9月17日(土)、18(日)の2日間にわたり、東西の人気芸人が多数出演した日本最大級のお笑いフェス『LIVESTAND 22-23 OSAKA』。2日目の17:00から行われた「LIVE STAND ネタ OSAKA DAY-TWO」には、博多華丸・大吉(博多華丸、博多大吉)、中川家(剛、礼二)、海原やすよ ともこ(海原やすよ、海原ともこ)、タカアンドトシ(タカ、トシ)、ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、ミキ(亜生、昴生)といった豪華メンバーが出演。会場の大阪城ホールが笑いと歓声に包まれました。
続々登場する人気コンビ!
トップ出番のミキから会場はヒートアップ。手拍子で迎えられた2人は「ネタ時間2分半厳守!を4人の社員から言われた」と暴露。持ち前のテンポ抜群のやりとりで盛り上げました。
ブラックマヨネーズは吉田の切れ味するどいボケからスタートしますが、吉田のやりたい放題に小杉の強すぎるツッコミが炸裂するシーンも。お互いの容姿について、さらに得意の持ちギャグも披露するなど、盛りだくさんの内容でした。
タカアンドトシは子どもから展開したネタで丁々発止のやりとり。その畳み掛けるようなやりとりに会場は笑いが止まりません。
続いての博多華丸・大吉は、スクリーン上に名前が出た途端、歓声が上がる人気ぶり。おなじみのフレーズで笑いを誘い、らしさたっぷりのしゃべりで笑わせると、ラストはほかの人気コンビのギャグで締めくくるまさかの展開に。
中川家もおなじみのモノマネ、ネタを披露。会場からは拍手と笑いが連続で起こります。2人の息の合ったかけあいは見事の一言でした。
そしてラストは海原やすよ ともこ。ともこの投げキッスからスタートすると、「華大あたりからネタがおかしくなってきてる」と笑いを誘います。2人のしゃべりはさすがの安定感。大阪ネタからスピーディな女子トーク、体を使ったネタまで大いに会場を盛り上げました。
大阪城ホールで小杉が漫才下手に!?
ステージ終了後、ブラックマヨネーズ、ミキが囲み取材に登場。小杉は以前のLIVE STANDはまだ若手で、先輩の早着替えの手伝いをやっていたと振り返り、センターステージで漫才をやらせてもらったのはすごい気持ちがよかったと話しますが、大阪城ホールのステージに立つのが初めてか、何回目かがわからなくなるシーンも。しかし「お客さんも集中力抜群で聞いてくれてたし、人生最高のヒーハーが出ました」と自ら太鼓判。吉田は小杉の気合いが空回りしたという東京公演の様子を明かすと、「今日もツッコミが早くてデカかった」、さらに「叩く力が強かった」とダメ出しです。小杉は「ツッコミが早くてデカくて、叩く力が強い、(大阪)城ホールに立ったことで俺、漫才下手になってるやん!」と叫びますが、吉田から「まあヒーハー言うてるときは幸せそうやった」とさらなる追い打ちを掛けられていました。
亜生は本当に楽しみだったと話しますが、ステージでも明かしていた社員からの2分半の時間厳守に改めて言及。ネタを2分32秒で終えていたと胸を張りますが、吉田からは「2分半って言われてたのに」とまさかのツッコミが。これには昴生が「僕ら、声もデカくなってないし、テンポも早くなってない! 」と返すと、小杉からは「ヤメろや! 」と改めてツッコミが入ります。改めて2分半という時間については、普段あまりやらない時間、ましてこの人数でドキドキしましたと話し、「(時間をすぎると)ホンマに怒られるんで」とポロリ。そしてトップバッターだったのでお客さんの感じを1分くらいはみたい、だから1分半くらいでできるネタを選んだとのこと。本当は10分くらいやりたいけど、楽しかったですと振り返っていました。
ブラックマヨネーズは配信の関係もあり、直前でネタを変更したそうで、小杉は「相方がトイレに行くのについていった」と話していました。そして昴生が大阪城ホールはディズニー・オン・アイス以来と明かし「そのときはいろんな人がすべってましたが、逆にこんなにウケるのはいいなと思いました」と話して会見場をシーンとさせます。すかさず亜生からは「囲み(取材)苦手なんです」とツッコミが。小杉からも「謝った方がいい」、吉田からも「今も一人ですいすい(スベって)行っとった」とツッコミが入っていました。
大阪の舞台はお客さんが包んでくれる!?
錚々たるメンバーと同じステージに立った感想として、お客さんも立って見てるし、普段寄席に来ていない人も来ているかと思うので、舞台上の熱気はすごかったと小杉。すると吉田は「どんな舞台もフルでやってるんであんまり変わりない」と発言。それを聞いた小杉は「俺だけ色めき立ってるやん! 」と改めてツッコミを入れていました。
大阪で漫才することについては吉田が「完全にこっちの主観ですけど」と言いつつ、大阪のお客さんに「包んでもらってる感」を勝手に感じてますとコメント。昴生は「僕が見ても包んでもらってるなって感じました」と同意しますが、「それを(小杉さんが)大きい声で突き破ってました」と小杉イジリ。吉田はさらに他の土地の大会場と比べて、笑い声の返りにタイムラグがないと指摘。それは大阪城ホールのすごさか、舞台を作った技術か、とにかくやりやすさがあったと話しました。
なお、「LIVE STAND ネタ OSAKA DAY-TWO」はFANY オンラインチケットで配信中。9月23日(金)23時59分まで見逃し視聴可能(販売は同日正午まで)です。
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いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日(土)、15日(月)、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。
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