品川祐、吉田裕らが北海道下川町「応援大使」に就任! 品川「牛乳もトマトジュースもおいしい素敵な町」

お笑いコンビ・品川庄司の品川祐、ミュージシャン・HONEBONE、吉本新喜劇の吉田裕の3組が2022年度の北海道下川町「応援大使」に選ばれ、11月11日(金)に東京、11月14日(月)には大阪で、それぞれ就任式が行われました。3組はこれまで、映画製作や新喜劇のお笑いイベントで同町とコラボ。縁の深い3組が、来年は応援大使として下川町を盛り上げていきます。

出典: FANY マガジン
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「第1回ジャパンSDGsアワード」(2018年)でSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞した下川町と、SDGsパートナーシップ賞(特別賞)を受賞した吉本興業。そこでの出会いをきっかけに、両者は翌2019年にSDGs推進における連携協定を結び、「プロジェクト“下川町株式会社”」をスタートさせました。

このプロジェクトのもと、品川ヒロシ(品川祐)は監督・脚本で、下川町を舞台とした長編映画『リスタート』を製作。その映画でEMILY(HONEBONE)は主演、さらに音楽も担当しています。

また吉田は「ワライで町おこし」を図るために、2019年10月に下川町の人たちと一緒に「しもかわ森喜劇」を上演。ステージには吉田のほか、すっちー、中條健一、ヤンシー&マリコンヌ(松浦真也、森田まりこ)、そして下川町の住人の計約40人が出演しました。

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名刺の束に驚く品川「ずいぶんたくさん……」

11月11日(金)に吉本興業東京本部で行われた就任式には、品川とHONEBONE(EMILY、KAWAGUCHI)が出席。下川町の谷一之町長が、こう挨拶します。

「吉本興業さんとは、これまで映画製作や新喜劇、さらには下川町の特産品のPRといった事業展開をさせていただきました。今回、品川祐さんとHONEBONEのおふたりの応援大使就任を機に、今後もさまざまなPR事業やプロモーション活動、また下川町の人材育成などにもご支援とご協力をいただければと思っております。吉本興業さんのブランド力と下川町のローカル力を合わせて、今後もますます連携を強められたらと思います」

出典: FANY マガジン
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ここで、町長から品川とHONEBONEに就任証と記念の盾、名刺の贈呈が行われました。

「さまざまなところで下川町をPRしていただけたら嬉しいです」と名刺の束を手渡す町長に、「ずいぶんたくさん……(笑)。ありがとうございます!」と驚きながらも笑顔で受け取る品川。記念に作られたという、2組の写真がレーザー彫刻された盾は下川町役場の正面玄関に飾られるそうで、品川らも嬉しそうに盾を眺めていました。

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EMILY「ミュージシャンとしても町を盛り上げたい!」

品川、EMILYがそれぞれ応援大使就任の決意表明をしました。

品川は、「ついこの間、『アメトーーク!』で“観光大使芸人”をやって、“観光大使じゃない側”で出てたんですけど、もう“じゃない側”では出れなくなったな、って……(笑)。あっちはあっちでおいしかったんですけど」と笑わせながら、こう意気込みます。

「ご縁があって下川町で映画を撮らせていただいたんですけど、本当にきれいなところで、また行きたいなと思っていて。コロナもあってなかなか行けてなかったんですけど、またあそこに戻ってゆっくりしたいなという思いがあります。あと、僕は牛乳とトマトジュースが好きなんですけど、牛乳もトマトジュースも本当においしくて! なので、そんなこともPRしていければなと思います」

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EMILYは、ミュージシャンとして町を盛り上げたいと話します。

「このたびは、われわれのようなインディーズミュージシャンに観光大使という素晴らしい機会を与えてくださって、本当にありがとうございます。私たちが下川町のみなさんに何ができるかはわかりませんが、ミュージシャンなので、たとえば学校の校歌や町おこしの歌など、音楽の面で応援できたらと思っております」

さらに、「これからも下川町を一緒に盛り上げていきたいと思っておりますので、ご依頼などありましたら、じゃんじゃんお気軽にお声がけいただければと思います。PRは本当に得意なので、よろしくお願いいたします!」と若干、営業トーク気味なEMILYの決意表明に、品川も思わず笑顔を見せていました。

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吉田「第2弾の新喜劇ができたら」

一方、11月14日(月)には、吉本興業大阪本社で吉田裕の大使就任式が行われ、谷町長が、品川、EMILYと同様に、就任証などの一式を吉田に手渡しました。

就任式の後、吉田は「下川町で『みんなで作る新喜劇』に参加させてもらった結果、下川町応援大使に選んでいただきました。いまとなっても覚えてくれているということに感動しました」とコメント。

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さらに、いまでも下川町の人たちとグループラインで繋がっているそうで、「応援大使になったということで下川町に足を運んで、また一緒に新喜劇作れたらいいですね。下川町は人口3,300人しかいない町ですが、ひとつになって“新喜劇を作ろう”となっていました。結束が強い町なので、また第2弾の新喜劇ができたらいいなと思います」と話していました。