「78歳まで頑張らな!」人生最大の衝動買いでプラマイ兼光「家に帰るのが楽しすぎる!」

昨年1月に、結婚と麻雀プロ資格の取得を同時発表したプラス・マイナスの兼光タカシが、今度は都内に3階建ての新居を完成させました。本人いわくこだわりの詰まった最高の住居で、「家に帰るのが楽しすぎる」とのこと。
賃貸派が増える時代に、なぜ兼光はマイホームを購入したのか。そして、こだわりの新居とはどういったものなのか。気になることを根掘り葉掘り、聞いてみました。

78歳まで漫才をすることが確定!?

出典: FANY マガジン
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――マイホームを購入されたということで、こだわりの新居についてお伺いしたいと思います。まずは購入の経緯を教えてください。

兼光 ほんまに人生最大の衝動買いでした。結婚の数か月前に奥さんとご飯を食べていて、ノリで不動産屋さんに行こうとなったんです。それでお店で話を聞いていたら、土地を見に行くことになって。いくつか土地を見に行ったら、今のところがめっちゃ気に入ってしまって。

――立地が良かったのですか?

兼光 駅とか立地とか色々な条件が合いました。そんで、不動産屋さんの作戦かもしれないけど、「この土地は絶対にすぐ売れちゃいますよ」みたいなことを言われたんです。それで、「もー、買っちゃうか!」となりました。場所も一回しか見ていなかったんですけど。

――本当に衝動買いだったんですね。やはりご家庭を持つことも後押しになりましたか?

兼光 そうですね。結婚は大きいです。あと相方(岩橋良昌)がその前にマイホームを買っていたんですよ。だからこそ、自分も買おうというのはありました。一心同体みたいなところがあるので、相方が買う判断をしたのなら、僕も買って大丈夫やろと。それと年齢的にローンを組めるのがギリギリだったのもあります。色々なことが重なって「もー、行っちゃえ!」となりました(笑)。

出典: FANY マガジン
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――土地を購入後は、どのように家を建てられたのですか?

兼光 3階建ての家を、ちょうどその時一緒に仕事をしていたパナソニックホームズさんに建ててもらうことにしました。ロケで出会った方たちがみんないい人だったので、人で選びましたね。一生モノの買い物を任せるなら信頼できる会社にしようと思ったんです。あと、僕は中学生の時に阪神大震災も経験しているので、耐震技術に強い会社というのもポイントでした。

――そうした経験があると、安全性は余計に気になりますよね。

兼光 当時住んでいたのは大阪でしたけど、棚とか色々なものが倒れるくらい揺れましたからね。予算はオーバーだったんですけど、パナソニックホームズさんも削れるところは削ってくれて、買う決心がつきました。

――人生最大の買い物ですね。

兼光 35年ローンなので、78歳までです。その年まで漫才を頑張らないと駄目になりました(笑)。

完璧すぎる兼光ハウスのこだわり

出典: FANY マガジン
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――建てていく最中も、現場に足を運ばれましたか?

兼光 めちゃくちゃ行きました。やっぱり楽しみやからできていく過程も見たいし、「こうなんねや!」と見ているのが楽しかったです。色々なワガママを言って、途中で仕様を変更してもらったりもしましたね。「すみません!」と言いながら、奥さんと二人でこだわりを詰めこませてもらいました。

――実際に完成した家の、こだわりポイントを教えてください。

兼光 めっちゃあるんですけど、一番のこだわりは麻雀ルームです。見てもらってもいいですか?

出典: FANY マガジン
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――かっこいいですね!

兼光 テーマは、『隠れ家、アジト』です。できるだけ悪くしてやろうと思いました。麻雀はクリーンに打たなあかんのにね(笑)。この部屋がもう完璧すぎて、かなり気に入ってます。これからYouTubeチャンネル(『かねみっ雀ネル【プラス・マイナス兼光】』)の撮影なども、ここでできたらいいなと思っています。

――すでに誰かと麻雀は打ちましたか?

