ユニットコント、サッカー対決、歌合戦…夏の風物詩「マンゲキサマーフェス」で7時間半ガチンコ対決!

マンゲキメンバーが勢ぞろいの恒例の夏フェス『マンゲキサマーフェス2022』が、今年も大阪・よしもと漫才劇場と森ノ宮よしもと漫才劇場の2会場で開催されました。今回、MCを務めたのは、ロングコートダディ(堂前透、兎)とニッポンの社長(辻、ケツ)。マンゲキ芸人たちは、事前にドラフト会議で決定した「堂前軍団」「辻軍団」「兎・ケツ軍団」に分かれて、ネタ、歌、ダンス、スポーツなどで、およそ7時間半のガチンコ対決を展開! その中から、イチオシの見どころをレポートします。

出典: FANY マガジン
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7月23日(土)に開催された今回のイベントは、『マンゲキサマーフェス2022 おもしろ三国志〜ロコディ・ニッ社がまさかの三つ巴!? ぼちぼち大阪夏の陣〜』と題して3つの軍団が対決。勝った軍団は賞金「100万円」を山分け! 一方、最下位の軍団には「激苦ドリンク」という罰ゲームが待ち受けているだけに、力が入ります。また、このイベントの裏では、YouTubeチャンネルで3軍団に分かれて対戦するゲーム実況配信も行われました。

ニゲルべ・つーことkento fukayaの仲がよすぎる!?

オープニングセレモニーの独唱を務めたのは隣人・橋本市民球場。TUBEの名曲『あー夏休み』をおごそかに歌い上げて、戦いのスタートです。

まずはフェス恒例の「目指せ!天下一!やりたいことGP」。各軍団の選ばれし芸人が、この夏フェスでどうしてもやりたいことで対戦します。

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まず「特技ブロック」では、英語堪能なポートワシントン・笠谷翔平による「他人のギャグを英語でカバーしたい」や、タナからイケダ・田邊孟徳の「高速窓拭き」などマニアックな特技が続々。

「楽屋ノリブロック」では、ふだん舞台上ではできない“楽屋ノリ”を特別に披露。ニゲルベ・つーこがkento fukayaとノリで仲良しぶりを見せつけるなど、ハイレベルな戦いに!

「ただただやりたいブロック」では、吉田たち・こうへいが「芸名付けてるけど本名そんな感じなんや選手権」として、もも・せめる。の本名を表彰。ほかにも「ショート怪談ブロック」や「はずれコンパブロック」で、マンゲキ芸人たちは、ここぞとばかりにやりたいことをぶつけます。

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軍団の個性がにじみ出るユニットコント対決

注目企画の「今宵限りの夢の競演!ユニットコントバトル」も、見応え抜群。精鋭たちがしのぎを削るコントバトルのトップバッターは堂前軍団です。

【堂前軍団】
ロングコートダディ・堂前、マイスイートメモリーズ・花谷豊、なにわスワンキーズ・仲西隼平、イチオク・タケヤ、丸亀じゃんご・北村敏輝、ダブルヒガシ・大東翔生、チェリー大作戦・宗安、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、タチマチ・胡内佑介、タイムキーパー・安土範彦

総勢11人による病院の待合室を舞台にしたコントは、「虹」というタイトル通り「七色のツッコミ」が見どころで、コントの最後の花谷による40秒にわたるボケは圧巻でした。

出典: FANY マガジン
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【兎・ケツ軍団】
ロングコートダディ・兎、ニッポンの社長・ケツ、ヘッドライト・和田友徳、ツートライブ・たかのり、ニゲルべ・つーこ、マユリカ・阪本、紅しょうが・稲田美紀、cacao・浦田スターク、ヘンダーソン・子安裕樹

謎の館に閉じ込められた7人が、阪本扮するゲームマスターに命じられたのは「デスゲーム」。しかし序盤からありえない間違いが発覚し……!?

