明石家さんまが、企画・プロデュースする劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が絶賛公開中です。この度、本作がアヌシー、ザグレブと並び世界三大アニメーション映画祭である「オタワ国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門で上映されることが決定しました!
全国で絶賛公開中!
明石家さんまが直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が絶賛公開中。『ドラえもんのび太の恐竜2006』(06)『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃が手がけた漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコが紡ぐ感動のハートフルコメディ作品です。
オタワ国際アニメーション映画祭とは
今年45回目を迎えるオタワ国際アニメーション映画祭の歴史は1976年にはじまり、北米最大かつ最古のアニメーション映画祭としてアヌシー、ザグレブと並び、世界三大アニメーション映画祭の1つとして知られています。
同映画祭は現地日程の9月22日(水)〜10月3日(日)でオンラインにて開催され、今年の応募本数は世界104カ国から2,528本もの作品が集まり、そのうち107本を長短編のコンペティション部門に選出しています。日本からの長編作品は『漁港の肉子ちゃん』のみの選出となりました。
昨年もオンラインで開催され、46カ国から4万6千人の参加がありました。
力いっぱいの笑いと涙で胸が一杯になる物語
オタワ国際アニメーション映画祭選考委員のテッシュ・チャンバーズ氏(Tish Chambers)は、「力いっぱいの笑いと涙で胸が一杯になる物語『漁港の肉子ちゃん』は家族の在り方には様々な形と大きさがあることを教えてくれます。そして本年度のオタワ国際アニメーション映画祭の長編部門に“厚み(=奥深さ)”をもたらします」とコメントを寄せ、本作が映画祭で上映されることを歓迎しました。
2019年には、岩井澤健治監督の『音楽』(19)が同部門で、グランプリを獲得。2017年に湯浅政明監督が、『夜は短し歩けよ乙女』(17)で日本人初の同部門グランプリに輝いています。
フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でも大好評を博し、カナダ・ファンタジア国際映画祭のオフィシャル・コンペティションでも正式招待されている本作。本映画祭の受賞結果発表は、10月1日(金)(日本10月2日(土))に予定されています。
OIAF Selections CommitteeのTish Chambers氏からのコメント(原文)は以下の通り。
Tish Chambers氏から皆さんへ
“A heart-warming story with a hearty laugh, Fortune Favors Lady Nikuko makes a ‘meaty’ addition to the OIAF Feature Selections and shows that families come in all shapes and sizes.”
――― Tish Chambers, OIAF Selections Committee
気になるストーリーは…
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされます。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れます……!
日本国内でもアニメ作品として口コミが広がり、全国でロングラン中。漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が巻き起こす感動のハートフルコメディ『漁港の肉子ちゃん』は、絶賛公開中!!
ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね!
作品概要
映画『漁港の肉子ちゃん』
企画・プロデュース:明石家さんま
出演:大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、中村育二、石井いづみ、山西惇、八十田勇一、下野紘、マツコ・デラックス、吉岡里帆
原作:西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督:渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
美術監督:木村真二
脚本: 大島里美
音楽:村松崇継
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」 作詞・作曲:吉田拓郎 編曲:武部聡志 サウンドプロデュース:GReeeeN (よしもとミュージック)
エンディングテーマ:GReeeeN「たけてん」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社