「なにノガレなに美~?」で注目のソマオ・ミートボールが初単独ライブで“落語”“漫談”の新機軸!?

2022年夏の「オールザッツ漫才 真夏のゴールデンSP」で準優勝を飾り、メキメキと力をつけるギャガーの新星、ソマオ・ミートボール。その初の単独ライブ「ソマオ・ミートボールなんじゃなんじゃなんじゃない?」が、2月18日(土)に大阪・よしもと漫才劇場で開催されました。チケットも完売となった今回のライブは、披露したネタが10本、幕間に流されたギャグ満載のVTRはマンゲキの仲間たちの力も借りて9本という充実の内容。一瞬たりとも観客を飽きさせることのないライブとなりました。

出典: FANY マガジン
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あの有名人ネタで観客の心を鷲づかみ!

オープニングは、ソマオの存在を一気に世に知らしめたネタ「なにノガレなに美」。タレントのダレノガレ明美ご本人からも「めちゃくちゃ面白い!」とお墨付きをもらったネタです。独特のリズムに合わせて観客から手拍子が起こるなど、劇場は序盤から一体感に包まれます。

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続くネタでは、ソマオはマジシャンのような出で立ち。「ギャグ・イリュージョンを見せる!」と、ギャグ「元気なハト」や「きれいなお花」を連発します。

イリュージョンはさらにレベルアップし、「皆さまのマインドをコントロールします!」と宣言。これから繰り出されるいくつかのギャグのうち、観客が好きなギャグを当ててみせる、ということで、「鼻花火」「乳輪火山」「エロくないとこモザイク」など数々のギャグが繰り出されますが……。

さらにムービーカメラを使った顔面イリュージョンでは次々と変顔が繰り出され、目が離せません。

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新たな一面も見せたネタのオンパレード

次なるネタは「酔拳」。酔拳で相手を負かそうとするソマオですが、酔っ払うとたちまち「歩かれへ~ん、抱っこして~♪」と甘えん坊に。テキーラを飲んではすっかりアゲアゲになってしまう結果に、会場からも笑いが起こります。

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「ゾンビか痛風か、どっちなの?」「ゾンビか肩もんでるか、どっちなの?」と問いを投げかけながら、まさかの回答を繰り出す「レッツ・ホラークエスチョン」や、「パリコレ最速の女」「顔ハメパネルが外れない男」「ドクターフィッシュが人一倍寄ってきた男」といった数々のシルエットを模写する「シルエット美術館」とソマオワールドが続きます。

出典: FANY マガジン
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ほかにも、着物姿で演じる落語を題材にしたネタや、コント「マイケル・ジャクソンは、近所の公園でダンスの練習を行っている」のほか、「ジングらな~い♪」のフレーズが頭に残る「黒ひげタンクトップ」、さらには初挑戦の「漫談」など新たな一面を見せる一幕も。

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マンゲキメンバー出演の幕間VTRも見逃せない!

幕間のVTRも、マンゲキの仲間たちが次々と登場する見逃せない内容。「ワールドカップで活躍した三笘選手によるサッカー実況」では、三笘選手の都合が合わなかったためという理由でカベポスター・浜田順平が、ゴールを決めて全身で喜びを表現するソマオ選手を実況します。

「第1回ギャグ競馬」では、たくろう・きむらバンド、フミ・もういっちょ!とん平、チェリー大作戦・鎌田キテレツというギャンブル好きをゲストに迎え、馬の代わりに4頭のギャグが走る中でどれが1位になるのかを予想。本物の競馬さながらに白熱したレースは写真判定となり、鎌田が見事的中! ソマオから豪華賞品「1万円分のギャグ」が贈られました。

出典: FANY マガジン
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ほかにもオーサカクレオパトラ(りえちゃん・克信)がおじいさんとおばあさんを好演した「日本昔ばなし」、爛々・萌々によるアンミカなど、マンゲキファンにはうれしい顔ぶれが揃いました。

10本のネタと9本に及ぶ幕間VTRを繰り広げたソマオは、エンディングで手を高く挙げてガッツポーズ。「本当にワニがとうございました!」と、最後までギャグに埋め尽くされた1時間となりました。