『漁港の肉子ちゃん』スコットランド・ラブズ・アニメーションにて最高賞を獲得!

明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』。『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が手がけた漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディです。

この度本作が、スコットランド・ラブズ・アニメーションにて最高賞となる“Jury Award”(審査員賞)を獲得しました。
※本作の英題は「Fortune Favors Lady Nikuko」となります。

©2021「漁港の⾁⼦ちゃん」製作委員会

審査員 コメント

投票では2作が同率で並び、再投票の結果、5対1で『漁港の肉子ちゃん』が受賞となりました。脚本と展開の濃密さ、胸の内と現実主義が描く庶民的な世界、そしてアニメーションの幻想を自由に描く予想不能な展開。様々な作品が出品された本年の祭典にあり、作品の理想とする姿を最も忠実に映画化することに成功した作品として、審査員賞が贈られました。

©2021「漁港の⾁⼦ちゃん」製作委員会

本作は既に数多くの映画祭で招待されています。


第45回アヌシー国際アニメーション映画祭 オフィシャルセレクション正式招待作品
第25回ファンタジア国際映画祭 AXIS部門今敏アワード《審査員特別賞》受賞
第45回オタワ国際アニメーション映画祭 長編アニメーション部門正式招待作品
第40回バンクーバー国際映画祭 オフィシャルセレクション ゲートウェイ部門上映作品
第4回アニメーション・イズ・フィルム・フェスティバル オフィシャルコンペティション部門正式招待作品
第23回富川国際アニメーション映画祭 オープニング上映招待作品
第37回ワルシャワ国際映画祭 正式招待作品
第34回東京国際映画祭の【ジャパニーズ・アニメーション部門】上映作品
スパークアニメーション映画祭2021 正式招待作品
第35回リーズ国際映画祭 Fanomenon部門 正式招待作品
第14回アジア太平洋映画賞 最優秀長編アニメーション映画ノミネート


あらすじ

©2021「漁港の⾁⼦ちゃん」製作委員会

食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされます。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れます……!

開催概要

スコットランド・ラブズ・アニメーション
開催地:スコットランド・エディンバラ、グラスゴー
開催期間:2021年10月11日~17日
2010年に設立されたこの団体は、毎年10月にエディンバラとグラスゴーでイベントを開催。アニメーションの普及に努めている。
公式HPはこちら 

作品概要

映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、中村育二、石井いづみ、山西惇、八十田勇一、下野紘、マツコ・デラックス、吉岡里帆
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
美術監督:木村真二
脚本: 大島里美
音楽:村松崇継
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」 作詞・作曲:吉田拓郎 編曲:武部聡志  サウンドプロデュース:GReeeeN (よしもとミュージック)
エンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社

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