松本人志、『KOC』優勝 空気階段のコントに「哀愁漂ってるもんね」

10月10日(日)、東野幸治がMC、ダウンタウン・松本人志がコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)が放送されました。

「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組」というコンセプトのもと、豪華有名人・著名人を迎え、芸能ニュースから時事問題に切り込む同番組。ゲストに、ハライチ・岩井勇気、乙武洋匡、佐藤仁美を迎えました。

松本が語るコントの共通点

10月2日(土)、『キングオブコント2021』(TBS系)が開催され、空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)が栄冠を勝ち取りました。今回、優勝したことを記念して、スタジオでネタを披露することに。呪いで犬に変えられてしまった王子とお姫様のコントを熱演しました。

大会で行った2本と今回披露した1本の計3本のうち、どれを決勝でやるべきか迷っていたというほど、ハイクオリティーなコントだったためか、東野は「個人的には、“何でこれをやらんかったんか”って思うほど、こっちの方が(好み)」と絶賛!

出典: ワイドナショー

一方、審査員の一人として参加していた松本は「今回の『キングオブコント』全体にも言えることで、僕が昔から言ってきたことなんですけど、コントって特に“哀愁なんやな~”って改めて思ったし、今のネタも哀愁漂ってるもんね」と語ります。

今年で10年目となる空気階段。今回の結果がどう転んでも、最後の参加にしようと決めていたらしく「感無量です」とかたまり。もぐらも「本当に夢みたいで、まだ実感が湧かないですね」とつぶやきます。

そんな中、彼らの前の出番だったザ・マミィが大爆笑をかっさらったことで、プレッシャーがなかったのか問われると、もぐらは「普段だったら“うぁ~”ってなっていた(落ち込んでいた)と思うんですけど、点数が見られなかったのも良かったのかもしれないです」「“この波に乗れれば……ここが勝負だな”と逆に前向きになれました」と振り返りました。

審査員泣かせだった『キングオブコント』

今年の『キングオブコント』は、松本以外の審査員が一新。東京03・飯塚悟志、バイきんぐ・小峠英二、ロバート・秋山竜次、かまいたち・山内健司という中で、松本は「全員ウケてたからね。審査員泣かせでしたよ」と回顧。

続けて「不思議やなと思ったのが、ファイナリストは、今年審査員が変わるのは知っていたけど、誰が審査員になるのかは知らなかった。もちろん自分たちの面白いと思うことをぶつけるしかないんやけど、シンクロニシティというか……。見事にストーリー性のあるコントが集まったじゃない。これは何なんやろ」とコメント。『キングオブコント』の大会としての格が上がったと語りました。

出典: ワイドナショー

このほか、借金もあり“クズ芸人”としてメディアに出ていたもぐらに心配の声が。もぐら自身も、優勝したことで「どうしたらいいんですかね……このままじゃ借金がなくなってしまいますよ!」と嘆きます。

さらに、かたまりが親から仕送りで合計1,200万円をもらっていたという話や、母親との関係、バツイチなど、続々とエピソードが飛び出し、もぐらのキャラが薄まってしまう形に。最後にもぐらは「奥歯6本ないんですから!」と訴えますが、周囲からは「こうなったら弱い!」とツッコミが飛び出していました。

番組概要

『ワイドナショー』
毎週日曜10:00~
公式サイトはコチラから

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