お笑いコンビ・かまいたち（濱家隆一、山内健司）の2人が2月2日（木）、日本武道館での単独ライブを行い、来場した8500人を笑いの渦に巻き込みました。かまいたちにとって過去最大となる今回のライブ『DESIRE』は、結成20周年の節目として、今後のさらなる飛躍のため、そしてより多くの人たちに「生の笑い」を届けるために、ライブの聖地である日本武道館で開催。新作の漫才・コントに加え、武道館ならではのスペシャルなネタが披露されました。
とんでもない大物がVTRで登場！？
「やってきました武道館！」
オープニングは、LUNA SEA・RYUICHI風の姿で登場した山内の第一声で幕開けします。“RYUICHI風”山内は、昨年8月に武道館で行われたLUNA SEAの復活ライブで『TRUE BLUE』『ROSIER』を歌ったと振り返りながら、「あれあれ？ まだ歌ってねー曲あるよな？ 今回のライブのタイトルなんだっけ？」と会場をあおると、客席のボルテージはマックスに！
ここで、ギターのSUGIZOならぬHAMAZOを呼び込みますが、登場したのは元乃木坂46の生田絵梨花とのダンスユニット・ハマいくの衣装に身を包んだ濱家です。濱家は、昨年11月に発売されたデビュー曲『ビートDEトーヒ』にのせてダンスを始めます。
続いて生田が登場するかと思いきや、かまいたちのマネージャー・樺澤まどかが現れ、濱家と2人で息の合ったダンスを披露。すかさず山内が「なんしてんねん！ 20年目の芸人がやっと（武道館に）立ってんねん！ 4年目の社員が立つな！」とツッコみました。
オープニングアクト終了後は、漫才とコントを6本披露。1本目の漫才で大きな拍手に包まれると、濱家は「嬉しいね」と思わず笑顔になります。山内は、早くに会場入りしたファンによるSNSの書き込みをめぐるエピソードを明かし、笑いを誘いました。
かまいたちらしさ全開のネタのなかには、ライブコンサート風に仕上げた漫才も。2人の過去ネタ数本が披露されただけでなく、山内が大事な局面で起こした「フリーズ事件」のVTRが流れると、事前に知らされていなかった山内が恥ずかしがる様子に笑いが起きました。
ネタの合間には、2人が大物ゲストにお祝いVTRをもらいにいく映像が流されました。ビタミンS・お兄ちゃん、ビックスモールンら芸人のほか、浜崎あゆみ、梅沢富美男、PUFFY、清塚信也といった計6組の“とんでもない”ビッグゲストがVTRで登場し、会場は大いに沸きました。
グッと来るサプライズ演出も！
ネタが終わると、企画コーナーの「ロシアンライアーゲームin武道館」がスタート。ここで、かまいたちの同期であるライス・関町知弘が、別部屋でライブの様子を見守っていることが明らかに。ゲーム中は武道館らしく、キャノン砲やファイヤー、ブリザード、炭酸ガスといった特殊効果が使われ、関町×特効×BGMのコンボが爆笑を生むシーンもありました。
ライブの最後には、かまいたちにサプライズ！ 会場のお客さんたちからの熱いメッセージとともに、この日のライブの様子を収めたVTRが流れます。2人は「結婚式みたい」と驚きつつ、ファンからのメッセージに感慨深げでした。
しめくくりに濱家は、「一世一代の単独ライブでございましたが、みなさんのおかげで楽しくできました。ありがとうございました！ この景色は一生忘れません！」「（結成）20年以降も楽しんでいただけるように頑張っていきますので、末長く応援よろしくお願いします」と挨拶。山内も「とりあえず20年。とんでもない舞台に立たせていただきました。ありがとうございました！」と感謝して、記念すべき日本武道館の単独ライブを終えました。
