吉本新喜劇・川畑座長「30+1周年」公演にナイナイ、華大ら集結! 「同期で年1回できれば…」

新喜劇生活30周年を迎えた吉本新喜劇座長・川畑泰史が2月10日(金)、なんばグランド花月(NGK)で『川畑泰史 新喜劇生活30+1周年記念公演』を開催しました。すっちー、内場勝則、小籔千豊ら新喜劇メンバーだけでなく、ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)、博多華丸・大吉、宮川大輔、矢野・兵動(矢野勝也、兵動大樹)といった同期の人気芸人たちも駆けつけて、豪華絢爛な“スペシャル新喜劇”を繰り広げました。

出典: FANY マガジン
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主役・川畑のツッコみが冴えわたる!

この記念公演は当初、30周年を迎えた2021年に開催される予定でしたが、コロナ禍で二度にわたって延期。この日は“三度目の正直”で、ついに夢の舞台が実現しました。

物語の舞台は、とある公園前に店を構えるラーメン屋台。店主・川畑とアルバイト・島田珠代を中心に、客のバンドマンやご近所さん、さらには幼なじみや会社社長、テレビ司会者、謎の美女まで濃いキャラクターが入り乱れます。

川畑は、自由奔放に暴れ回る出演者に的確なツッコミを入れ、「さすが主役!」という活躍ぶり。恋人・金原早苗の両親から結婚を許してもらおうと、さまざまなトラブルや難関に立ち向かいながら物語が展開しました。

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座員たちも、いつも以上にハイテンションなボケや演技の応酬で川畑を盛り立てます。ゲストにまで強烈なギャグの波状攻撃を浴びせた珠代を筆頭に、謎の老人に扮して川畑を翻弄する小籔、最高のタイミングで登場して笑わせた山田花子、傍若無人な“すち子”キャラで沸かせるすっちー、ラーメン職人姿でボケ倒した酒井藍のほか、末成映薫、島田一の介、浅香あき恵、内場、未知やすえ、烏川耕一らベテラン勢も奮闘し存在感を見せつけました。

兵動の“すべらない”川畑ネタも

ゲストたちも意外な役柄で入れ替わり立ち替わり登場。矢野は杉岡みどりとともに川畑の同級生夫婦役で現れ、宮川大輔&へびいちご(島川学、高橋智)は借金取りに扮して息の合ったやりとりを見せます。お婆さん役に挑戦した星田英利が、元相方の宮川とコンビ時代のネタを披露する場面も!

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ひょんなことから川畑が出演することになるテレビ番組のスポンサー社長&係長には華丸・大吉。ナインティナインはその番組の司会者役ですが、なぜか珠代のギャグ「パンティーテックス」の洗礼を受けるハメになり、矢部が思わず「東京に帰りたいです……」とこぼします。

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そして、スケジュールの都合でなかなか登場せず、観客だけでなく出演者もハラハラさせた兵動は「川畑のいいところ」と称して“すべらない”エピソードを連続投下! 川畑をはじめとする“歌ウマ”座員が自慢のノドを披露する場面もあり、ドタバタ劇はクライマックスへ向かいました。

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エンディングでは鳴り止まない拍手に包まれるなかで、川畑が出演者一人ひとりに感謝します。

「いろんな人に支えてもらいながらの30周年、なにか恩返しをせなアカンと思っていましたが、またまたこんな大きなイベントで皆さんに支えていただきました」

ナインティナインと珠代の「パンティーテックス」コラボには、「まさかやってくれるとは」と驚いたそうで、矢部の「人生の汚点です。大阪に置いて帰りたい」というボヤキに一同大爆笑。その後も出演者とのトークは盛り上がり、公演は幕となりました。

「改めて台本を作る能力はすごいなと思った」

終演後の囲み会見には、川畑、矢野・兵動、小籔が出席。まずは川畑が、改めて挨拶しました。

「みんなに助けてもろてるなって噛みしめながら、舞台をやらせてもらってました。できることは少ないかもしれませんが、ここから残りの芸人人生をかけて、ちょっとずつちょっとずつ皆さんに恩返しをしていければ」

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兵動は「かわばっちゃん(川畑)は“助けてもらってる”って言ってましたけど、今日来た同期全員が、かわばっちゃんに助けてもらった」と言います。というのも、同期でほかに30周年公演をやった芸人はいないそうで、「おかげでひとつの記念ができた」と“同窓会”に喜びもひとしおの様子です。

川畑と一緒にイベントを行うなど特に交流の深い矢野は、「気づいたらいつも横にいるのがかわばっちゃん。NSC(吉本総合芸能学院)のころからずっと、年も上やからお兄ちゃんで、いまだに最後は頼りたくなる。そういう器の大きいところも実はあるんです」と語りました。

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新喜劇の“盟友”と言える小籔は川畑とのこれまでを振り返ります。

「新喜劇のなかで相方、仲間を1人挙げろと言われたら川畑さん。座長になる前から、台本について話し合ったり、夜中に“ここはこう変えたほうがいいんじゃないか”とか恋人かのように長いことやり取りさせてもらった」

さらにこの日の舞台についても、川畑の手腕を称賛しました。

「今日の脂っこすぎるメンバーを、この尺でまんべんなくひとつの話にまとめるのはすごい難しいこと。誰かがちょっと薄くなったりすることもいっさいなく、よどみなく収めて盛り上げている。改めて台本を作る能力はすごいなと思った」

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出演オファーにいち早くOKしたのは矢部

これだけの同期メンバーが集まると、やはり同窓会のような雰囲気があったようで、川畑は「連絡したとき、みんなが二つ返事でOKしてくれて、“楽しみや”って言ってくれるのがほんまに嬉しかった」と話します。ナインティナイン・矢部については「お芝居とかコメディはやりたくないみたいなのをウワサで漏れ聞いていた」そうですが、フタを開けると同期のなかでもオファーへの返事がいちばん早かったと笑顔で明かしました。

こうして実現した今回の記念公演ですが、兵動は、今後も同期たちとの定期的な公演を要望します。

出典: FANY マガジン
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「ちょっと遠いとこ行って美味しいもの食べて温泉入りたいなとか、まさかそんなことを言えるまで続けられるとは思ってなかった。だから(同期で)いろんなところに行って、いろんなお客さんのお顔を見て、そこで楽しんでもらえたら……。それが年1回でもできたら素敵やなって話してて」

そして「今回、矢部が来たことで、実現に5歩近づいたと思います」という兵動の力強い言葉に、川畑は「将来そんなことができたら、また楽しいかな」と夢を広げました。

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