沼津ラクーンよしもと劇場の‟沼”にハマる!?「さこリッチ案件」【ぬまんづの沼津からの手紙vol.4】

「さこリッチ案件」皆さんはこの言葉を聞いたことがあるだろうか

東京にも大阪にもない、静岡県沼津市の沼津ラクーンよしもと劇場だけで見ることができるライブというか、ごく稀に起こる、いい意味でも悪い意味でも世にも珍しい現象である。

静岡県住みます芸人、さこリッチ。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

彼が主催するライブの様々な条件が揃った時、それはみんなの前に現れる。
ライブの趣旨とは全く違った方向に話が進んでいき、思いもしなかったゴールを迎える。
さこリッチ案件を見た半分のお客様が軽い嫌悪感を覚え、もう半分のお客様がもっとくれ!もっとくれ!と中毒症状を引き起こす。

それが「さこリッチ案件」だ。

先日行われた「さこリッチ改造計画」と言うライブ。結果的にこれは「さこリッチ案件」にはならなかった。

そもそも「さこリッチ案件」と言う事故のような奇跡のようなものの原因はさこリッチさん本人にある。

いろんな芸人からのフリやライブの流れ、そういったものをお客様も含め全員が解釈しているものと全く違った解釈を勝手にしてしまい、そこから全てが崩れていく、それこそが「さこリッチ案件」なのだ。

過去の「さこリッチ案件」

そうならないために開催されたライブが「さこリッチ改造計画」

さこリッチさんに様々な場面でのベタを学んでもらおうとさこリッチさんのことをよく知るメンバーに集まってもらって、色々な角度からダメ出しやアドバイスをもらった。

しかし、ライブの最後に事件発生した。

さこリッチさんが間違って逆さまにサインを書いてしまった色紙をお客様に配ると言い出した。お客さんは誰もいらない様子。
それでもさこリッチさんはあきらめない。
見かねたコマンダンテ安田さんもなんとかしようと加勢するが、2人で泥沼に落ちていった。
ライブ終盤と言うこともあって事なきを得たが、あれがもう少し長く続いていたと思うとゾッとする。

さぁこれを読んだあなたたちは、「さこリッチ案件」を見たいと思いますか?
少しでもみたいと思ってしまった、あなた。
それは、もうすでに「さこリッチ案件」という深淵に片足を引きずりこまれているのかもしれません。

後半はそんなさこリッチさんをよく知る、後輩の9番街レトロのインタビューでお楽しみください。

ぬまんづ うえたけインタビュー ゲスト:9番街レトロ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

うえたけ:さあ、今回ですね、取材を受けてくれるのは9番街レトロなお二人です!よろしくお願いします!

9番街レトロ なかむら☆しゅん:いっきますよぉ〜沼津サイコーですよねっ???

うえたけ:本当、そうだよね〜!

9番街レトロ 京極風斗:そんなちゃうでしょ。

うえたけ:改めて、9番街レトロの京極となかむらに来てもらいました。普段は神保町よしもと漫才劇場に出演してますけど、結構沼津ラクーンよしもと劇場にも出演していただいていただいて、大貢献していただいてますよね。

なかむら:一番好きです。予定として。

うえたけ:予定?(笑)

なかむら:スケジュールに沼津って書いてたら一番好きです!

うえたけ:あ、ワクワクしてくれてるって意味ね(笑)沼津の劇場と他の劇場の何か違いとかってあったりする?

京極:まず場所っすよね。

なかむら:関東やのに新幹線なんは沼津だけですもんね。

京極:なんか、変な話、感覚的には大宮とかの方が遠い。距離的には大宮の方が近いんですけど、感覚的に。やっぱ座席の余裕さ。余裕さ加減。

なかむら:座ってられるもんな絶対に。

京極:大宮とかタイミング次第では全然座れないですからね。来る道中の快適さが、もうこれはでかい。

なかむら:あとアットホームですね。何か沼津にいる人たち、それこそぬまんづさんとかさこリッチさんとかもみんなそうですけど、お出迎えしてくれるテンションじゃないですか。そういう劇場はないです。

うえたけ:俺らもなかなか芸人たちみんなで集まってみたいなのがないから、ちょっと嬉しいのよね。

京極:僕、修学旅行がホームステイみたいな感じだったんすけど。その時のお父さんお母さんと同じテンションです。「よう来たな!」

なかむら:「楽しんでけ!」みたいなね。

うえたけ:劇場以外に静岡で気になってる場所とかある?

京極:近くで富士山見たいっすね。別に沼津を落とすわけじゃないですけど、そんなに見えない。

うえたけ:そうなのよね(笑) お隣の富士市とかは名前にも富士ってついてるくらいだからめちゃくちゃデカく見えるんだけどね。

なかむら:僕は沼津のサッカーチームあるじゃないですか。

うえたけ:アスルクラロ沼津ね。

なかむら:今、ゴン中山さん、監督になりましたよね。元々ジュビロはずっといたじゃないですか、だからそういう何か静岡繋がりで言ったらそれ見に行きたいっすよね。

うえたけ:劇場とアスルクラロさんでイベントやったりもしてるから、9番街も絶対呼ばれるよ!

