兼近がある芸人に起こした奇跡。そのストーリーとは?

どうも。ブルーインパルスに心躍りました。

©吉本興業

FANYマガジンで芸人ライターさせて貰ってます、田畑です。

今日は本人から直接電話を頂き、教えてもらった奇跡を記事にさせて頂きます。
ここからの文章に出てくる「兼近」という言葉を「神様」に変えて文章を読んでみてください。
アンデルセン童話の雰囲気を少し味わえます。

5月26日未明、ある芸人に起きた奇跡。

芸歴13年目、まだ売れていないピンタンパン・むとパンは、毎日自分のインスタでインスタライブを配信していました。
彼は、劇場閉鎖のこの時期も、何か自分で出来ることはないかと必死に頑張っていました。
そして彼が始めた大喜利配信インスタライブ。
今日がその最終日でした。

いつも見てくれていた5人のお客さん。
そして今日は途中から増えて、合計13人。
観客は多くなくていい。
僕のこの配信を楽しみにしてくれている人へ。
僕は全力で今日も頑張るんだ。
むとパンはそういう人間でした。

コンビの解散はこれまで2回。
解散の日は、家で泣きました。
でも次の日は、いつものむとパンで僕らの前に現れるのです。
僕らは勘違いします。
「何?お前?全然へこんでないやん。」
むとパンが返します。
「昨日泣き切ったから。今日からは前向いていかないと。」

凄いやつでした。

今のトリオで3度目。
初めて後輩と組んでの挑戦。
いつも先輩なのにと文句も言われます。
自分の実力不足もある。でもだからって腐らない。前を向く。
それがむとパンでした。
そんなむとパンの最後の配信。
そんな中、奇跡が起こります。

兼近が現れたのです。
それは本当に突然でした。
一人のお客さんが兼近に気付きます。

「むとパンさん!兼近さんが来てくれました!」

そんなわけがないとむとパンは思いました。
まさか自分なんかに兼近が来てくれるわけ、、

恐る恐る、承認ボタンを押します。
すると、そこにいたのは紛れもなく兼近でした。

そこから奇跡は起こります。

13人の視聴者数が、2563人へ。

兼近に申し訳なくて、大喜利のフリップに書いて出した「NETE」(兼近の多忙ぶりを気にしての発言)が、一瞬でTwitterのトレンドに。

そして最後には兼近からこんな言葉をかけて貰いました。
「毎日大喜利インスタライブお疲れ様でしたー!」
兼近は見てくれていたのです。
むとパンの努力を。

そして、気付けば視聴者は3000人を超えていました。
そのあとも無我夢中で頑張るむとパン。
気付けば朝の5時。
インスタ配信が終わった頃には、フォロワー数は約2000人以上増えていたのでした。

頑張っていれば必ず報われる。
兼近は必ず見てくれている。

毎日頑張っている人間に起きた小さな奇跡。
今日はそんな話をご紹介させて頂きました。

奇跡って起きるもんなんですね。

出典: @mutopan1023

今日もみんな頑張りましょう。

その奇跡をご覧頂きたい方は、ぜひ彼のInstagramへ。
そしてトレンドにもなった#NETEのTシャツが期間限定で販売されます(はや!)。
(売上はすべて医療機関に寄付されるそうです)

そちらはここから覗きに行けます!

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