4月21日(日)、那覇市の国際通りで『島ぜんぶでおーきな祭』のハイライトとなる「レッドカーペット」が行われました。
この日は、前日までの雨模様とは打って変わって夏本番を思わせる陽気。沿道には、人気俳優やタレントをひと目見ようと、たくさんのお客さんが集まり、大きな熱気に包まれました。
新喜劇座員から女優まで…スターが沖縄を練り歩く!
冒頭で登場した西川きよしは、元号が令和に変わる直前の開催ということで「ピーカンに晴れてよかった。平成最後のいい思い出になりました」と笑顔。
さわやかな白のワンピース姿で登場したのは、特別招待作品『おいしい家族』主演の松本穂香。「思っていた以上にみなさんが来てくださってとてもうれしい」とはにかみ、ファンからの熱い声援を浴びていました。
TV DIRECTOR’S MOVIE『女の機嫌の直し方』に出演した早見あかり&松井玲奈は色合いが対照的なドレス姿で沿道の観客を魅了。結婚式場を舞台にした作品で、実生活でも新婚ホヤホヤの早見は結婚について「独りよがりではなく、相手のことを思いやる気持ちが大切だなと思います」とコメントしました。
にぎやかにレッドカーペットを練り歩いたのは吉本新喜劇の面々。小籔千豊は「沖縄の皆さんにもかわいがってもらいうれしい」と笑顔を見せます。またNMB48のメンバーも、ファンと写真を撮ったり手を振ったりと、気さくなサービスで会場を明るく盛り上げました。
100年かかっても叶えたい夢
特別上映作品『多十郎殉愛記』の中島貞夫監督、主演の高良健吾は沿道のファンの話を熱心に聞くなど親しみあふれる対応。高良は「監督の現場での輝きがまぶしかった」とまっすぐなまなざしで述べ、監督に寄り添う姿が印象的でした。
最後に登場したのは、本映画祭実行委員長で吉本興業代表取締役会長の大﨑洋、代表取締役社長の岡本昭彦と芸人の宮川たま子。大﨑は「沖縄の島全部が“エンタ創出の島”となるのが目標。100年かかるかもしれないが、頑張って気合を入れてやっていきたい」と決意を述べ、平成最後のレッドカーペットを締めくくりました。