4月27日(木)、大阪・松原市の「まつばらテラス(輝)」で、高井俊彦 松原市子育て応援大使就任式が行われました。高井は澤井宏文松原市長から委嘱状などを受け取り、意気込みや今後の取り組みについて語りました。
一児の父である高井は、親子で笑って遊べる新喜劇『しんきげきといっしょ』を立ち上げ、ライフワークとして取り組んでいます。平成28年からは松原市でも『しんきげきといっしょ』に出演、子育て世帯を応援していることから、今回の就任が決定しました。
新喜劇のテーマにのり、大使へ就任
会場となった多目的ホールには、たくさんのファミリーが来場。まず澤井市長の挨拶です。澤井市長はコロナ禍を振り返りつつ、少しずつ子どもたちが集まって元気になれる場所を復活させていきたいと話し、松原市の子育て支援の取り組みについても説明。そして『しんきげきといっしょ』に出演している高井に子育て応援大使を引き受けてもらうことにしたことを改めて伝えると「高井さんのおもしろさ、ジョークを交えて、子育てを楽しんでもらえる取り組みにしていきたい」と力を込めました。
続いて、新喜劇のテーマにのって高井が登場。「おはようございます!」と会場を埋めた人たちに挨拶すると、まずは感謝のコメント。そして自身に子どもが生まれたときに「自分の息子を笑わせたいと思った」と明かすと、子どもたちがいっぱい笑えるイベントをしたいと考えて『しんきげきといっしょ』をスタートさせたと振り返りました。
さらに子育て中のママさんたちが笑えるイベントをしたいと思った、子どもが泣いても大丈夫、イベントを止めて、泣き止ませてから改めて始めるイベントを立ち上げたと話し、そこから毎年やらせてもらってると笑顔。それだけに今回の子育て応援大使就任は「うれしいです!」と喜びもひとしおの様子。息子に伝えたところ「すごいやん、パパ」と言ってもらえたと話しました。そして、「子育てが少ししんどいと思うとき、しんどいからこそいっしょにいるときは笑顔になれる時間をみなさんと過ごしたいと思ってます」とアピールしました。
子どもたちとの大会開催を熱望!
続いて、澤井市長より委嘱状、たすき、名刺パネルを手渡されると、笑顔で記念撮影。澤井市長とのトークタイムでは、「一番喜ぶメニューはカレー」など、お互いのイクメンぶりを語り合った高井。息子と公園でサッカーをすることもあると話すと、市長からは「松原市は公園などの環境も充実している、雨天でも遊べるところもあるので、おもしろおかしく発信できる大使として仕事してもらえたら」と期待のコメント。それを受けて高井は「ちびっこといっしょに遊びたい、なんかの大会をしましょう!」と話すと、会場からは拍手が起こりました。
会場からの質問に答える時間では、子育てで一番うれしいのは息子の笑顔を見られること、夜泣きがひどかったときはちょっと逃げ出したかったけど、今はいい思い出など、自身の子育てについて明かすと、「妻はすごいと思ったこと」という質問には「全部でしょ!」と即答。パパに権限はない、家のルールはママが作って、それに子どもとパパが従うのが一番いい感じでいくんじゃないか、と持論を展開しました。
続いて会場の子どもたちの呼び声で、松原市のマスコットキャラクター「マッキー」が登場。みんなで曲に合わせて体操を行うと、最後は来場した人たちと記念撮影。就任式は終了しました。
グチ聞き大会も開催予定!?
囲み取材では、『しんきげきといっしょ』についても改めて言及。毎年秋に開催されていること、みんなで歌って、踊る、子ども参加型のイベントであることを説明し、今年の春休みには大阪市内の劇場で開催したこと、夏にも予定があることを明かしました。
子育て応援大使に就任したことについては、今までやってきたことが形になったのがうれしい、と笑顔。今後の取り組みについて質問されると、公園でちびっこたちと遊ぶことを挙げたほか、「子育て中のお母さんから旦那に対するグチを聞き出して家に持ち帰らないようにする」など、いろんな企画をやりたいと意欲十分。
市長は、今日の高井を見ていて、やはり子どもたちの心を掴むのがうまいと感心していたと明かし、子育て中の親もお笑いや楽しみを持ってもらうことで子育ての元気を蓄えられると思う、と今後の高井の活動に期待。高井も「イベントをやることでこっちもパワーをもらえる、今回の大使就任を機に、もっとパワーをもらえるようになれば」と笑顔で語りました。