“芸歴60年”西川きよし初の全国ツアーが千秋楽! 文枝との漫才、若手の暴露…「公開裁判のようで緊張した」

「吉本興業創業110周年感謝祭」と銘打って昨年6月からスタートした『西川きよしのコツコツ全国ツアー』が、3月5日(日)に大阪・なんばグランド花月(NGK)で無事に千秋楽を迎えました。ステージではきよしに加えて、一緒に各地をまわってきた大平サブロー、そして“頼れる仲間”の矢野・兵動、千鳥、プラス・マイナス、かまいたち、カベポスターらが出演。さらにスペシャルゲストとして桂文枝、西川ヘレンが登場し、千秋楽にふさわしい祝祭感あふれるイベントとなりました。

出典: FANY マガジン
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「街の人気者」コーナーでまさかの!

オープニングで舞台に勢いよく飛び出してきたきよし。「吉本興業は皆さんのおかげで110周年を迎えることができました。ありがとうございます」と深々と頭を下げ、懐かしい話題も交えながら、爆笑に次ぐ爆笑の漫談で沸かせます。

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続くネタコーナーでは、トップバッターを飾ったカベポスターから、かまいたち、プラス・マイナス、矢野・兵動、千鳥と新旧の実力派人気コンビがそろい踏み。8カ月を越える全国ツアーの千秋楽を大きく盛り上げます。

そして、今回のツアーの定番コーナー「集まれ! 街の人気者!」が始まります。このコーナーでは、これまで開催地域の人気者に一芸を披露してもらいましたが、最終の地である大阪公演では大阪住みます芸人のspan!が登場し、「大阪府内にいるとんでもない2組を探してきました!」とぶち上げます。

1組目はアカペラグループのLOOSEBANDで「明日があるさ」を熱唱。そして、もう1組として登場したのが――なんと桂文枝、西川きよしのコンビです。

「大阪から来た河村静也です」(文枝)、「大阪から来た西川潔です。別名・小さなことからコツコツと」(きよし)と自己紹介する2人。“アマチュア”と称してコンビで漫才をするということで、このサプライズに会場から驚きの声が上がりました。

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コンビ名はコツコツブラザーズ。昨年7月の桂文枝独演会で披露して以来の、衝撃のコラボ漫才です。ネタ中は「60年近くやって、いまさら素人(の設定)になるのは難しい」とぼやく文枝に、「芸人やったら、やらなあかんやろ」ときよしがゲキを飛ばす一幕も。お互いの芸能生活を振り返る漫才を約20分、繰り広げました。

芸能生活60年で夫婦ともども77歳

最後のコーナーは、「西川きよしの迷惑事件簿!」。きよしのとんでもない行動で迷惑を被ったエピソードを披露するもので、かまいたち、プラス・マイナス、千鳥、矢野・兵動から次々と、きよしの爆笑事件簿が飛び出しました。

エンディングではスペシャルゲストの西川へレンがステージへ。「事件簿」の流れから「皆さん、本当にすみません」と平身低頭のきよしに、ヘレンは「しっかりしなさいよ!」と一喝しつつ、長期間にわたったツアーをねぎらって花束を贈呈しました。

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そして、7月から始まる新たな全国ツアー『西川きよし芸能生活60周年記念公演「西川きよしのプレミアム大感謝祭」』開催も発表され、会場から温かい拍手が沸き起こります。

千秋楽を無事に迎えたきよしは、最後にこう話しました。

「今年は芸能生活60年、年齢も夫婦ともども77歳と、大変めでたい年になります。7月からはツアーで、いままで回っていない場所に行かせてもらいます。タイトルに負けないよう、皆さんに上質な笑いを届けたいと思います。笑いは病気の抑止力にもなると言われています。日々、いろいろあると思いますが、笑いでほっこりしたいなと思ったときは、また吉本の劇場へお越しください!」

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西川ファミリー勢ぞろいで感謝

公演終了後、西川きよし、西川ヘレン、西川忠志、西川かの子と西川ファミリー勢ぞろいで会見が行われました。まずは、きよしがツアーを振り返ってこう語ります。

「昨年6月25日に東京の有楽町からスタートして、ゴールはNGK。無事に全国をまわらせていただいて本当にうれしいです。今日は隠しゲストということで桂文枝さんにもお越しいただきました。昨年7月16日の文枝さんの芸能生活55周年の落語会で“漫才しよか”と誘ってもらって、本日が2回目の漫才になりました。また2本目のコーナーでは、公開裁判のようで緊張しました(笑)」

隣で見守るヘレンは、若手たちが暴露する“迷惑エピソード”に「みんな寛容だなと思った」と感心しつつ、「若い人が支えてくださるのは、本当にありがたいことだなと思いました」と感謝の意を表しました。

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今回は意外にも、きよしにとって初めての全国ツアーでした。

「広島・呉に行って1623人のお客さんにお越しいただいて、ホールと演芸場はまるで違うつくりでした。生まれて初めて“こんなに喜んでいただける。舞台っていいな”と思いました。“小さい市町村まで、もっと来てや”と言われたのも嬉しかったです」

そう振り返るきよしは、今回、吉本所属の芸人のみならず、他事務所からも応援に来てもらったことも嬉しかったと続けます。

「昨年6月の第1回は、爆笑問題さんが(ゲストに)来てくださいました。新しいご縁ができたのも大変うれしく思いました」

次のツアーに向けて早くも始動!

夏から始まる新たな全国ツアー『西川きよし芸能生活60周年記念公演「西川きよしのプレミアム大感謝祭」』についても、こう意気込みを語ります。

「(この千秋楽で)あらためて吉本興業の団結力を感じました。長い間お世話になった会社のお礼参りのつもりで、全国を回らせていただきます。初心を忘れず、心新たにツアーに出たいと思います」

出典: FANY マガジン
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ツアーは、7月8日(土)にきよしの生まれ故郷でもある高知県立県民文化ホールを皮切りにスタートします。そして、2024年に再び、なんばグランド花月で千秋楽を迎えます。

各公演にスペシャルゲストが登場するほか、ハチャメチャクイズコーナーなど盛りだくさんの企画が用意されています。きよしは、はやる気持ちを抑えられないといった様子で、気合を入れました。

「プレミアムの名に恥じないよう、上質な笑いをお届けしたい。こんなに笑ったのは久しぶりやな、来てよかったなと思ってもらえるものにしていきたいと思います!」

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