レゴ芸人のボーイフレンド黒沼が万博記念公園で初体験したことは⁉ 多彩なワークショップが大盛況

新型コロナ禍で影響を受けている文化芸術活動を応援する「大阪文化芸術支援プログラム2021 IN万博記念公園」が10月16日(土)と17日(日)、大阪府吹田市の万博記念公園で開かれ、芸人らが講師を務めた多彩なワークショップが人気を集めていました。

出典: FANY マガジン

秋空の下、広場にはタープテントが設営され、ペーパクラフトや折り紙、伝統工芸など11のワークショップがそれぞれ1日3~4回開催されました。その中でも子どもに人気が高かった1つが「レゴブロックワークショップ」。講師を務めるのは、8月のコンテストで優勝し、世界で25人しかいないレゴランド・ディスカバリー・センター「マスター・モデル・ビルダー」になったボーイフレンドの黒沼誠と、相方の宮川。黒沼がこのワークショップのため、オリジナルのレゴ作品を作り、パーツをそろえて持ってきました。

宮川がお母さんをたしなめる

参加した子どもたちは黒沼の指示に従ってレゴブロックを組み立てていきます。ただ、何ができるのか、まったく知らされていません。黒沼は途中で「何ができるか、わかったかな」と問いかけると、子どもからは「ロボット」と返事が返ってきますが、不正解のようです。すると、別の子どもから「わかった! たこやきー!」と声が上がりました。すると、そのお母さんが「たこやきかあ?」と疑問を投げかけたのを聞いた宮川が「子どもの独創性!」とお母さんをたしなめました。

さらに組み立てが続き、ついに黒沼から作品名前が発表されました。「これは、お座りたこやき君です!」。なんと、先ほどの子どもが大正解。黒沼が、大阪名物のたこやきとビリケンさんをイメージして作ったとのことでした。

出典: FANY マガジン

初めて相方と一緒に

さらにもう一つ初めてのことがあったとのこと。「相方と一緒にするのが初めてで、ボケたらちゃんと突っ込んでくれる。マスター・モデル・ビルダーではなく、芸人として成立しているのが本当にうれしい」と笑顔を見せていました。

宮川も「最高ですね。相方がコツコツと積み上げてきたブロックが、コンビの1つのパーツになりました。いいコメント!」と自画自賛していました。

出典: FANY マガジン

span!は2年ぶり

折り紙ワークショップで講師を務めたのはspan!の2人。折り紙講師の資格を持つマコトが子どもや母親に丁寧に指導しつつ、相方の水本は白のタイツ姿で「折り紙マン」に扮し、子どもたちから願い事などを書いた折り紙を体中に張ってもらっていました。

出典: FANY マガジン

マコトはコロナ禍でもリモートで折り紙のワークショップをしていましたが、子どもたちと直接触れ合う対面でのワークショップは2年ぶりとのことでした。ただ、リモートのときはコンビではなく1人だったそうで、「折り紙マンと一緒なのも久しぶりなのでテンションあがりました!」。

折り紙マンからはこんなメッセージをいただきました。

「折り紙折っても心折れるな! 人生山あり谷あり、折り紙は山折り谷折り。今日も一日折りがとう」

ほかにも、まるむし商店・磯部のクレイ・アニメ教室や、桂三語ら落語家による寄席文字教室など多彩なワークショップが開かれ、子どもからお年寄りまで、おおいに盛り上がりました。