吉本新喜劇・高井俊彦が“地域の公園”を活性化! 「ジャングルジムがなくなってしまうと聞いて…」

奈良市出身の吉本新喜劇座員・高井俊彦が同市内の公園を巡り、美化活動やおもしろプロジェクトを企画しながら新たな公園の魅力を発見する「奈良市公園夢プロジェクト」。その活動の一環として、7月3日(日)に平城第3号近隣公園でミニフェスタが開かれました。今回は、地域の人たちとともに高井が物産展のブースなどを出展したイベントの模様をレポート! さらに、プロジェクトへの熱い思いを語ってもらいました。

出典: FANY マガジン
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「奈良市公園夢プロジェクト」は、奈良市出身で同市観光大使でもある高井が、市内の公園の美化活動やPRなどを実施し、地域を盛り上げるプロジェクト。4月のオープニングイベントでは、「ズッコケ体験」のほか、会場となった旭水公園の愛称を参加者と考えて、「こんもり公園」と命名するなど、奈良にある公園をより身近に、魅力的に感じられる取り組みが行われました。

好記録続出の「大ジャングルジムぶら下がり大会」

今回のミニフェスタの会場は、近鉄高の原駅から徒歩約10分の場所にある平城第3号近隣公園。広場には、コインドロップやスーパーボールすくいなど子どもが喜ぶブースや、健康相談、手作りグッズ、占い、さらに焼きそばやクレープなどフード系のブースもズラリ。高井はマイク片手にブースをPRしたり、来場した地元の子どもたちとおもしろトークを繰り広げたりして、イベントを盛り上げていきます。

出典: FANY マガジン
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今回のメインイベントである「大ジャングルジム耐久ぶらさがり大会」には大人、子ども合わせて20人以上が参加。距離を取って少人数ずつで行うといったルールや、優勝者以外にも賞品があることが説明されると、13:00にいよいよ大会がスタート。……のはずが、突然、雨が降りだして中断。文字通り“水入り”のあと、「シャワータイムは終わりました!」という高井の声で再開です。

まずは子どもたちから。1組目でいきなり全員が1分を超える記録を出し、3分オーバーの大記録も。全員から拍手が送られ、高井は「俺、朝やったら8秒やったのに……」と驚いていました。その後も好記録が続出。高井も子どもたちに「がんばれ!」「すごい!」と声援を送り、優勝者はなんと「5分5秒」という驚きの記録でした。

出典: FANY マガジン
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続く大人の部には7人が参加。親子対決も行われるなど、こちらも大いに盛り上がりました。賞品贈呈のあとには、ジャングルジムに登った参加者たちと記念撮影。イベント終了後には公園の美化活動も実施されました。

デカい砂場で大きな砂の城を作りたい

高井に、プロジェクトや今回のイベントについて話を聞きました。

——4月のオープニングイベントから初めてのイベント開催となりましたが、手ごたえはどうですか?

じつは、もっと小さい規模(のイベント)なのかなって思ってたんですよ(笑)。ここの公園のジャングルジムがなくなってしまうと聞いて、「みんなの思い出作りにもなるし、何かイベントしましょうよ」っていうのがきっかけで。それで、イベントやるならブースもあったほうがって話をしてたら、こんなに集まってくれました!

出典: FANY マガジン
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——「奈良市公園夢プロジェクト」について教えてください。

奈良市には公園が約580個あるんですが、それを1つずつ回っています。いまはまだ14カ所しか行けてないんですが、1つずつ積み重ねて、奈良が元気になって、その元気を全国にも届けられたらいいなと思っています。

——情報発信はどうしているんですか?

SNSやSHOWROOMの配信で「こんな公園ですよ、こんな遊具がありますよ」っていうのを紹介していて、BSよしもとの『チーキーズ』(平日午後の地域情報番組『Cheeky’s a Go Go!』)でも報告をしてます。

——高井さんのブース「高井物産展」で並んでいるのは、どういったものですか?

「ならどっとFM」っていう奈良の地域密着コミュニティFMで番組をやらせてもらってるんですが、そこでスポンサーをしてもらってる2社のものです。JR奈良駅前にある「つのや」さんのフィナンシェと、お土産を卸している「松鳥」さんのアイテムを並べました。

出典: FANY マガジン
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——今後やってみたいことは?

新喜劇とか青空寄席とか、みんなに笑ってもらえるようなものができたらなって思ってます。あと、この近くにピエロみたいな遊具が置かれてて「ピエロ公園」って呼ばれてる公園があるんですが、そこの砂場がデカいんですよ。そこでみんなといっしょに大きな砂の城を作りたいですね。

ほかには、奈良市の公園マップを作りたくて、それでスタンプラリーを回るとか。クラウドファンディングとかで広げていけたらいいなと思ってます。

——最後に、奈良市の人たちにメッセージをお願いします。

「近くの公園でこんなことやってほしい」っていうのはもちろん、「自分たちがやるから手伝って」っていうのも気軽に声をかけていただけたら。一緒に奈良市の公園、奈良市を盛り上げていきましょう!

出典: FANY マガジン
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「奈良市夢公園プロジェクト」では今後もさまざまな活動が行われる予定です。

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