【スーパーマラドーナ・武智の連載】MおじのM-1考察#3

MおじのM-1考察

M-1を愛し、M-1で傷ついた、誰よりもM-1への思いが強いスーパーマラドーナ武智が「M-1考察」をする連載がスタート! M-1グランプリ2021決勝開催まで期間限定で連載します。

M-1を愛し、M-1で傷ついた、誰よりもM-1への思いが強いスーパーマラドーナ武智が「M-1考察」をす...

M-1を愛し、M-1で傷ついた、誰よりもM-1への思いが強いスーパーマラドーナ武智が「M-1考察」をする連載第3回! M-1グランプリ2021決勝開催まで期間限定で連載します。

出典: FANY マガジン

どうも、街を歩いてる時も何かM-1のようなものが無いか探しながら歩いているスーパーマラドーナ武智です。

10月の中旬という事で、M-1の1回戦は全て終わり今は2回戦の真っ只中です。
2回戦からは前回のファイナリストやセミファイナリストなども登場してきます。

2回戦……、「別名アマチュアの墓場」そう呼ばれています……。いや呼ばれてはいないです……。僕が今考えたので。

でもそれは本当にそうで、1回戦を突破したアマチュア達が、まぁこの2回戦でほとんど散っていきます。

何故だか分かりますか??

当然僕も分からないです(汗)。
なので一緒に分析してみましょう!

まずこの議題で一番最初に思い付くのが……

プロとアマチュアの差が明確に出てしまう

まずはこれだと思います!

先程も言った通り、2回戦からは前回のファイナリスト、セミファイナリストが登場して来ます。

当然それによってその日の予選のレベルは上がり
お客さんや審査員さんの要求もレベルが上がってきます。
そこでプロ達にこれでもかと差を見せられ、心が折れてしまい負けていく……。これはあると思います。

毎日のように劇場でネタを磨いているプロ達
そしてそうではないアマチュア達
つい最近出来た野球部と甲子園常連の野球部くらいの差があります……。
こう見ると、まぁ仕方ないっちゃ仕方ない事……。そんな気がします。
しかし稀にアマチュアでも3回戦や準々決勝に進むコンビもいるんですよ。

僕の記憶に残っているのは皆さんもご存知! アマチュアで決勝に行った変ホ長調。

そして今はプロですが、2005年の時はまだアマチュアだった学天即

ちなみに学天即は初舞台がM-1の1回戦で、そのまま準決勝まで行きました。恐ろしいですよね本当(汗)。

©吉本興業

後は2016年に準々決勝まで行った晴天サンティ、こちらも今はボケの方の子がプロとして頑張っています!

そして2007年だっかな? 志ん茶? だっかな?
こちらも準決勝までいってます!
準決勝を袖で見てたのですが凄まじいウケ方でした。
決勝いったかな?って思った位でした。

なので、いくらプロ達には敵わない、2回戦はアマチュア達の墓場だと言っても完全に打つ手が無いわけではないのです。

今回はすでに負けてしまったアマチュアの皆さん、そして来年また出ようと思っているアマチュアの皆さん!
今から対策しときましょう!

対策その1

まずはとにかく色んな漫才を見ましょう!
今の時代はYouTubeがありますから、各芸人さんが自分達のチャンネルを持ち、自分達のネタをUPしています。
とにかくネタを見てネタの作り方、ネタのウケるパターン、ネタの構成などを勉強しまくりましょう!

対策その2

とにかく作ったネタを人前で試しましょう!
プロ達は舞台があり、アマチュアの皆さんにはネタを試す場所がない、それは分かります。分かりますが今のままではまた今年と同じになってしまいます。
なので週に1回なのか月に1回なのか分かりませんが、同じような境遇の人達を集めてどこかの場所を借りて
それぞれがお客さんを呼んで、ネタを試すライブをやりましょう!
これをやるのとやらないとではやっぱり全然違います!
自分達のキャラやネタの修正点などがみるみる分かってくると思います。

対策その3

みんながやってない形、オリジナリティを見つけましょう!
これが1番難しいですが、これができたら1番早いです!
笑い飯さんがダブルボケを作ったように、ハライチがノリまくり漫才を作ったように、ミルクボーイが行ったり来たり漫才を作ったように。
何か新しい形の漫才を見つけてそれを磨いていく。
これがもし上手くいけば、プロにも負けないアマチュア漫才師が誕生するんじゃないかなと僕は思います。

もしよかったらやってみて下さい!
チャレンジしてみて下さい!

ここから2回戦が終わり3回戦へと入っていきます。
ますます激しくなる戦いをしっかり追っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