2年ぶり開催の「ひょど-1グランプリ」優勝は結成3カ月のあのコンビ! 「盗みたいボケが3つあった」

お笑い芸人の兵動大樹が、若手芸人を集めて開催するネタバトル「ひょど-1グランプリ」が、8月26日(金)に約2年ぶりにABCラジオ「兵動大樹のほわ〜っとエエ感じ。」(毎週金曜12:00〜15:00)の番組内で開催されました。第6回となる今回は、6組のフレッシュな顔ぶれが登場。実は売れっ子芸人の登竜門でもあるこのネタバトル優勝を目指し、渾身のネタを繰り出しました。

出典: FANY マガジン
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「ひょど-1グランプリ」の過去の優勝者は、ミルクボーイ、ニッポンの社長、マユリカなど。実は売れっ子を多く輩出してきた、あなどれないネタバトルです。今回はドーナツ・ピーナツ(ドーナツ、ピーナツ)、三遊間(稲継諒、櫻井一世)、豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)、若葉のころ(酒井孝太、古田敬一)、オーサカクレオパトラ(りえちゃん、克信)、どんちっち(竹岡航太、青木智紀)という個性豊かな6組が出場しました。

芸歴4年目の若手コンビも参戦!

およそ2年ぶりの開催とあって、兵動も「ひょど-1名物、ABCの廊下で全員壁見てネタ合わせ、久しぶりに見ました!」とうれしそう。とくに今回は、兵動が初対面の顔ぶれも多く、とくに三遊間やどんちっちについては、NSC(吉本総合芸能学院)大阪41期生の芸歴4年目と知り、「4年目でここに立っているとは!」と感心していました。

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ネタ時間は3分間。兵動や宇野ひろみ、あやつるぽん!といった出演者やプロデューサーら15人の審査員による投票で優勝が決まります。そして王者に輝いたコンビには、「大黒千牛 高級すき焼き・焼き肉セット」を1人3キロ、コンビで計6キロと、ABCラジオで30分の冠特番が贈られます。

個性爆発のトークでもしのぎを削る6組

番組は終始、大盛りあがり。6組によるネタ披露はもちろん、ネタ終了後のトークでも、兵動はそれぞれのコンビに興味津々の様子です。

トップバッターのドーナツ・ピーナツには、「ABCお笑いグランプリでもトップやったもんな。なかなかやりづらかったと思います」と気遣いを。三遊間はコンビ名のとおり、2人とも野球好きで、「“野球あるある”もたくさんあります」と言う2人に「見てみたいわ〜!」と兵動は目をキラキラ。

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豪快キャプテンは、“山下ギャンブルゴリラ” の響きが気になったようで名前を連呼。「(山下ギャンブルゴリラと)言いたくなってる」とウズウズしていました。若葉のころは、NSC大阪29期生の酒井と33期生の古田がこの5月に結成したばかりだと聞き、「このキャリアでコンビ解散してしまったのに、お互いよく(相方が)見つかったな!」と感心していました。

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オーサカクレオパトラは、りえちゃんが吉本新喜劇の若井みどりに顔が似ていることでスタジオを沸かせます。ラストのどんちっちは、コンビ結成のきっかけを聞く一方で、竹岡の顔に注目。「男前で役者さんができそうな顔してるやん」と兵動が褒めると、謙遜する竹岡でした。

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話を聞けば聞くほど強烈な個性を放つ6組に、兵動は「1組ずつゆっくり話、聞きたいな〜」としみじみ語っていました。

優勝コンビの発表間際まで「まだ迷っている」と兵動。あやつるぽん!も「どの組も面白かった!」、宇野は「いままでの回よりも知らないコンビが多かった」。そして、いよいよ結果発表に――。

フレッシュな顔ぶれがそろい、ハイレベルのネタ合戦となった今回の優勝は、5票を獲得した若葉のころ! 「めちゃくちゃ割れたね〜!」と兵動が驚くほどの大接戦となりました。

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「初めまして」が多くてワクワクした

番組終了後、兵動と優勝した若葉のころに、今回の「ひょど-1」の感想を聞きました。

――2年ぶりの開催となりましたが、これまでとの違いはありましたが?

兵動 2年前には、まだ名前も出ていなかったような若い芸歴のコンビも出てきてくれました。正直、「初めまして」の方が多くてワクワクして見ましたね。楽しみました。若くてもみんな器用やし、4年目であれだけできたら十分やなと思います。いまや若い芸歴の方々としゃべる機会がないので、ふつうに楽しくしゃべらせてもらいました。

――確かに、これまでと比べてフレッシュな顔ぶれがそろっていました。

兵動 今回は、演芸が好きで1カ月に20公演くらい見に行っている上ノ薗(公秀)プロデューサーが、よしもと漫才劇場に通って、「ひょど-1」に出てほしいという方たちを選び出し、出演をお願いしました。なかなか劇場に足を運んで「この人や」って選ぶというパターンはないので、ほんまにすごい。上ノ薗プロデューサーのおかげで実現できたと思います。

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――兵動さんにとっても、いい顔合わせになったんですね。

兵動 僕が若い世代の漫才師の人たちにできることってなかなかないですが、こういう機会をABCラジオさんがバックアップしてくれました。優勝コンビに贈られるお肉もうれしいですし、ABCラジオで30分の特番もできる。これまで冠番組をやったことがないコンビばかりなので、「ひょど-1」を開催してくださるABCラジオさんには感謝しかないですね。
あと今日、若手の人たちのネタを見たりしゃべったりして、3個だけ「ボケを盗んだろ」というやつがありました(笑)。きっちり盗ませていただきます。

――若葉のころのおふたりは、優勝おめでとうございます!

古田 こういうちゃんとした対決方式のコンテストに出させてもらうのがコンビを組んでから初めてだったので、これはどうしても1位を獲りたいとすごい意気込みで臨んで、結果、優勝できたので本当によかったです。

出典: FANY マガジン
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酒井 1位になったらABCラジオさんで30分の特番ができるということで、とくに僕はABCラジオさんをよく聴かせてもらっているので、ぜひ新コンビでラジオをやってみたい、というのもありまして。30分特番では、古田はファッションが好きなのでそれも出しつつ、ラジオならではのコンビのフリートークを楽しんでもらえるとうれしいです。

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