兼光 もう、結構人を呼びましたね。芸人だとトータルテンボスの大村(朋宏)さんとか、かたつむりっていう3人組の岡部(現芸名:ピーチ)などを呼んで麻雀を打ちました。

――他にもこだわりはありますか?

兼光 僕は、アディダスが好きなんですよ。なので家の外装に3本ラインを入れました。これは自分だけの裏テーマです。お洒落な感じでしょ?

出典: FANY マガジン
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――本当にこだわりが詰まっていますね。

兼光 他にも、奥さんが鹿島出身でファンなので、衣装部屋の壁紙を鹿島アントラーズカラーにしたり、色々しています(笑)。やっぱり一生ものの買い物なので、やらなきゃ損じゃないですか。

――子ども部屋も用意されたと伺いましたが。

兼光 将来、子どもができたら子ども部屋にしようという部屋はあります。でも、もし2人目ができたら、部屋が足りないので麻雀部屋の危機が訪れるかもしれません。今は奥さんも反対していないですけど、2人目ができると「そろそろ、この台どけてくれない?」とか言われるかもしれないので、それは怖いですね。

――ちなみに兼光さんご自身は、お子さんを何人ほしいんですか?

兼光 僕は2人です。

――難しいですね(笑)。

兼光 奥さんは3人と言っているので、麻雀部屋はなくなる運命かもしれないです(笑)。まあどうなるか分からないですけどね。

――もっとこうすれば良かったと思うことはありますか?

兼光 ないですね。住んで2か月ぐらいなんですけど、今のところは完璧です。なんか家って、ふつうは3軒建ててようやく満足のいく家ができるらしいんですよ。でも1軒目から大満足の家になりました。「コンセントはこの位置ちゃうねんな」とか、そういう細かい後悔ポイントもなくて、家に帰るのが楽しみすぎます。いまだに用もないのに3階を行き来したりしてますからね(笑)。それぐらい楽しいです。

――2か月経つと、だんだんと最初の感動が薄れるのかと思いました。

兼光 全く薄れないです。後輩のナダル(コロコロチキチキペッパーズ)は、2年ぐらい前に家を建てたんですよ。だから色々相談してたんですけど、ナダルは2年経ってもまだ自分の家が楽しいって言ってますからね。

――周囲の人の反応はいかがですか?

兼光 奥さんもこの家が好きすぎて、「早く帰りたい」といつも言っています。思っていたよりも良くできたと思っているみたいですね。岩橋はロケで来たんですけど、「めちゃくちゃええやん」と言っていました。僕らがこだわってつくったのもあって、「せこいわ! なんで俺は建売住宅やねん!」と叫んでいましたね(笑)。

兼光が説くマイホームのすすめ

出典: FANY マガジン
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――最近は賃貸でいいという人も増えてきています。マイホームを購入した兼光さんはどう思いますか?

兼光 逆に「なんで買わへんの?」と思います。もちろん引っ越しできるメリットなどはありますけど、毎月同じぐらいの金額を結局払う訳じゃないですか。それならマイホームの方がいいと、買ってみて余計に思います。
やっぱりマイホームは「夢」ですよね。家に帰ってくることが大好きになる。くまだまさしさんもマイホームを購入して、「めっちゃ掃除するようになった」と言っていましたけど、やっぱり特別な自分のお城感がありますよ。

――お城感ですか。

兼光 はい。それを一番感じるのはお風呂に入ったときですね。「やったなー、俺」みたいな(笑)。あと、車を駐車場に止められるのもでかいです。都内だと駐車場が高いじゃないですか。「これで家賃を払えるんじゃないか」というくらいだけど、それも払わなくていい。玄関を出てすぐ車に乗れるというのも嬉しいです。

――仕事へのやる気も変わってきますか?

兼光 そうですね。それこそ78歳までローンを払わなきゃいけないんで、「頑張って働かな」っていうのはでてきますよね。「やめられへんな」ってね。まだまだ漫才、頑張りますよ。

――なんだか、勝ち組のオーラがでていますね。

兼光 まあ実際は、全然そんな余裕はないんですけどね(笑)。

出典: FANY マガジン
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