出典: FANY マガジン
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【辻軍団】
ニッポンの社長・辻、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、滝音・さすけ、もも・まもる。、たくろう・赤木裕、爛々・大国麗

旅先で商店街に訪れた辻が、そこに暮らすおしゃべりな人々に話を聞くのですが……。三者三様、いずれ劣らぬ持ち味がにじみ出たコント対決となりました。

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笑って燃えて大興奮の“本気”スポーツ対決

森ノ宮よしもと漫才劇場では、スポーツ企画で白熱しました。舞台上ではめったに見られない、マンゲキ芸人たちによる本気の総当たり戦です。

「軍師の采配が勝敗の要!ガチミニサッカー対決」の第1試合は、堂前軍団vs兎・ケツ軍団。堂前軍団のさや香・新山はハッスルプレーで序盤から飛ばしまくり! 一進一退の勝負はラスト10秒、MCの吉田たちが「森ノ宮の奇跡が起きた!」と感動するほどドラマティックな逆転劇となりました。

その後も第2試合は辻軍団VS兎・ケツ軍団、第3試合は堂前軍団VS辻軍団と、目が離せないパワフルなプレーが続々!

「破竹の勢いで勝ち進め!ガチミニバスケ対決」も、観ていて力が入る対決となりました。第1試合は堂前軍団VS辻軍団。辻軍団のふたりごと・今西晃太と堂前軍団のコウテイ・下田真生のバチバチのぶつかり合いに、ハラハラする一幕も。第4クォーターにはバスケ経験者である堂前軍団、マーメイド・田村境祐と運動神経抜群のさや香・石井が辻軍団を翻弄。しかし、どのプレイヤーより走り回っていたのは審判のタナからイケダ・田邉でした。

第2試合は辻軍団VS兎・ケツ軍団、第3試合は堂前軍団VS兎・ケツ軍団と続き、最後まで勝負の行方がわからない接戦が繰り広げられました。

石井ダンサーズのインドイリュージョンに歓声!

三つ巴の戦いも、いよいよ最後の「宴の締めは盛大に!! 三軍団! 白熱!! 歌合戦!!!」。もはやフェスでは恒例、マンゲキメンバーがユニットを組んで、歌やダンスで盛り上げる最後の戦いです。

トップバッターは辻軍団、翠星チークダンス・ちろるプロデュースによる「マンゲキ∞(エイト)」。本家のメンバーカラーの衣装を着た祇園・木﨑太郎、マイスイートメモリーズ・花谷、ニゲルべ・つーこ、キングブルブリン・村上剛、三遊間・稲継諒。昨年末の「マンゲキ大晦日大祭典」でも大いに盛り上がったマンゲキ∞がこの夏、再びファンを沸かせます。

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堂前軍団は、ダブルアート・真べぇ×マユリカ・中谷×タイムキーパー・安土による「レモンでLemon」。歌ウマで定評のある3人が、レモンの衣装で米津玄師の「Lemon」を本気で歌い上げますが、歌終盤にミルクボーイ・内海崇が巻き込まれ……!? 

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続く兎・ケツ軍団は、ロングコートダディ・兎とツートライブ・たかのりによる「栄光の架橋」。サビで美しいハーモニーを聴かせるはずが、兎が思いもよらない歌声を響かせます。

その後も、堂前軍団のからし蓮根・杉本青空×コウテイ・下田×もも・せめる。による「浅草キッド」、辻軍団の爛々と天才ピアニストによるギャルサー軍団「千日前ダイヤモンド」、兎・ケツ軍団は「41期合唱団」と題して総勢17人による大合唱で「空の城ラピュタ」を一斉唱和するなど、見どころが続きます。

出典: FANY マガジン
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さらに辻軍団が、昨年の夏フェスでも波乱を呼んだ「山田パフォーマンス集団『GBP〜その先へ〜』」のすさまじいボディパーカッションで会場を沸かせると、ラストは堂前軍団のさや香・石井で、マンゲキファンお待ちかねの「石井ダンサーズ」。今回はインドイリュージョンで、ハイクオリティなショーに客席からは大きな歓声が沸き起こっていました。

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エンディングでは、マンゲキを卒業する8組の卒業セレモニーが行われ、全コーナーの合計得点が発表。連日の猛暑を吹き飛ばす熱いイベントは、今年も盛大に幕を閉じました。

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