東西のよしもと漫才劇場に所属する若手芸人によるネタバトルライブ『マンゲキ×神保町 東西グランプリ ~Under-9~』が、7月30日(土)に東京・神保町よしもと漫才劇場で開催されました。東京と大阪の劇場がプライドを賭けて対決するこのライブも、今回で4回目。これまでチーム戦3連勝と波に乗る東京チームですが、はたして結果は……!?
昨年11月に始まったこのライブでは、大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)所属の芸歴9年目以下の芸人を対象としたネタバトルライブ『Kakeru翔GP』と、東京・神保町よしもと漫才劇場(神保町)の、同じく芸歴9年目以下の芸人によるネタバトルライブ『Jimbochoグランプリ』から選ばれた、それぞれ3組、計6組がネタで戦います。
審査は来場者とオンライン配信の視聴者によって行われ、投票で1組ずつの順位とチームの勝敗が決定。これまでの成績は、劇場チーム部門では神保町が3戦全勝。出場芸人部門では、第1回は神保町所属のナイチンゲール、第2回、第3回はマンゲキ所属のフミ、天才ピアニストがそれぞれ1位に輝いています。
ドンデコルテ渡辺「14年目ですけど?」
この日のMCはコットン(西村真二、きょん)。舞台上には、胸に手を当てた神保町チームのドンデコルテ(小橋共作、渡辺銀次)、プール(高橋大志、小海正紀)、11月のリサ(大森慎介、まむ)、7人全員でおかしな手のつなき方をしたマンゲキチームの丸亀じゃんご(北村敏輝、安場泰介)、どんちっち(竹岡航太、青木智紀)、cacao(高橋、浦田スターク、たっぺい)が続々と現れます。
出演者を見渡しながら、MCのコットン・西村が「9年目以下の戦いと伺っているんですけど……おはようございます!」と戸惑いながら深々と頭を下げた方向にいたのは、ドンデコルテ・渡辺。きょんが「僕らの3年先輩ですよね?」と笑うと、渡辺は「14年目ですけど?」と開き直ります。ドンデコルテは、今年9年目を迎えた相方・小橋の芸歴に合わせて神保町に所属しているので、このような“珍事”が起こるのです。
劇場チーム部門では、まだ1勝もしていないマンゲキチーム。丸亀じゃんご・安場は「マンゲキの支配人に、舞台袖の真っ暗ななかで『絶対負けるな』と言われた」と、初勝利を誓いました。
過去2回は、トップバッターから3番手まですべて神保町チームでしたが、今回のネタ順では、マンゲキチームのどんちっちがトップバッターに。「もう終わった」とテンションを下げるどんちっち・青木は、西村から「中川家さんはM-1で、トップバッターで優勝してるから」と声をかけられますが、「それ、いつの話ですか!」とぼやき続けていました。
マンゲキチーム、悲願達成!
全組のネタ終了後、投票結果を待つ間に行われたのは、コーナー企画「何でも一芸グランプリ」。ものまね、ギャグ、特技など、自分たちの得意とする一芸で、それぞれがアピールしていきます。
いちばん早く手を挙げ、やる気満々だったのがプール ・高橋。「どこにも出してないけれど、SNSとかでものまねしていきたい」と意気揚々と前に出て、元気一杯に一発芸を披露しますが、あまりの出来栄えに出演者全員、困惑を隠せません。再度チャンスが与えられましたが、やはり西村から「1人だけ、大学のサークル気分」とツッコまれてしまいます。
一方、MCの2人から「3人とも似てるから、(マスクをつけていると)誰が誰かわからない」「似ている人を見つけたの?」とイジられていたcacaoは、その状況をプラスに変えた一発芸を披露して、大きな笑いを起こしました。
そして迎えた結果発表では――劇場チーム部門で、マンゲキが初めての1勝を獲得!安場は「マジでよかった……」と安堵の表情を浮かべます。
続く個人戦でも、劇場チーム部門の結果を裏付ける展開に。6位から順にコンビ名が告げられるなか、最後まで残ったのはどんちっちとcacao。西村が冒頭から言っていた「中川家さん以来の優勝はあるのか?」という言葉に、期待を高める青木ですが、結果は……!? とにかく、コットンの2人が「みんな面白かった」と太鼓判のネタバトルとなりました。
ライブの様子は、8月1日(月)18:00までFANYオンラインチケットで視聴可能です(チケットの販売は同日正午まで)。
配信概要
『マンゲキ×神保町 東西グランプリ ~Under-9~』
チケット販売:8月1日(月)12:00まで
視聴:8月1日(月)18:00まで
配信チケット:1500円
FANYオンラインチケットはこちらから。