会場の大半は外国人! くまだまさし、5GAP、GABEZらが“言葉を使わない”芸で大フィーバー

言葉をいっさい使わない吉本興業初のノンバーバル(非言語)イベント『YOSHIMOTO presents  TATSUJIN -Fantastic Comedy SHOW-』が、3月15日(水)に東京・ルミネtheよしもとで開催されました。腕に覚えがある芸人や世界的パフォーマーが出演するこの公演は、ほかのライブとひと味違うコンセプトで行われます。それは「ノンバーバル」で、会場の大半が外国人だということ。くまだまさし、5GAP、GABEZらが登場した、この新しい試みの様子をレポートします!

出典: FANY マガジン
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前説からノンバーバル!

DJ KELLY(ギャロップ・毛利大亮)のDJプレイによってステージが進行。漫才やコントが行われるふだんの舞台とは打って変わって、クラブミュージックが流れる“異様”な空間に……!

まずは、出演者でもあるGABEZ(MASA、hitoshi)が前説を担当。通常であれば、注意事項や拍手の練習など、言葉を使って説明しますが、ここでもいっさい言葉を発さず、マイムやイラストを使って説明し、本番を迎えました。

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トップバッターは、くまだまさし、ハイキングウォーキング(松田洋昌、鈴木Q太郎)、もりやすバンバンビガロが結成した「チーム宴会」。ステージは物語形式で進行していきます。

公園にやってきた娘(Q太郎)と父親(松田)の親子が、玉乗りに挑戦。松田が大きなバランスボールに乗ったまま、けん玉技にトライし、成功した際には大きな拍手が巻き起こりました。

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続いて、もりやすのパフォーマンス。ハットプレイ、バルーンアート、ジャグリング、そしてQ太郎とのコラボではコーラ芸まで……笑いと歓声が入り乱れます。最後は、くまだのピン芸。鼻風船をしながらリコーダーを吹いたり、クラッカー芸を披露したりと会場を笑いに包みました。

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超絶けん玉技にウエスPのクロス引きも

次に登場したのは、音楽やダンスとけん玉を融合させたパフォーマンスで、国内外で高い評価を受けるけん玉パフォーマンスコンビ・ず~まだんけ(コダマン、イージー)。ステージでは音楽に乗せてダンスをしながら、超絶けん玉技を披露します。大技はもちろん、パフォーマンスには細かい技術が盛り込まれ、客席を圧倒! ハイキングウォーキングの2人も登場して、4人でけん玉パフォーマンスを行う一幕もありました。

出典: FANY マガジン
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図書館を舞台にしたステージを展開したのは、5GAP(クボケン、トモ)、市川こいくち、ウエスPが組んだユニット「チームカブキモノ」。トモ扮する職員を前に、利用者たちが大暴れ!

クボケンのパワフルなボケ、TikTokのフォロワー数1000万人超えのウエスPの体を使ったクロス引き、市川の工夫を凝らしたおなら芸など、“静かにしなければならない”空間で巻き起こる数々のパフォーマンスに爆笑となりました。

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トリには、GABEZが登場。ストーリー性のあるダンス、MASAとhitoshiの真骨頂ともいえるパントマイムなど、人間業とは思えない技を見せて客席を驚かせます。

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こうして“いっさい言葉を発しない”という実験的なライブは終了。ノンバーバルながら笑いも驚きもあるエンターテインメント満載のステージに、最初から最後まで大盛り上がりのイベントとなりました。

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