで呼んでください!」(さや香)
「学園祭にあまり出ていないので、フレッシュにできると思います。SDGsの観点から、ケータリングはぜんぶ持って帰ります!」(滝音)