12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 OSAKA』。2日目の公演が9月18日(日)、大阪城ホールやCOOL JAPAN PARK OSAKAで開催されました。
2日目の大阪城ホールは、ネタブロック『LIVE STAND ネタOSAKA DAY-TWO』からスタート。オープニングは、さや香・石井を筆頭にしてマンゲキメンバーがダンスを披露し、見取り図の人気キャラ「南大阪のカスカップル」の力也と綾が乱入。野性爆弾・くっきー!が警備員に扮し、2人を制するなど、にぎやかな幕開けとなりました。
そして、トップバッターで先陣を切ったかまいたちに続き、コロコロチキチキペッパーズ、スーパーマラドーナ、パンクブーブー、笑い飯、テンダラー、チュートリアル、矢野・兵動がネタを披露しました。
ステージを終えた矢野・兵動、コロコロチキチキペッパーズが『LIVE STAND 22-23 OSAKA』を次のように振り返りました。
東京公演にも出演した矢野・兵動。「久しぶりの『LIVE STAND』にまた呼んでもらえた喜びといいますか。それこそ若い皆さんと一緒に、彼らの胸を借りるというか、逆に僕らが勉強になるし、やりがいを感じましたね」と話す矢野に、「真面目やな(笑)」と兵動。「コンビで大阪城ホールの舞台に立つのは1996年の『ワチャチャライブin大阪城ホール』以来です。52歳になってネタブロックに出さしてもらったんですけど、出演者の顔を見ていたら、みんな緊張感が高く、いい顔して出番を待っているなっていうのが新鮮でした」と続けました。
コロコロチキチキペッパーズ・西野は、6000人が詰めかけた会場に「とんでもない光景」と声を弾ませます。「普段の舞台でいろんな劇場に立たせてもらっていますが、あの光景を見ることはまあないので。特に12年ぶりということで、前回、僕らはNSC生で、お手伝いとかで行っていた側なので…」と振り返ります。そんな西野に待ったをかけるナダル。「お手伝いで行ったと言いましたが、当時の西野はとがっていたので、“誰が行くか”って言ってました(笑)」との暴露もありました。これに対し西野は、今となっては「こうして『LIVE STAND』に出させてもらえるのはありがたいです。(ナダルの暴露があったので)今、僕が何を言っても響かないと思いますけど(笑)」と感謝の気持ちを表しました。
一方のナダルは「僕は最高でした」と満面の笑みを浮かべます。しかし、「思うところもある」と、次のように続けました。「ネタ中は爆笑に次ぐ爆笑だったんですけど、ネタで名前を使わせてもらった方に謝りたいです」。
一方、西野は「びっくりしたのが、ナダルがギャグの“やっべぇぞ”をやろうとして僕が邪魔するっていうところで、ほんまに何人か(待ってましたという感じで)“おお! ”ってなっている方がいて…」。最近、「やっべぇぞ」を求めている人はいないと嘆くナダル、母校の凱旋ライブでやったところ、即座に「帰れ」と言われたとか。「母校でも求められず、もうホームがありません。けど、今日はちょっとだけホームでした」と思いがけぬ「やっべぇぞ」需要を喜んでいました。
矢野・兵動はネタ中、兵動が帽子と眼鏡を取り、素の顔が巨大モニターにアップで映し出される一幕がありました。「あのときはもう、楽屋が大沸きしました」とナダルが暴露。兵動は「自分でもあんなジジイだと思っていませんでした。しかも相方が“お前、『LIVE STAND』やぞ”と言って(笑)。今、コロチキの2人に楽屋がウケていたと聞いて、めっちゃ安心しました。ステージを降りて、会う人会う人全員に、うつむき加減ですれちがって。出演者の中では、キャリアは一番長いのに卑怯な手を使ってすみませんって思っていたので…」と心境を吐露。「でも、また来年も老けて『LIVE STAND』に出させてもらいたいと思います」と意気込む兵動に、「あれはよかったな…」と矢野もしみじみとした表情を浮かべていました。
なお、「LIVE STAND ネタOSAKA DAY-TWO」はFANY オンラインチケットで配信中。9月23日(金)23時59分まで見逃し視聴可能(販売は同日正午まで)です。
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いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日(土)、15日(月)、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。
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