くまだまさしの“キス顔“に子どもたちが「きもーい」! 親子で楽しめる『お笑いファミリー劇場』に“ひとクセ”芸人ら集合

「親子で楽しめるネタ」がテーマの親子イベント『お笑いファミリー劇場』が8月13日（土）に東京・調布市グリーンホールで開かれ、くまだまさしやバンビーノら人気芸人が大集合しました。このイベントは、親子で楽しめる知育コンテンツを配信する吉本興業のオンラインサービス『ラフ＆ピースマザー』による夏休み特別企画。お笑いネタだけではなく、科学の実験やパントマイムなど盛りだくさんな内容で、コミカルな動きやちょっとヘンなキャラクターに子どもたちの笑顔が広がりました。

大自然の「ポップコーン」に5GAPの「校則違反」…

MCのキクチウソツカナイ。に紹介され、最初に登場したのは大自然（しんちゃん、ロジャー）。客席から手を振る子どもにロジャーが手を振り返すなどほのぼのムードのなか、ネタがスタート。内容は、しんちゃん演じるポップコーンがサウナでロウリュ（蒸気）を受けて、弾けまくってしまうというもので、「すいませ～ん、私ポップコーンなんです～」と言いながら頭の上のピンポン玉を飛ばしまくるしんちゃんに、子どもたちは大ウケでした。

5GAP（クボケン、トモ）は、“校則違反”がテーマのネタ。鼻にホイッスルを入れ、3Dメガネをかけ、頭にフランスパン、はだしの足の裏には中敷き……と奇天烈な格好のクボケンは、それだけでインパクト大。ステージをコミカルに動き回って、笑いを誘います。最後には、トモの頭にかぶせた布を、テーブルクロス引きの要領で頭上のペットボトルを落とさないように引くというクボケンの大技が決まり、場内は拍手喝采となりました。

短いコントをテンポよくつぎつぎと繰り出して沸かせたのは、バンビーノ（藤田ユウキ、石山タオル）の2人。ケンカすると見せかけて、２人が力を合わせてきれいにポーズをキメるネタや、発声練習中、先生の言うことをぜんぜん聞かない生徒のネタなど、爆発力のあるネタをたたみかけていきます。そして最後には、“♪ダンソン”のフレーズでおなじみの狩猟ネタを披露。リズミカルでキャッチ―な歌と動きに“世代”のお父さんお母さんはもちろん、子どもたちも盛り上がっていました。

一方、かがくと森田くん、マジカルかとー、そしてキャベツ確認中のキャプテン☆ザコの３人が贈るのは、「バルーンサイエンスマジックショー」。バルーンアートの大会で日本チャンピオンになったこともあるキャプテン☆ザコは、「言われた動物をなんでも作ります」と客席の子どもたちに好きな動物を問いかけます。「ウサギ！」という声に「じゃあ、クマを作ります」とボケつつ、あっという間にクマを作り上げて驚かせました。

かがくと森田くんは「水兵リーベ、僕もりた」と、元素記号を覚える語呂合わせにかけた自己紹介で登場し、カップ麺を空中に浮かせるネタを披露。マジカルかとーは長いバルーンを飲み込むマジックで子どもたちを釘づけにしました。

続いて登場したのは、くまだまさし＋ハイキングウォーキング（鈴木Ｑ太郎、松田洋昌）によるユニット「ブルマパーティー」。くまだは「プレゼントを持ってきました。ほしい人！」と子どもたちに手を挙げさせて当選者に差し出すますが、中身はくまだのポスターと自由帳。さっそくの“くまだワールド”に、受け取った子どもは微妙な表情を浮かべていました。

一方、松田はバランスボールに乗りながらけん玉をするというスゴ技を披露しようとしますが、失敗続きであえなく断念。しかし、鈴木と２人で背中合わせになって1枚のTシャツを着るという技を見事成功させると、満足気な表情を見せます。最後に、舞台上の３人との写真撮影タイムでは、唇を思いきり突き出して“キス顔”を客席に向けるくまだとQ太郎に、子どもたちが「えーっ！」「きもーい」と素直な声を挙げていました。

GABEZとかいけつゾロリがコラボ！

終盤には、昨年の東京五輪開会式でも話題をさらったGABEZ（MASA、hitoshi）が登場し、圧巻のパントマイムパフォーマンスを披露。無言のパントマイムでストーリーは進み、逃げるhitoshiをMASAが追いかける場面では、なかなか捕まらないhitoshiに子どもたちがハラハラドキドキ。「右―！」「後ろー！」と、hitoshiの逃げる方向を子どもたちがMASAに教えて大盛り上がりとなりました。