バーチャルでもリアルでも大盛り上がり! 「ZAZYメタバース単独」

12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 TOKYO』3日目の公演が8月21日(日)、幕張メッセ国際展示場にて開催。「INASE NA STAGE」で行われた「ZAZYメタバース単独〜全人類ZAZY化計画エピソード0〜」は、吉本興業のメタバースプロジェクト「FANY X」の一つとしてリリースされたアプリ「月面劇場」を使ってのイベントです。

「月面劇場」は、ユーザー自身のアバターを操ることでバーチャル空間の月面を探検し、劇場に入ればお笑いイベントやライブビューイングを楽しめるアプリ。ライブの最中にスタンプで芸人への応援アクションを送れたり、芸人のアバターとチャットで直接交流できたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

「ZAZYメタバース単独」は、そんな「月面劇場」を使用してのイベント。

ライブを始める前に、まずはZAZYが男性ブランコとともに、「月面劇場」の使い方を観客にレクチャー。期間限定の“ZAZYアバター”を使い、バーチャル空間の中を歩き回ります。

スタンプにはこのライブ限定のものもあり、「なんそれ」という文字やZAZYの似顔絵、ネタに登場するパンなどの中に男性ブランコ・浦井と平井の顔スタンプも。平井は無料スタンプですが、なぜか浦井のみ有料200コインで…。「高いって！　なんで俺有料にすんねん！　」とツッコむ浦井でした。

その後、ZAZYが「コードレスクリーナー」「でっけぇメロン」などのデジタル紙芝居をステージで披露。「月面劇場」でも同時に配信されており、「でっけぇメロン」では、大きなメロンが観客たちの頭上から降り注ぐという画面演出も！　

さらに、“あるある”的なネタ「どこさがしてもいないやつ」では、「スイカをみじん切りにするやつ」「膝にドッグランあるやつ」などのネタに、視聴者が「いる」「いない」「マジいない」などのスタンプを送り、バーチャル空間内で一緒に沸きまくり！

地獄アンケートで男性ブランコが痛みに耐える

また、視聴者が票を投じることができるシステムを使ったコーナー「地獄アンケート」も実施。「誰のノーリアクション○○が見たい？　」というテーマで、ZAZY、浦井、平井の３人が地獄のような目に遭う羽目に。

ビリビリペンで一番になった平井は、衝撃に辛うじて顔だけで耐える見事なノーリアクションぶり。浦井もビリビリを試してみますが「痛い！　」と咄嗟にペンを放り投げてしまい、「よう耐えたな」と平井の忍耐力に感心します。

股間マッサージャーを受けることになったのはZAZY。ズボンの前まですだれのように垂れる衣装の飾りを避けながら浦井がマッサージ器を当て、ZAZYはなんとも言えない表情で耐えていました。

さらにピンチハンガーでは浦井が犠牲に。乳首や腹部に洗濯バサミをつけられ、思いっきり引っ張られた浦井は必死に痛みを堪え、目をパチパチさせていました。

最後には、再びZAZYがデジタル紙芝居を披露。「絹江お婆ちゃん」では「絹江にパンパン」というフレーズで会場中が手拍子をし、画面上では大量のパンスタンプが飛び交う状態に。さらに、会場に来られた観客には絹江お婆ちゃんでおなじみの「パン」NFTが配布されました。リアルでもバーチャルでも大盛り上がりとなり、ZAZYのメタバース単独は成功のうちに幕を閉じました。