京極:じゃあ、ゴンさんと富士登山するイベントがベストやな。

うえたけ:両方を合わせなくていいのよ(笑)

沼津ラクーンよしもと劇場発ユニット バスズ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

うえたけ:そんなお二人なんですけども、バスズというユニットにも入ってるとお聞きしましたが。

京極:白々しいですね(笑)一緒にライブやったりもしたじゃないですか。

なかむら:これ流れがちゃんとあって。東京の若手芸人が沼津に鈍行で行くっていう鈍行ズっていうユニットが僕らが東京に来る前からありまして、そこから鈍行ズになぞらえて、片道は新幹線で行きますっていう「片道新幹線ズ」というユニットに僕らとナイチンゲールダンス・令和ロマンの3組が選んでもらって。

京極:ただ次は「もっと遅くしよう」って言って、鈍行より遅いやつ、バスだ!ってなってバスズができました。で、たまにバスツアーとかやらせてもらってます。

うえたけ:お客さんも一緒に来れるからこれいいよね。

京極:ただ集合時間も朝早くて、バス乗って、静岡の色んな所に行って、で2公演くらいライブみて、また新宿に帰るって流れなので、僕ら芸人は公演の合間とか寝られますけど、お客さんは休むタイミングがあんまりないなーと思ってまして。

うえたけ:ツアーだからね。

京極:で、なんか帰りにみんな寝たいみたいな空気になったとき、「1回これ夜行バスとして、全員フルMAX倒すで座席倒しましょう。」って提案したんですよ。自分だけ倒したら気遣うから。

うえたけ:なるほど、全員倒しましょうと。

京極:そしたら、DM来て「あの腰痛持ちなんで倒したらきついです。」って。

うえたけ:そうかー!そういう人もいるかー!で、そのバスズでリーダーをやってる、さこリッチさんの事をお伺いしたいんですが。

なかむら:うまーくバスズの話をしながら、そこには触れてこなかったんですけどね(笑)

うえたけ:いや触れてあげてよー(笑)さこリッチさんはどんな人ですかね?

なかむら:トップクラスで優しい。バスツアーも最初新宿までわざわざ来てくださって、新宿から沼津まで一緒に行くんですよ。で、ライブやって、さこリッチさんは沼津で終わりで帰りのバスは乗ってないんすけど、「出発します。皆さん手振ってください。」ってなって、バス出発しました。「よっしゃいなくなったぞ!!イェーイ!」って言ったらお客さんも全員「イェーイ!!!」って(笑)

うえたけ:お客さんも?(笑)

京極:毎回鉄板の盛り上がりポイント(笑)

なかむら:もちろんノリですけどね(笑)

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

京極:でも本当に助かってる部分はあります。バスツアーって結局バスの中はずっと盛り上げなきゃいけない。そういう時にさこリッチさんはずっと何か喋ってる。それは本当に助かります。常にバスにはいてほしいと思います。

うえたけ:じゃあ逆に直してほしい所とかはありますか?

京極:あのね舞台上で結構スカしたりするんすよ。そういう芸人がやるのはいいですけど、俺たちはさこリッチさんにそれをやって欲しくないな。せっかく良い人なのに悪く映る。

なかむら:なんか勿体ない、スカしちゃうから。

京極:ただ、後で聞くと本当に何にも浮かんでないらしいですよ。何でもいいんで、元気にいつものさこリッチさんを舞台上でやりゃいいのに。

なかむら:裏で見せてくれているさこリッチさんはすごいから。

うえたけ:なるほどね。なかむらはなんかある?

なかむら:ベタやってほしいなと思います。

うえたけ:(笑)

なかむら:「口笛で何言ってるか当ててください」ってネタがあるんですけど、それってどうやっても盛り上がるものなのに、長すぎたりとか。せめて最初短いやつやって、「ピーピッピピー」とか言って、正解は「あーい、とぅいまてん」とかでいいのに。「インスタのお弁当載せてる人、茶色ばっかりなのいらない」とか。

京極:もうあと100個降りて欲しいよな。沼津から富士山あんまり見えないとかでいい。

なかむら:そう、なんかもっとベタベタでいい。あんなに最初は嬉しかったのに富士山何とも思わないとか。

うえたけ:はいはいはいはい。

なかむら:地元の人に向けた何かその共感を生むようなやつやってほしいですね。

京極:多分インスタが最先端だと思ってるところとかもよくない。

うえたけ:直すように言っておきます(笑)ちなみに二人はさこリッチ軍団って事だよね?言ってしまえば。

なかむら:言って…しまわれる…のであれば…

うえたけ:めちゃくちゃ嫌がってない?(笑)

京極:いや、嫌がってないですよ。あの頃は勲章やったんすよ。うん。前科みたいなもんっすね。中学んときは勲章やったけど、大人になったらそれはもう黒歴史。

なかむら:根性焼きとかせぇへんかったらよかったみたいな。

うえたけ:それでは最後に沼津ラクーンよしもと劇場にまだ来たことない方とか、行ってみようかなという方にメッセージお願いします。

京極:沼津にはテレビで見るような有名人とか人気芸人とかいっぱい来るんで、女性のお客さんはその人目当てに来ていただいて、男性のお笑い興味のないお客様は、1公演目2公演目の間で、下がパチンコになってますんでそっち行っていただいて。

なかむら:最高です。本当に楽園です。

京極:で、もし大当たりしちゃったら、2公演目は見なくていいです。

うえたけ:いや見てください(笑)

京極:ぜひ見に来てください。

なかむら:お願いしまーす!

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